デジカメ / デジタルビデオカメラ / スマホ用の撮像素子(イメージセンサ/imager/CMOSセンサ)について、マニアな情報や私見を徒然なるままに述べるBlogです(^^;)
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ということで、今年'17年以降のニコンのレンズ固定式カメラのラインナップ編成がどうなるのか?個人的に要注目です。
Canon、富士フイルム、パナソニック、オリンパスは順当に(?)コンデジの現役ラインナップ数は'14年から続けて漸減。
ソニーはラインナップを増やし続けていますが、これは見せかけの様なもので、
(以前にも書きましたが、皆さんご存知の様に)RX1、RX10、RX100のそれぞれのシリーズが新機種が発売されても並売しつづけられている結果です。
むしろ'16年のソニーの新機種は3機種のみと少なく、
しかもいずれも1インチないしはフルサイズ撮像素子搭載の高価格帯(≒高付加価値)モデルのみで、
ニコンとは対照的に(?)明らかに数は捨てて利幅重視のビジネスに切り替えている方針に見えます。
そして、やはりレンズスタイルカメラ(レンズだけカメラ?)シリーズは終焉か?
そして未だフルサイズ撮像素子搭載モデルはソニーからだけしか出ていないというのはある意味最大のソニーの特徴
キヤノン、ニコン、ソニーのカメラ3大メーカーから中位のカメラメーカーに目を移すと、'16年はかなり特徴がはっきりしてきます。
最早そうしないと生き残れないということでしょうか。
最も個人的に頑張っているように見えるのはパナソニック。
ラインナップ数、及び新機種の割合が高く、そして特徴は
・最早廉価機はラインナップしない
・1インチ以上の大判撮像素子搭載モデル割合が多い
・4Kと中心とした動画機能の充実が凄い
高倍率ズームモデルは消滅させた
国内シェア3位のカシオは、ラインナップ機種数が多く、新機種の数もそれなりに多いのですが、
特徴は何といっても
・ライフスタイルカメラ(撮像部-モニタ部分離カメラ?)EX-FR〇〇〇シリーズの充実
全天周(円周魚眼13.4mm)モデル
超大画素ピッチ、190万画素、F2.8大口径の超高感度モデル
ゴルファー専用?モデル
あとは、
・1/1.7インチ撮像素子モデルをラインナップしているのは希少
・ZR4000は、19mm広角でF値の明るいモデルとして特徴あり
富士フイルムは、
悪く言うと、最早コンデジを捨てている(^^;)
現在現役で売られている機種数は2機種で、一つがAPS-Cサイズ素子搭載の単焦点モデルで、
もう一つがタフネス系のカメラ。
後者のカメラに他社に対する際立った特徴は無い様に個人的には感じられるため、
富士フイルムの特徴は、
・APS-Cサイズ素子単焦点の硬派な高付加価値カメラ事実上一本で勝負しているところ
富士伝統の2/3インチ撮像素子搭載モデルも、遂に'16年中に消滅。
レンズ交換式カメラでも感じるのですが、コンデジではより、数を追わずシェアは気にしないスタンスでいるように感じます。
オリンパスは、
・5軸手ぶれ補正とタフネスカメラのみで事実上勝負 (高倍率ズームモデルも消滅させた)
・タフネスカメラの方は、GPS、気圧、温度、方位、加速度の各センサ装備でログ機能押し
リコーは、
・シータ(撮像素子2枚使いの360°撮影可能)シリーズの充実と、やはり超広角204°、14mm相当F2.0の明るいレンズ搭載のアクションカメラ
シグマは、皆さんご存知
・APS-Cサイズ素子、全画素3原色捉えるFOVEON搭載 & 奇抜なデザインのQuattroで唯我独尊勝負
と、こうやって各社の特色を並べていくと、
むしろ全く奇をてらわず極々オーソドックスな機種のみを並べ続けるキヤノンがむしろ異様に見えてきました(^^;)
(あ、でもキヤノンもシャッターがリング状に配置された?スクエアカメラpowerShotNシリーズは消滅させていますね)
これぞ横綱相撲というものなのか・・・
まあ、市場縮小し続けていますので、キヤノンとて余裕があるとは思えませんが(^^;)
明けましておめでとうございます。
コンデジ市場の急激な縮小を続いているのは、よく言われているように、スマホのカメラで満足する層は単体のカメラを購入せず、画質に満足できない層はレンズ交換式カメラを選ぶためでしょう。
しかし、コンデジをほぼ終息させレンズ交換式カメラに集中したはずのオリンパスの映像事業でも、2016年3月期決算に引き続き、2017年3月期期四半期の第1期と第2期も損失が出続けています。多分、スチル撮影に限定すると、レンズ交換式カメラでは比較的小型の4/3型センサーに訴求力が失われているのでしょう。
この流れは、1型センサーが主流の現在の高級コンデジ市場にも早晩広がるでしょう。ニコンがDLシリーズのペンディングを続けているのは、1型センサー機をキャンセルし、APS-C型(あるいはより大型)センサー機を準備しているためではと勘ぐっています。
>hi-lowさん
>明けましておめでとうございます。
おめでとうございます(・・・もう2月になってしまいましたが^^;)
また、年末のコメントに返信出来ておらず申し訳ありません。
>しかし、コンデジをほぼ終息させレンズ交換式カメラに集中したはずのオリンパスの映像事業でも、2016年3月期決算に引き続き、2017年3月期期四半期の第1期と第2期も損失が出続けています。
E-M1Mark2効果か、つい先日発表された3Qに限るとやっとこ(?)四半期ベースで営業黒字(¥21億)を達成した模様です。
高級機なので、初期需要が一巡したこの後も勢いが続くかは・・・?ですが^^;
>ニコンがDLシリーズのペンディングを続けているのは、1型センサー機をキャンセルし、APS-C型(あるいはより大型)センサー機を準備しているためではと勘ぐっています。
↑もしhi-lowさんのご懸念(?)が当たってしまうと、ニコンファンを中心にデジカメに興味ある層では色んな意味で大騒ぎですね(^^;)
果たしてニコンにとってどちらが良いのか?
ニコンは今カメラだけでなく、会社として何となく正念場な気がしています・・・
ずいぶん前にコメントで書いたような記憶があるのですが、、、:-)
デジカメの需要は、日本国内においてはすでに満たされている気がしています。また、「カメラ」という形に愛着を持つユーザー層は比較的高齢ではないかとも感じていますので、マーケットという面で見ればやや特殊です。
したがって、新規顧客はそれほど多くなく、買い替え需要、または所有欲をそそる製品が中心になるのは致し方ないところかと。
いまの若者には可処分所得があまりありませんので、ものを売ろうと思ったら、若者にお金を回す仕組みを作るのが先決です。年寄りよりも、若者のほうが物欲は強いはずなので。^^;
>toshiさん
やっと今年のblog更新数がtoshiさんに追いつきました
今日で追い越せるかな?(笑)
ご意見いずれもご最もだと思います。
私などは、”もし一台で自分の要求にすべて応えてくれるコンデジがあれば、高くても買うかな”程度の漠然とした思いはありますが、
小さい頃から携帯電話orスマホを持っていた世代では、そういう発想(?)も出てこないかもしれませんね。
また、若者の可処分所得の件は言われてみれば特に頷けるところなのですが、個人に何が出来るのか?
(法律が許さないと思いますが、)選挙の投票の票数を若くなればなるほど比重を高めるとか・・・そうやって政治家が若者の方にすり寄る仕組みにすることくらいしか思いつきませんf(^^;)
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