今年は
デジカメマガジンでのカメラメーカーへ今後についてのインタビュー(質問?)記事企画は無い様ですね。楽しみにしていましたので、個人的には残念です(--;)
さて、
先週のビデオカメラ編に引き続き、今週は今年の傾向を中心としたコンパクトデジカメ編にしたいと思います。
個人的な目的はサブタイトルの通りで、”最近のコンパクトデジカメ及びその採用撮像素子のトレンドを抑えておきたい”というものになります。
本企画(?)は一年振りのもので、昨年と対比しながらの方が面白いと思いますので、
昨年のエントリも並行して参照してみてください。
さて、ではまずは今年のコンパクトデジカメの販売台数などですが・・・
去年の様な表の今年版を作ったのですが、虫食いが多くてまともな表になりませんでした(--;)
やはり各社、不調な分野の内容を詳細には公表したくないという心理が働く様で、
多くの場合この手の数字が出てくるのは四半期ごとの決算報告の参考資料なのですが、多くのデジカメメーカーが販売台数に関して今年は触れていませんでした。
という訳で、以下台数に関して数字が拾えているメーカーのみ記載します。
[3回]
いずれも直近の決算報告時の今年度の計画台数になります
※Canonは'15年1~12月、他のメーカーは全て'15年4月~'16年3月 の計画台数
※それぞれ右側の()内数値は、昨年度の実績及び本年度との比較値です
Canon :700万台 (907万台 ▲207万台 23%減予測)
Nikon :600万台 (769万台 ▲169万台 22%減予測)
Olympus: 48万台 (78万台 ▲30万台 38%減予測)
Sony :(レンズ交換式と合わせて)570万台 (850万台 ▲33%減予測) ※コンパクトデジカメとの内訳未公表
私が調べる限り、上記以外のメーカーは台数非公表だと思います
ただ、
昨年の数字及び、各社20%以上今年は販売台数は減少しているだろうことを鑑みると、
パナソニック、富士フイルム、カシオの各社とも100万台で推移しているのじゃないかと思います。
ソニーはレンズ交換式カメラも含んだ数値ですので、ここでは参考値ですね。
しかし、ソニーはレンズ交換式(主にミラーレス)は今年は好調に推移(恐らく前年度に対してプラス)しているはずですので、減少分は全てコンパクトデジカメであると思われます。
また、参考までに、
今年のCIPA(カメラ映像機器工業会)の今年1~10月のワールドワイドのコンパクトデジカメの販売台数実績統計にリンクしておきます。
ここの数値を拾うと、
今年の1~10月の実績で、各社合計:19179820台 (約1918万台) です。
単純にこの数字を12/10倍すると、
今年1年の販売台数は凡そ2302万台
'14年実績が
29595240 ≒ 2960万台
ですので、
業界全体で概略現状で、
対前年比22%減 予測ということになりそうです。
'13年⇒'14年の35%減という数字と比較すると、減少幅は減少しているとはいえ、
少なくともコンパクトデジカメはまだ”下げ止まった”とはお世辞にも(?)言える状態では無さそうです。
また、金額ベースの市場規模ですが、同じく
CIPA統計からワールドワイドで今年1月~10月の出荷ベースで
約¥2640億
同じく概略で12/10倍すると、
今年一年では約¥3170億市場
金額ベースでの対前年度の落ち込みは-10%少々という感じの様で、ここからもカメラの平均単価の上昇が見てとれますね。
で、市場全体の話としてはこれが最後ですが、メーカー別のコンパクトデジカメの市場シェア。
こちらはワールドワイドでは無く、日本国内のデータになってしまいますが、ビデオカメラの時
同様BCNのランキングから持ってくると、
1位 キヤノン 28.7%
2位 ニコン 15.3%
3位 カシオ 15.2% !!!
国内のみの、しかもBCNという一団体の集計値ではあるのですが、
2位まではまあ順当と思うのですが、3位のカシオは(関係者には大変失礼なのですが、)超意外でした(^^;)
しかし、こうシェアを示されると、ちょっとわかる面もあり。
後ほど出てくるメーカーごとの機種数などの数を見ても、カシオは3大メーカー(?)のキヤノン、ニコン、ソニーに伍して多いですし、実際そう言えば今年私はカシオのコンパクトデジカメを購入しました(^^;)
連写機能が優れていて、その特徴を活かした高ISO時の複数枚合成によるノイズリダクションなどの機能と、(結局使っていないのですが^^;)タイムラプス機能など、”どうせ買うなら何か特徴あるカメラが良いな”というモチベーションにより決定しました。(もちろん予算があれば各社の1インチハイエンドコンデジにしたと思うのですが、お安い機種の中での選定で上記結論に達しました)
さて、ここから以下は本題の今年一年間に発売されたカメラ機種など、メーカーごとの比較などにいきたいと思います。
まず最初に、個人的な見解などを述べる前にその元となる客観的なデータ(?)を以下に載せます。
↑各メーカーごとの、”現役ラインナップ”コンパクトデジカメ一覧
※上表にリストアップしているのは、上記メーカーが日本国内向けに以下それぞれの公式HPに'15/12/19現在載っており、
かつ、”価格.comでの取り扱い店舗が存在する機種”としています※カシオに関しては、HPにて”流通限定モデル”と記載してあるものについては、リストから除外しています※”~Edition”といった様な(コラボモデル等の)限定モデルもリストから除外しています※「カシオのWG-M1はどちらかと言えばムービー機だろう」という話もありますが、今回は便宜上”コンパクトデジカメ”として以後も含めカウントしています(^^;)
※ソニーRX1RⅡは、発表はされましたが発売が来年以降に延期されたため、ここではリストアップしていません
各社公式HP
Canon / Nikon / SONY / Panasonic / 富士フイルム / Olympus / CASIO / リコー・ペンタックス / シグマ
また以下に、上表から”今年発売された機種のみ”抜き出した一覧を掲載します。
※”独自カメラジャンル分け”は、私が感覚を掴みやすいように、以下を目安にカメラをジャンル分けしています 1)1/1.7インチ以上の撮像素子搭載機⇒無条件に”ハイエンド” 2)ズーム倍率が10倍を超えるもの(※10倍justは含まない。具体的には12倍以上)⇒”高倍率ズーム” 3)上記双方に属さず、かつ防塵・防適・防水・耐衝撃性能のいずれか一つ以上をメーカーが謳っているもの⇒”タフネス” 4)私の主観で、”ちょっと異質なカメラ≒ジャンル分け不能”と感じたカメラ(^^;)⇒”その他” ※具体的には、リコーTHETA(全天球カメラ)やソニーQX30(レンズだけカメラ)、カシオFR100(撮像部分離カメラ)など 5)上記いずれにも属さないカメラ⇒”スリム” ※具体的には、ズーム倍率が10倍以下で、搭載撮像素子サイズが1/2.3インチのものなど
↑各カメラメーカーごとの、現役ラインナップ機種数と本年発売機種数 比較
参考までに'14年の現役ラインナップ機種数(左青棒)も載せています。
(ただし、'14年は8月集計のものになります)
これを見て、以下の様なことを感じました。
1)遂にソニーがラインナップ数ではキヤノンなどを抜いてトップに立った
2)しかしソニーの今年の発売機種数は4機種と、上位メーカーにしては多くない
3)昨年と比較すると、パナソニックとカシオは随分と機種数を減らしてラインナップ整理をした
4)今年の発売機種数としてはやはり業界老舗(トップ)のキヤノンとニコンが多い
5)そして、ニコンは'15年末の時点の現役ラインナップは全て'15年に発売した機種のみになっている('14年以前発売機種は、公式HPにはもう載っていない)
6)カシオが、現役ラインナップ数及び今年度発売機種数双方において、キヤノン、ニコン、ソニーの上位3社に迫っている、もしくは追い抜いているところもある
7)'14年8月の現役ラインナップ機種数合計は99。'15年末同合計は86 と、やはりコンパクトデジカメラインナップ数は右肩下がり市場に合わせて減少している
1)、2)のソニーの件は、結局RXシリーズ(RX1、RX10、RX100)のフルサイズもしくは1インチイメージャー搭載のハイエンドラインナップが、
明らかに後継であろうという機種が登場しても型落ち品として市場や公式HPから姿を消すことなく数年に渡り居座り続けていることにより起こっている事象です。
ソニーはレンズ交換式の市場のα7シリーズで同様のことを行っています。
これは、私は今まで見たことが無い戦略(?)です。
ソニーはビデオ市場でもシェアトップであるにも関わらず、新規投入機種数は多くない(≒あまり新製品開発リソースと使っていない)ものでした。
もし仮にこれで売上げと利益が共に好調に推移するのであれば、1インチコンデジを他社が真似をした様に、このビジネスモデル(?)もいずれまた他社が真似をすることになるのだろうと思います。
後はグラフでは無く、一覧表から読み取ったことですが、
8)明らかに今年キヤノンが1インチ撮像素子搭載のハイエンドコンデジラインナップを強化してきている
(ソニーと若干異なり、1インチの中でも上位と下位のヒエラルキーを持たせた1、3,5,7,9の一桁奇数番のラインナップ構成)
また、伝統のPowerShotSシリーズが消滅!?ixyラインナップ数も減り、明らかに高価格帯にラインナップを寄せてきている)
9)ソニー、キヤノンの上位勢が着々と1インチのハイエンドラインでブランドイメージと粗利益を確立or稼いでいく中、ニコンは(単純に戦略ミスか技術がついていかなかったのかわからないが)1インチ以上のラインナップを持たない
(1インチどころか、1/1.7インチ素子採用カメラも無く、事実上1/2.3インチ素子採用機のみのラインナップ)
10)ソニーの話題になった”レンズスタイルカメラ”の新機種が今年は1機種も発売されていない。予定通りか!?それともやっぱり売れてないのか!?
そして、未だフルサイズコンパクトはソニーからのみ。やはりああいう小型化が可能なのはソニーだけ?!
11)シグマのDPmerrillシリーズがディスコン。事実上quattroシリーズに完全に移行した
12)富士、パナ、オリ、リコー、シグマの5社は、最早ありきたりの廉価機種はラインナップしていない。
ハイエンド(1/1.7インチ以上サイズの素子採用)、タフネス(防塵、棒滴、耐衝撃いずれか)、高倍率ズームの内のいずれかのジャンルに入るカメラしかラインナップしていない
13) コンパクトデジカメでもジワリジワリと4K動画撮影可能機が増えており、
今年、パナソニック(現役ラインナップで最多の3機種)に加え、ソニーの裏面積層センサ(DRAM付)採用のRX100M4及びRX10M2が4K撮影に対応し、計5機種となった
しかし逆に言うと、まだこの2社しか製品化出来ておらず、そして上記5機種も4K30pまでで、60pには対応出来ていない
14) どこの会社が特に多いとは指摘しませんが(^^;)、この私の一覧表でまとめる項目(画素数、光学フォーマットサイズ、光学ズーム倍率)では、何も前機種から変化が無い後継機種が型番だけ数字を足しただけでそのまま出ていることも多そう
(そりゃ売れなくもなりますね・・・(^^;))
↑'15年発売コンパクトデジカメ全47機種の画素数別内訳
※リコーTHETA Sは1200万画素の撮像素子2個使いだが、ここでは1200万画素とした
まず、今年各社から発売されたコンパクトデジカメの機種数は47。
ちなみに昨年は62。-15機種。
やはり、ラインナップ数同様、発売機種数も減少傾向にあるようです。
昨年'14年と比較すると(多少項目分けが異なりますが)、”1600~1800万画素のカメラ機種割合が10%程度減り、その分がそのまま2000万画素機の割合増加に繋がっている”という感じです。
2000万画素機が増えたひとつの要因は、1インチ素子搭載機が増え、その撮像素子が2000万画素だから というものですが、
その他にも、現在主流の1/2.3インチ素子で、裏面照射型CMOSセンサの2000万画素採用機が増えたから というのもありそうです。
※ただし、2000万画素のカメラを新たに今年発売したメーカーは、Canon/Nikon/SONYの上位3社だけです(注:シグマ除く)。
2000万画素のイメージセンサの調達コストが高いとか、最早画素数を増やしても総合的にはユーザー体験を向上させられないという見積もりとか、何か出さないメーカーなりの理由があるのでしょうかね。
ちなみに”2400万画素以上”という分類にしましたが、実際にはそこは2機種のみであり、そしてその2機種はCIPA上は”2900万画素”表記のシグマのFOVEON quattroセンサ搭載のDP機のみです。
未だコンパクトデジカメで2400万画素以上の画素数の撮像素子は、ソニーのRX1シリーズの2機種と、シグマの新旧DPシリーズのみであり、
つまりフルサイズとAPS-Cサイズ素子のみの画素数領域です。
全体的に(平均的に?)見ると、やはりカメラの多画素化は今でも進行していることになるのですが、
max画素数という見方をすると、来年2016年も恐らく大判の撮像素子搭載機以外の2400万画素オーバー機は出てこないのじゃないかと思います。
というのも、現在ソニーがコンパクトデジカメで主流の1/2.3インチや、また可能性のある1/1.7インチ素子で、
最大でも20Mpixまでの画素数の素子しか用意していないからです。
年明けすぐに、例えばモバイルで主流の1.12um□ピッチの素子をデジカメ用にエンジニアリングサンプル供給を開始しても、年内のデジカメの製品化は難しいのじゃないでしょうか?
また、1000万画素機は今年は1機種出ていますが、それはカシオのEX-FR100(撮像部分離カメラ?)ですので、かなり特殊なケース。事実上はもう1000万画素機は存在しないと考えて良さそうです。
しかし、1200万画素機の方は未だ健在で、リコーTHETA Sというレアケースもありますが、カシオ、富士フイルム、パナソニックそれぞれが、自社のハイエンドラインのデジカメに採用している傾向があります。
私の様な大画素ピッチ信者(^^;)に配慮、もしくはまだ多数の大画素ピッチ支持層が存在するということでしょうか。
↑'15年発売コンパクトデジカメの採用撮像素子の光学フォーマットサイズ別内訳
※1/2.3インチには、パナソニックの1/2.33インチも含む
昨年と比較すると、全体の3/4が1/2.3インチ機であることは変わらず。
2/3インチ機も富士のハイエンドコンデジのみで割合に変化無し。
基本的には、Lowエンドの1/3.1インチ機及び、比較的ハイエンドだった1/1.7インチ機が昨年に引き続き更に減少し、ほぼ絶滅危惧種に。
その分1インチの上位機が割合的に増えているという構図。
コンパクトデジカメ分野の撮像素子サイズは1インチか1/2.3インチかというかなり2極化な世界の典型となっている様子。
↑'15年発売コンパクトデジカメ搭載撮像素子の、CCD vs CMOS割合
昨年と比較すると、CCDとCMOSセンサの採用割合はほとんど変化ありません。
個人的には、どんどんCCDが駆逐(?)されると思っていたので意外です。
こういう結果になるということは、恐らく同じ画素数及び光学フォーマットサイズ同士の条件であれば、CCDの方がCMOSセンサよりも調達コストが安いのでは?と個人的に予想します。
(”同じ様な条件”という表現をしましたが、CCD搭載デジカメの動画スペックがみな”FHD30p止まりで60pを出せない”という、最近動画も重要視される風潮にある中で、CMOSセンサとの決定的な仕様上の違いはあります)
また、CCD供給最大手のソニーが、CCDの生産終了を宣言しましたので、遠からぬ将来どちらにしてもコンパクトデジカメからもCCD機が無くなることは、ほぼ間違い無いと予想されます。
↑'15年発売コンパクトデジカメでCMOS型撮像素子搭載カメラの、FSI vs BSI割合
※メーカーHPで表面照射型か裏面照射型かの別が明記してある以下メーカーのみで分類
キヤノン / ソニー / カシオ / シグマ
昨年と比較すると、こちらは10%弱ほど裏面照射型センサ搭載機の割合が今年の方が増加しています。
実際には、表面照射型の2機種は、シグマのFOVEONセンサ=APS-Cサイズセンサの2機種のみですので、
今年以降発売されたコンパクトデジカメは、1インチ以下サイズの素子は、CMOS機であれば最早全て裏面照射型だと判断してほぼ間違いが無い状況です。
最早フルサイズセンサにおいてもソニーは裏面照射化してきている昨今ですので、もしかしたら今後は”ソニー製素子であれば”全て裏面照射型センサ・・・なんてことになるかもしれません(コストのこともあるので、すぐには全てはならないとは思いますが・・・)。
↑'15年発売コンパクトデジカメの最安値価格による価格帯内訳
※'15/12/19現在の価格.com最安値により分類
最後は撮像素子とは深くは関係ありませんが、カメラ自体のお値段の傾向です。
やっぱりビデオカメラよりはコンパクトデジカメの方が全般的にお安くなっていることがわかります。
まあ出荷される台数が異なるので、当たり前でしょうか。
図からも明らかな様に、コンパクトデジカメの最頻分布価格帯は\1万or\2万台で、全体の約半数を占めます。
\10万以上の一台は、ソニーのRX10M2で\13万弱程度で、これが本年発売のコンデジの中での最高額。
逆に\1万以下の機種も未だ13%程度の比率存在して、それらは6機種全てCCD搭載カメラでした。
恐らく偶然では無く、やはりCCDの調達コストの方がCMOSセンサのそれよりもお安いのではないでしょうか。
そして昨年に引き続き、この\1万を切ってしまう売値の機種の半数にあたる3機種がニコンのカメラです(←ニコン全9機種中)。
ちなみに残りの3機種は、キヤノンが1機種、カシオが2機種。
いずれも割と上から下までの機種をラインナップしているメーカーになります。
逆に言うと、他のメーカーは”もう\1万の売値を下回ってしまう様なカメラは企画しないよ”というスタンスなのだと予想します。
ニコンは何故こうなってしまうことが最早スペックから予想できる機種を3機種も用意してしまうのでしょう?利益がほとんど出なくてもシェアを取りにいっているという理解しか出来ないのですが、本当にそういう戦略なのでしょうか、疑問です。
さて、長々書いてしまいましたが、年が明けるとすぐにCES。
そこで多くの会社からまた新しいコンパクトデジカメが発表されるのは間違い無いと思います。
ビデオカメラ同様、そこでの発表されるカメラで何となく今後のコンパクトデジカメの方向性が感じられると思いますし、個人的には良い意味でも悪い意味でもどちらでも良いので(^^;)”マジでっ!?”と驚かせてくれる様なカメラの発表を期待しています。
でないとあまりに単調で、ビデオ同様コンパクトデジカメもこのまとめを行う気力が出てこなくなるというのもあるので(^^;)
ps 最近の驚きで言うと、レンズスタイルカメラにはかなり驚きましたが、残念ながら少なくとも日本ではほとんど話題は継続していない様に感じます。
翻って驚きはそこまででは無かったですが、リコーのTHETAは社会現象にはなっていないし私の周囲でも持っている方はいらっしゃいませんが、マニアの間では十分話題が継続している様に思います。
欲を言えば360°撮影の話題を超える様なユーザーエクスペリエンスを与えてくれる様なカメラを希望します。来年はphotokinaイヤーでもありますし(^^)
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