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Imager マニア

デジカメ / デジタルビデオカメラ / スマホ用の撮像素子(イメージセンサ/imager/CMOSセンサ)について、マニアな情報や私見を徒然なるままに述べるBlogです(^^;)

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Single Exposure で87dBのHDR ~IISW2017より 日本と台湾ベースのスタートアップ Brillnics

ソニー熊本の昨年の震災時の揺れとその後の復旧ビデオ

映像から相当な揺れであったことがわかります。
ナレーションや映像自体を見ると、ビデオ制作自体はプロの仕事では無いと思われますが、明らかにソニー公式ビデオ。
今、これを公開するソニーの意図はわかりませんが、個人的にH鋼が曲がってしまうほどの揺れだったというのことに衝撃を受けますし、
またH鋼が曲がってしまった建屋でも、イチから作り直さなくても復旧可能なものなのか?というのも驚きます(^^;)


Qualcomm 彼らの第二世代のカメラISPはリアルタイムでの深度map作成可能に

色々な用途が想定されているようですが、ひとまずはVR対応しておこうということですね。
私が次に買い替えるスマホでは、何かこれを用いて面白いアプリが生まれているでしょうか?



 さて、今回の本題も前回に引き続き、IISW2017から。
Brillnicsという日本と台湾をベースに起業した新興企業の恐らくFirst製品のimagerです。
恐らくその宣伝も兼ねた発表であったと思われます。

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脅威の赤外感度 InviSageとは? ~IISW2017より

どこぞの会社のスマホは遂にフロントカメラがダブルで、なんとリアはトリプルに・・・
流石にこれが今後すぐにスタンダードになるとは思えませんが、しばらく後にこれが普通になった暁には、撮像素子メーカーはウハウハですね(^^;)

 今年6月のIISW2017paperが早くもオープンに

そしてクロノカム。
この会社、最近名前を聞き出す様になった、ある閾値以上の電荷が蓄積された画素信号だけ読み出すという方式(?←まだよく調べていないのでもしかしたら間違っているかもしれません)イメージセンサを売りにしている会社。
所定のフレームレートでいつも読みだすという通常の撮像素子に対して、低消費電力でデータ帯域を圧迫しないことが特徴らしいのですが、ストレートに言うと車載センサ狙いだと思われます(もちろん他用途も狙っているでしょうけれど・・・)
今回遂に製品を世にリリースする運びの様子
いずれ弊blogでもフィーチャーしてみたいと思っています。


 しかし今週は、IISW2017から。
こちらも以前から私が気になっていた新興(?)企業の、これまた通常とは一風変わった撮像素子を取り上げてみたいと思います。
その会社の名前はInviSage。
どこが一風変わっているかというのはこちらのpaperからざっと本当に簡単に。


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ISSCC 2017 発表プログラム Imager案件

今年ももう少しで終わりですね。早い。
社会人になってから年末の実感が出るのは29~30頃に年賀状を書き出してからですf(^^;)

 さて、今週、IEDM2016が終わりました。
日本の一般的なメディア媒体の記事に出てきていたのはソニーの案件だけでしょうか?
 8.4 Cu-Cuハイブリッドボンディングについて
 8.7 偏光素子内蔵CMOSイメージセンサ

上記記事の感じからすると、
 後者の偏光素子センサの方は概略以前の弊blogエントリの認識で誤り無い感じでしょうか。

 前者もやはり既にチップワークスに解析済みの件で間違い無い様子ですが、
個人的に意外だったのは、信頼性関係のデータやCuの接合面に空孔が集まることがこの貼り合わせの課題の一つで、それをCMP研磨前の熱処理にて回避した等の情報が出てきたらしいことです。

 本当に具体的な熱処理や研磨の条件などはオープンにはしていないのだとは思いますが、
今までの私のソニーに対するイメージは、”もう無理に学会で自社センサの宣伝をする必要は無くて、むしろ下手に情報公開して真似されるリスクのあることは極力発表しないようにしよう。で、他社(主にチップワークス^^;)に解析されてわかってしまうことだけ渋々発表しようか”・・・的な空気を感じていたので意外でした。 
さすがのチップワークスが解析しても、信頼性データやCu内の空孔がどこに溜まりやすくて、それを回避する手段がCMP研磨前の熱処理にあるということまではわからないはずですので・・・。

その点、後者の偏光センサ(?)の方の発表は、日経の記事を読むとソニーの中でも技術オリエンテッドな開発だった気配で、”もっとこのセンサの大きな需要が見込めるアプリ(≒用途)が無いか、皆さん側からも提案して欲しい”的な目的が感じられるので、発表する理由に個人的に納得がいくのですが・・・


 さて、前置き相変わらず長くなりましたが、今週は簡単に来年2月のISSCC発表プログラムのImager案件まとめをいきたいと思います。



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CMOSIS 48Mpix(8K)30pグローバルシャッタセンサスペックを眺めてみた ~やはり産業用は産業用か

先々週、冒頭で「1週書いてないと、いろんな書きたいことが出てくる」みたいなコメントを書いて、その後トピックを羅列した中で、もういくつか気になっていたことが漏れていました。

 既にご興味の方には既知情報だと思われますが、
ニコン 1350人の人員適正化による固定費削減
 まあ世間一般的に平たく言うと”リストラ”というやつではないでしょうか。
 内350名が、映像事業≒カメラ事業の人員ということの様です。

 そして、今年度の第2四半期の決算は、どこの会社もカメラ事業は厳しかった様子。
ニコンも赤字では無くて黒字は黒字ですので、「今のうちから立て直しを」ということでしょうね。
コンパクトデジカメのフルラインナップ政策(?)の考え直しという様なニュアンスの記載も決算資料に見えるのも、今後の動向として個人的に興味深い点です。


 また先週は、来年二月のISSCCのプログラムの一部発表でしたが、今週は全て公式発表されていますね。
ISSCCは毎度abst(要約)が公表されないため、発表内容をタイトルからしか類推することしか出来ないのですが(--;)、一度やはりイメージセンサ関係は、発表タイトルと組織とその国籍についてはまとめておきたいと考えています。

 そしてもう一つ、タムロン(Tamron)が超高感度&ワイドダイナミックレンジな撮像素子を開発!?
ImageSensorWorldさんに拠れば、JST(科学技術振興機構)のサポートを受けての開発だとか。
 ”何故今タムロン(Tamron)が撮像素子を?”
というのと、実際に世に出回ることになるのかと併せて気になるところです。



 さて、今週ですが、タイトルの通り、

CMOSIS8K30pグローバルシャッタセンサ (写真はデジカメwatchさんより) のスペックを眺めてみました というお話です。

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'16年IEDMでソニー発表の偏光CMOSイメージセンサってどんな感じのものなんだろう? ~やっぱり用途はB to B?

ソニーがIEDMで発表する偏光センサは一体何に使うんだろう?”
⇒”はっ!もしやPLAYSTATION CAMERAに(プレイヤーのHMDの傾き検知とかに使ってるのか)!?なんかタイムリーだし”・・・

・・・なんて、思いましたが、やっぱりそんなことは無さそうですねf(^^;)

↑「プレイステーションVRは青色LEDを備えていて、それをプレイステーションカメラで撮像しして位置(向き)検知している」と聞いて、冒頭の様に一瞬思ったのですが、

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