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Imager マニア

デジカメ / デジタルビデオカメラ / スマホ用の撮像素子(イメージセンサ/imager/CMOSセンサ)について、マニアな情報や私見を徒然なるままに述べるBlogです(^^;)

NHK技研公開2014 ~撮像デバイスの3次元構造化技術

今年の技研公開エントリ第三弾です。
(第一弾第二弾は←こちら)

 こちらも例年継続して展示されている研究項目で、
サブタイトルは ~超高精細と高フレームレートの両立を目指して

 こちらも是非ともこの研究の流れを見る上で、一昨年、及び昨年の技研公開時の拙blogをお読みになってから本blogエントリをスタートされることを希望します。

 簡単に研究背景ですが、この研究の目的は(私が見聞きする限り、)二つ前のエントリ(結晶セレンの低電圧増倍膜)及び一つ前のエントリ(有機三層撮像素子)よりも、更に次世代を睨んだものです。

 具体的には、サブタイトルの”超高精細”とは、現状のスーパーハイビジョンの8K解像度を超えて、例えば10億画素というような画素数のセンサのことを指しており、そういった画素数のセンサを60fpsや120fpsというフレームレートで読み出すことを目的としている様です。

(NHKは2030年前後にインテグラル立体TVという、いわばグラスレス3Dディスプレイの様なものによる放送を目指しており、その放送用の映像撮影には理屈上、上記の様な10億画素というような解像度のセンサが欲しいというところがモチベーションとなってスタートした研究項目の様です)


↑しかし、右側の従来の撮像デバイスの読み出し方法・・・つまり、模型の矢印方向の様に画素の上下に信号を読み出す方法では、現状のスーパーハイビジョン(3300万画素1.3億画素センサで)最早読み出しスピードの限界です(もう1.3億画素センサで1行の読み出しにかけられる時間は2uSec程度になっているのではないでしょうか)。

何故なら現状のCMOSセンサの行順次走査読み出しは、同時に読み出し可能なのは1行分の画素信号データのみで、そうならざるを得ないのは、読み出し回路が1列に一つしか割り当てられていないから(だから1列分の画素を時分割して読むしかないから)です。

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NHK技研公開2014 ~有機撮像デバイスの直接積層技術

技研公開に行ってきたエントリの第二弾です。
(第一弾はこちら)

 平日エントリなのと、時間が無くて当日あまりこのテーマのお話が聞けなかったので軽めに。

今回は、マニアな皆さんが一般的に興味をお持ちだと思われる(マニアにとっては)メジャーテーマ(笑)”有機撮像素子”です。

 今回読まれる前に、個人的には、昨年の技研公開時の拙blogのエントリを是非お読みなってから、本エントリを読まれることを希望します。
(別にアクセス数を増やすとかそういう話では無く、技研のこのテーマの流れを知ってから読む方が面白いと思うからです。)


↑断面模式モデル?

 前提ですが、上の写真の様に、NHK技研の有機撮像素子は、富士とパナソニックが開発中の有機撮像素子と異なり、カラーフィルタも用いない、1画素で3色とも有機膜で光電変換を行う、いわばFOVEONタイプのセンサを目指しています
昨年は相席とはいえ、ブース展示でしたが、今年はポスター展示に逆戻りしていました。

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NHK技研公開2014 ~低電圧増倍膜を用いた固体撮像デバイス

今年も行ってきました、NHK技研公開
全体の概要もいつかここに書きたいのですが、どうしてもこの週末忘れない内に書いておきたいこのネタから。


本blogタイトルと異なり、ブースの正式な名称は、
”光電変換膜積層型固体撮像デバイス ~高感度な8Kスーパーハイビジョンカメラの実現を目指して

~以降のサブタイトルは適切だと思うのですが、主タイトルの”光電変換膜~”の方は、あまりにも指している内容が漠然とし過ぎていて、ピンときません。

と、言う訳で(?)この研究開発の背景から。

↑昨年の技研公開のポスター展示写真から。

 私風に意訳すると・・・
スーパーハイビジョン(8K)などの高画素&高フレームレートな規格に適用可能な撮像素子を製造&運用すると
 ⇒狭画素ピッチ & シャッター速度の不足 のダブルパンチで圧倒的に感度不足
  ⇒上記課題の根本解決のためには、圧倒的に高感度な素子が必要
   ⇒その素子を実現するための手法の内の一つとして、光電変換膜内で信号電荷を増倍させることが可能な特性を持つ材料を固体撮像素子を用いることを考えた

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CP+2014全般的な感想とイメージセンサ単体展示と中判と ~ソニーが5000万画素中判CMOS分野へ

CP+2014へ行ってきたことは以前エントリしました。
が、その時のエントリはシグマ山木社長のステージセミナーのみの内容でした。

(昨年は、ソニーペンタックスリコーそれぞれのブースと富士のフジガキ隊(^^;)レポート行ったのですが)

 今回は、会場に足を運んでみての全般的な感想と、イメージセンサ単体展示写真と、
今年は中判カメラの発表当たり年だった気がしますので、そのあたりの話とエントリしたいと思います。


↑ソニーブース 300mmウェハ上に形成された35mmフルサイズCMOSセンサ

36Mの方か24Mpixの方かどちらか不明。
数えると、300mmウェハで40チップ取り
左側には、1インチ、APS-C、フルサイズと3種のパッケージング後の商品としてのセンサ展示もあり。←ただし、これは去年と変わらないように見えたので、ここでは割愛。

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CP+ 2014でシグマ山木社長のステージイベントを聞いてきた ~「Quattroセンサはあくまで従来FoveonX3センサと同じ技術です」by 山木社長

木曜初日の午後、及び日曜午後の半日ずつ、CP+ 2014 @パシフィコ横浜へ行ってきました。
木曜は主にセミナー(キーノートスピーチや技術アカデミー)参加、日曜はブース巡りです。
物好きだと笑ってやってください(^^;)

 CP+自体は今年は雪の影響で三日目の土曜が中止。前日の金曜も雪の影響で来場者数半減で、会期通しての4日間合わせて42000人ちょっとの人出に終わったようです(概略昨年の7割弱程度。目標は7万人だったそうです)。
主催者側は残念だったと思いますが、まあ天候相手なので仕方が無いことですね(^^;)

 さて、そんな日曜のブース巡りの中、どうしても外せないステージイベントがあり、写真家とモデルがキャイキャイ盛り上がっていた一つ前の興味無いイベント(^^;)から、観客(?)の入れ替わりを想定して人垣に加わり、最終的に目的のステージでは最前列でがぶりついてきました(^^;)ので、ご報告です。

 もうタイトルの通りです。
一会社の社長が自ら技術的なセミナーのトーカーを務めるという、個人的には極めて異例と思われる事態にも興味を惹かれました。

この方、確かシグマの二代目です。
略歴を見ると、入社19年目で社長に就任されてますね(^^;)
恐らくまだ50前のお歳だと思われます。


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