デジカメ / デジタルビデオカメラ / スマホ用の撮像素子(イメージセンサ/imager/CMOSセンサ)について、マニアな情報や私見を徒然なるままに述べるBlogです(^^;)
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パナソニックがGH4を開発発表。
”開発発表”というのがちょっと微妙なところですが(^^;)、CP+向けということなのでしょう。
パナソニックのミラーレスフラグシップであるGHシリーズと言えば、知る人ぞ知る動画カメラ。
5Dmark2から始まるEOS movieと双璧をなす、”一眼カメラで動画(映画?映像?)撮影”文化を牽引してきたシリーズで、GH2のあたりから業界人も仕事で使う人もいると聞きます。
更にはGH2についてはハッキングによって動画のデータレート(←○○bps)を強制的に(?)upしたファームversionが世の中に横行。
そのファームを使うことにより、映像制作のプロが使う、
Arri Alexa / Sony F65 ,F3 , FS100 / RED Epic / Canon C300
などと肩を並べ、キヤノンの7Dと共に一眼カメラの代表選手として映像のプロの映像ブラインドテストに登場するだけに留まらず、
なんとそのブラインドテストのプロの間の”好ましい映像”投票結果で堂々topを獲得。
(↑一応ですが、ハッキングファーム使用以外に、照明及びグレーディングも可のルールの元編集された映像での話ですので、純粋に機器の実力だけではありません。更に余談ですが、プロが撮影及び編集する映像だけにどれもきれいなのですが、比較対象として登場するiPhone4Sだけは窓の外の白飛びがプロの力をもってしても抑えることが出来ず、唯一ブラインドテストで撮影機材が私にもわかる結果となっているのが印象的でした)
そして今回も、”世界初、4K動画記録対応ミラーレス”を謳い文句の一つに掲げています。
前置きが長くなりましたが、そんなパナ一眼フラグシップGHシリーズの最新機種が開発発表。
して、その搭載撮像素子は?
今回はそんなエントリです。
さて、ではGH4搭載センサは一体何なんだ? という話ですが、
本来パナソニック自社製センサであれば、同じようにセンサ単体で外部に発表していてもおかしくないはずです。
が、そんなGH4搭載になりそうなスペックやフォーマットのセンサは他に発表されている形跡も無く・・・
とすると、考えられる可能性は以下二つかな?と思います。
①悲しいことに、GH4搭載センサも自社製ではなく他社製だった(←ソニー製とか)
②GH4搭載センサはれっきとした自社製だが、他社に売る気が毛頭無い(ので、センサ単体で外部公表する必要が無い)
GH4のカメラのHPで画質共に写真入りでセンサ自体もアピールされていますので、個人的には後者の、GH4センサはGH4向けのみにしか使うつもりが無いGH4専用センサである方かなと思います。
さて、今回の本題は以上です。
ここからは、このパナの(特に動画に)気合の入ったGH4のことをいくつか。
1) 今流行りの”ローパスレス”にはしなかった
←パナHPより
確かに16Mの画素数のままですし、ニコンのD800とD800Eの比較画像を見ても、私にはローパスフィルタ有無の差がわかりませんし、動画に注力する方針であれば(動画の方が静止画よりもモアレが発生した際には手当てが大変であることを考えても)ローパスフィルタありの選択は妥当な様に思います。
2) 多彩な動画記録フォーマット
MOV / MP4 / AVCHD
DCI 4K (4096×2160) UHD (3840×2160) フルHD (1920×1080) HD (720p) VGA
IPB ALL-Intra
30p/24p @4K 59.94p/29.97p/23.98p ←これに加えてAVCHDの場合にはインターレース記録も
その他バリアブルフレームレートも96fpsまで
最早上記掛け合わせ全てを列挙することは不可能なレベル。記録フォーマットの総合商社状態(^^;)
存在しないものを挙げた方が早く、raw、log、4K60p ←この3つ以外は全てあるという説明の方が簡便な感じです(^^;)
これも余談ですが、先日blogエントリした、ソニーの民生用カムコーダFDR-AX100同様、4K60pの壁は(こんな動画に気合を入れた機種でさえも採用しないところを見ると)現状再生編集環境も含めて相当高いのだなーと、逆に思い知らされます。
また、他にもう一つだけびみょ~な仕様が。
4K撮影時には、画角が少し4/3インチサイズよりも小さくなって、焦点距離2.3倍程度になるようです。
このGH4搭載撮像素子の横の列数が、(1605万画素のアスペクト比4:3だとすると計算上)だいたい4600列。ここから横4Kで17:9となるように中央部分を切り出して記録するようです。
つまり左右で約250列ずつを捨てる計算です。
その結果の焦点距離の2.3倍(フォーサーズの通常の対35mmフルサイズの焦点距離は約2倍)。
3) 動画撮影時にこだわる人が欲しいアシスト機能満載
ボケ味コントロール(インテリジェントオート / インテリジェントオートプラス[iA+] / クリエイティブコントロール※18)、色合いコントロール(インテリジェントオートプラス[iA+])、明るさコントロール(インテリジェントオートプラス[iA+])、タッチズーム、タッチQ.MENU、水準器表示、縦位置検出機能、インターバル撮影 / コマ撮りアニメ、ハイライトシャドウ、インテリジェントDレンジコントロール(OFF / AUTO / 弱 / 中 / 強)、超解像(OFF / 弱 / 中 / 強 / 拡張)、i手持ち夜景、iHDR、HDR、電子シャッター、シャッターディレイ、フラッシュ設定、デジタル赤目補正、ISO感度上限設定、ISO感度ステップ、拡張ISO感度、長秒ノイズ除去、シェーディング補正、個人認証、プロフィール設定、マスターペデスタル、輝度レベル設定、シンクロスキャン、タイムコード設定、撮影時HDMI入力、音声モニタリング、タッチ静音操作、マイクレベル表示、マイクレベル設定、専用マイク設定、マイクレベルリミッター、風音低減、レンズ動作音低減、SS/ゲイン操作、カラーバー、カスタムセット登録、サイレントモード、MFガイド、ピーキング、ヒストグラム表示、ガイドライン表示(3パターン)、センターマーカー表示、ハイライト表示、ゼブラパターン表示、常時プレビュー(Mモード)、露出メーター、LVF表示スタイル/モニター表示スタイル、モニター撮影情報画面、記録枠表示、動画優先表示、Fnボタン設定(撮影時:Wi-Fi、Q.MENU、LVF/モニター切換、AF/AE LOCK、AF-ON、プレビュー[絞り効果/シャッター速度効果]、ワンプッシュAE、タッチAE、水準器表示、フォーカスエリア選択、ズーム操作、ワンショット RAW+JPEG、ワンショット スポット測光、カーソルボタンロック、フォトスタイル、画像横縦比、記録画素数、クオリティ、AFS/AFF、測光モード、連写速度、オートブラケット、セルフタイマー、ハイライトシャドウ、iDレンジコントロール、超解像、HDR※19、電子シャッター、フラッシュモード、フラッシュ光量調整、EXテレコン(写真・動画)、デジタルズーム、手ブレ補正、動画記録方式/画質設定、バリアブルフレームレート、写真撮影、シンクロスキャン、タイムコード表示、マイク指向性調整、カラーバー、サイレントモード、ピーキング、ヒストグラム表示、ガイドライン表示、ゼブラパターン表示、モノクロライブビュー、記録枠表示、動画優先表示、ステップズーム、ズーム速度、タッチパネル、AFモード/MF、再生時:お気に入り、プリント設定、プロテクト、一枚消去、OFF)、Q.MENU、ダイヤル設定(絞り、シャッター速度、露出補正のダイヤル割当可)、動画ボタン、パワーズームレンズ(焦点距離表示 / ステップズーム / ズーム位置メモリー / ズーム速度 / ズームリング操作)、フォーカスリング無しレンズ、アイセンサー感度、タッチ設定、タッチ再生送り速度、メニューガイド、レンズ無しレリーズ、ワールドタイム、トラベル日付、ライブビューモード(30fps / 60fps)、モニター/LVF調整、モニター輝度、エコモード(スリープモード・LVF/モニター自動OFF)、バッテリー使用順序、TV接続設定、メニュー位置メモリ、ピクセルリフレッシュ、センサークリーニング
↑最早、真面目に全て書く気にもなれません。originalHPままコピペです(^^;)
4)動画機として見れば軽量な本体と、それと相反するガンダム的な存在感のインターフェースユニット
本体重量:560g
←インターフェースユニット装着時のGH4 (^^;)
↑この状態は、最早手持ち撮影は想定されていませんね。三脚かないしはRIG運用か。
で、この気合の入った専用インターフェースユニットは
←こんな感じ。今度はホワイトベース的な・・・(^^;)
SDI OUT とXLR端子。
しかし、かっこは悪いですがこれを合体させることによって、非圧縮の8bitないしは10bitの4:2:2信号の外部出力が可能になるというもの。
正に業務で使うプロには必須に近い機能が備わることに。
5) センサー読み出し速度向上による、静止画駒速向上とそれに伴うローリングシャッター歪みの減少
流石にグローバルシャッタ搭載センサにするという判断は行わなかった(出来なかった?)ようです。
そのため、CMOSセンサなので原理的にはグローバルシャッタ歪みが発生すると思われる訳ですが、その代わり?静止画時のマニュアルフォーカス&電子シャッタ使用(メカシャッタを用いない)時で、40駒/秒のセンサの読み出しスピード。
センサ自体の読み出し速度が上記の様に速いので、センサ画面の上から下までの1回のスキャンスピードが相当速そうですので、最近の他のCMOS機よりもローリングシャッター歪みの程度は軽くなることが予想出来そうですね。
さて、後不明な要素は、発売日とそのお値段。
一説によると$2000を切ってくるとかこないとか。
お値段設定次第では、動画プロ及びマニアに絶大な支持を受ける可能性を秘めていそうなカメラです。EOSムービーの牙城を崩しさることは出来るのか!?
パナソニックも業務用も強く意識しているようで、GH4の法人向けのHPも別に立ち上げているようです。
最後ですが、まだ原理とかどういうものか全くわかっていませんが、聞きなれない”空間認識技術を使ったAF方式”というのも気になるところです。
本筋とは違いますが、ちょっとびっくりしました、、、^^;
Panasonic CMOS Image Sensor from Olympus OM-D EM-1
http://chipworks.force.com/catalog/ProductDetails?sku=OLY-E-M1_Pri-Camera
パナソニックのセンサー事業はどうなるのだろうと思ってましたが、やるもんですね。^^
おお! 情報ありがとうございます!
私もびっくりです。自分でblogに「E-M1パナソニック製なのでは?」と書いておきながら、今では「でもやっぱソニー製なんだろな」と思っていました。
http://www.chipworks.com/
↑普段確認しているtopページの右下の”Latest ~”の欄には出てこないんですね。
この結果は、自分で”panasonic”とか入力して検索かけないと出てこないのでしょうか?
ひとまず、toshiba、renesas、sony あたりでも検索かけてみましたが、見落としがなければNikonD3300、D5300センサは出てきませんでした。←これらのカメラ搭載撮像素子の製造メーカーは、もっか私の最大の謎です。
富士のX10とX20のX-Transセンサは、少なくとも半導体層は東芝製であることがはっきりしたことが、上記検索での私の収穫でした。ありがとうございます。
今回のことで(生きていくためには何の役にも立ちませんが^^;)得た知見は、
”今のところ”パナソニック製かソニー製のセンサかを見極めるには・・・
①有効及び総画素数の特徴を確認 (総画素1685 vs 1720万画素←16Mセンサの場合)
②hi-lowさんの円形カラーチャートraw画像からの解像感解析
③DxOマークのlow-light ISO値比較
以上が有効であると思いました。
すみません。②は勝手にあてにさせていただいています(^^;)
そして、自分で書いておいて何なのですが、①を絶対的に考えてしまうと、今回のGH4センサはGH3やE-M5と同じ画素数ですので”ソニー製”ということになってしまいますが・・・それは流石に無いような・・・いずれ②の解析を期待しています(笑)
しかし、オリンパスもソニーに手を取られて立ち上がりながら、パナソニック製を採用とは・・・やっぱビジネスだな~などとも思いました。まあソニー側もオリンパスを欲しかったはずなので、オリンパスが一方的に弱い立場では無いとは思いますが・・・
思えばGHシリーズのセンサーは専用品であることが多かったので、今回もそういうことのようですね。
せっかくの専用品なのにマルチアスペクトは?というツッコミもありますが……
>toshiさん
わたしもさきほどデジカメinfoで紹介されているのを見てびっくりしました。
MN34230というと以前ここでも話題に上がりましたけど、そのときはおそらくGX7/GM1に搭載されているセンサーであろうという話になったわけですが……
E-M1のものは像面位相差用画素を設けた特別版なんですかね?
(あるいは実はGX7/GM1に搭載されているものにも像面位相差画素が?!)
>FTさん
お久しぶりです。
>せっかくの専用品なのにマルチアスペクトは?というツッコミもありますが……
そしてGH4は今度は逆にソニー製なのでは? という疑念が沸々と(笑)
パナとソニーのセンサの見分け方、もう一つ忘れておりました。
④FTさんに既存μ4/3カメラとGH4を取り比べて頂き、約2%の画角の違いを見てもらう
という訳で、FTさんにおかれましては是非ともGH4のお買い上げお願い致します!(^^)
>MN34230というと以前ここでも話題に上がりましたけど、そのときはおそらくGX7/GM1に搭載されているセンサーであろうという話になったわけですが……
>E-M1のものは像面位相差用画素を設けた特別版なんですかね?
>(あるいは実はGX7/GM1に搭載されているものにも像面位相差画素が?!)
横から失礼します。
チップワークスのページを見ると、”MN34230”はダイマーキングで、E-M1のセンサ自体は(どこに刻印があったかわかりませんが)”34231”という風に書いてありますよね。
つまりこういう理解はどうでしょうか?
GX7には像面位相差AFは載っておらず、そのセンサ型番はMN34230。
E-M1用センサ型番は本来MN34231で、MN34230に像面位相差AF画素を搭載した変更を加えただけのもの。
パナソニックが汎用に外販することを考えているのは前者のGX7と同じセンサで、後者の像面位相差AFありは、E-M1以降のオリンパス専用←何故ならMN34231なるセンサ型番のものはパナページには載っていないから。
で、チップワークスのEM1センサ写真のダイマーキングは4つ刻印されていて、明らかにカラーフィルタのグリーン、ブルー、レッド(←近くのベイヤパタンと刻印が同じ色だから)、と恐らく一番下のはマイクロレンズ層。
何故E-M1用センサなのに刻印が34231では無いのかというと、双方のセンサで上記四つの層は全く同じで共用だから(←これも憶測です)。
で、実際のセンサは像面位相差画素部のメタル配線層が異なっているのだけれど、少なくとも写真部にはメタルの配線による刻印はされていないので、違いが無く見える という。
E-M1とE-M5のDpreview公開rawデータの比較を、私のblogに載せました。
カラーフィルターの分光特性とGチャネルのノイズ感が異なります。もちろん、これだけでメーカーの違いは断言できませんが…。
>hi-lowさん
お忙しいところ恐縮です。
すみません、強引に振ってしまい・・・
ありがとうございます。後ほどhi-lowさんページのコメント欄にお邪魔します。
imagerマニアさん
Chipworks、いくらなんでも更新頻度が少ないな~。調査はいっぱいしてるはずなのに、と思った結果です。事前に知っていたわけではありません。とてもではないですが、買えませんし、、、^^;
で、本題ですが、D5300のセンサーはソニー製ですね。
Sony
CMOS Image Sensor from Nikon D5300
https://chipworks.secure.force.com/catalog/ProductDetails?sku=NIK-D5300_Pri-Camera&viewState=DetailView&cartID=&g=&parentCategory=&navigationStr=CatalogSearchInc&searchText=nikon
検索キーワードは「nikon」です。^^
FTさん
> デジカメinfoで紹介
私も見ました。板の反応が面白いです、、、^^;
連投、すみません。内容が別件なので、、、^^;
シグマがdp Quattroなるカメラを発表しましたね。
http://www.sigma-photo.co.jp/new/new_topic.php?id=626
で、このセンサーですが、インプレスのデジカメWatchに簡単な説明記事が掲載されています。
シグマ、新世代Foveon X3センサー採用の「dp Quattro」シリーズ
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20140210_634586.html
この「1:1:4」構造、実際にはどうなんでしょうね。hi-lowさんのFoveon X3の記事をみてしまっているのであれこれ考えてしまいます、、、^^;
>シグマがdp Quattroなるカメラを発表しましたね。
ぬを~!!
imagerマニアとして、一つ上のD5300はソニー製情報と合わせて興奮しまくりです(←アホですね。笑ってやってください)。
毎回情報ありがとうございます。
チップワークスの検索にはやられました(^^;)私昔からネットでの検索苦手なんですよね。私が探したいものを「見つけられない」と奥さんに言うと、すぐ欲しい情報ページに奥さんがたどり着くというエピソード多数(--;)
追加で検索で”GH3”も試してみましたが、GH1と2は出てきますが、GH3は出てきませんね。←これもソニー製とはっきりさせておきたかったのですが・・・。
>この「1:1:4」構造、実際にはどうなんでしょうね。hi-lowさんのFoveon X3の記事をみてしまっているのであれこれ考えてしまいます、、、^^;
以前、本blogでFoveonX3センサネタを取り上げた時読んでた特許で、そういえばこの構造の特許が何件も出ていました。
その時は、
「あ~、こんなこともやってたけど、やっぱポシャった(アイデア)んだな~」
と、(merrillセンサと似た様な画素ピッチのまま、最上層だけ更に細分化するつもりだと思い込んでいたため、そんなに詰め込んだらPD面積なくなって特性劣化激しそうと)勝手に思っていました。
英語であることもあり、ポシャッたアイデア読むのもしんどいなと思い、その時は気にもしていなかったのですが、本気だったとは・・・
確かに、下層と中層(?という表現でよいのかな?)は5M pixel弱なので、下層と中層は概略7um□台の(今となっては)大画素なので(merrillセンサが確か4.8~4.9um□くらいだったので)、この画素ピッチならmerrillに対してデメリットなく何とか最上層だけ4分割できるのかもしれませんね。
今日これから読み直してみます。
ps toshiさんのblogの方コメント読みました。何か私が返事と70D購入を強要している感が強くて心配になってきました。このblogでもそうですが、私の言っていることは適当に流してくださって結構ですのであまり気を使わずに・・・
> toshi さん
> imagerマニア さん
Quattroセンサーで、色の再現性を上げるためにミドルとボトムのPDを大型化したのは正解だと思います。データの差分を取る場合、結果の精度は、最も精度の悪いデータにそろうためです。
Merrillセンサーでちょっと落ち込んだ私には、とても大きく良いニュースでした。
hi-lowさん
なるほどです。確かにおっしゃる通りだと思います。
しかし、私の(都合の良い)記憶だと、このImagerマニアさんの記事中のコメントで「最近のデジカメは赤が鈍い気がする」と書いたことに皆さんが反応してくれて、センサーの問題なのかデモザイクの問題なのかといった感じで話が進み、いろいろな知識を得ることができました。まがりなりにも、私がここで会話できるのも皆さんの議論を見ることができたからだと思います。本当にありがたく思います。
まだまだ知りたいことがいっぱいあるので、私も精進しないと。この世界、本当に面白いですね。^^
imagerマニアさん
> ps toshiさんのblogの方コメント読みました。何か私が返事と70D購入を強要している感が強くて心配になってきました。このblogでもそうですが、私の言っていることは適当に流してくださって結構ですのであまり気を使わずに・・・
あはは、、、 ジョークぐらいわきまえておりますのでご安心を。^^
しかし、フジにしろシグマにしろ、いろいろなチャレンジをしてきますね。フジの有機撮像素子は安定性だとか経年変化といった面で心配がありますが、やってみなきゃわからないので興味津々で見ています。Imagerマニアさんにはこれらの解説を期待してます。← プレッシャーではありません。^^;
ところで誰も触れていないので……インタフェースユニットを装着したGH4はガンダムというかガンタンク的ですよね。
>imagerマニアさん
> ④FTさんに既存μ4/3カメラとGH4を取り比べて頂き、約2%の画角の違いを見てもらう
画角が狭いというのは今のところ“ソニー製1720万画素センサー”固有の特徴なので、今回は撮り比べてみればGH3と同じソニー製の可能性が高いのか、あるいは画素数が同じだけで別物なのかは分かる可能性が高そうですね。
……って、確かに色々と気になるカメラではあるのですが、お値段的に買って試す案は却下です(苦笑
> チップワークスのページを見ると、”MN34230”はダイマーキングで、E-M1のセンサ自体は(どこに刻印があったかわかりませんが)”34231”という風に書いてありますよね。
あれっと思って読み返してみると、確かに“Panasonic 34231 (MN34230 die markings)”……うーん。
写っていないどこかに34231と書いてあったけれど、それは無料で見られる概要では秘密ってことでしょうかね。
いずれにせよ、確かにE-M1のものはカスタム品っぽい雰囲気ですね。
>ところで誰も触れていないので……インタフェースユニットを装着したGH4はガンダムというかガンタンク的ですよね。
あ、しまった、おっしゃる通り。訂正します。
ガンダムでは無く、間違いなくガンタンクです(笑)
>……って、確かに色々と気になるカメラではあるのですが、お値段的に買って試す案は却下です(苦笑
え~!そこを何とか。皆さんのため(?)にも!(笑)
ここから先は、どこに書いていいやらなので、どなたにともなくという話ですが。
本日日経の朝刊にて、”次期iphoneの表面側(facetime用?)センサもソニーが供給する”という様な内容の記事が出ていますね。メインカメラは以前から既にソニー製ですが。
で、少し前に、ソニーがルネサスの鶴岡工場を買い取ったと思うのですが、それもこのiPnone用の撮像素子供給の打診がアップルからあったからだ という風に書いてあります。
また、同じ記事の2012年の金額ベースのCMOSセンサの世界シェアが載っており、
ソニー/オムニ/サムスン/キヤノン/ニコン/その他 の順となっています。
意外なのは、aptinaと東芝がその他グループで、キヤノン、ニコン(←ルネサス製と思われます)の一眼レフメイン供給2社が、aptina等を抑え4位グループまで上昇してくる点です。
金額ベースで、”如何に一眼レフ向けがお高いか”ということがわかるシェアでした。
Nikon 1のAptina製センサーは動画でもフル画素読み出し可能なのに、なぜ4K動画カメラを出さないのかなと思っていたのですが、4Kディスプレイの普及具合を見ているようですね。
http://www.imaging-resource.com/news/2014/02/14/nikon-qa-head-of-development-sees-interchangeable-lens-slowdown-as-an-aberr
「Nikon 1のコントラストAFは、動画用にフォーカスをゆっくり合わせるためにある」との説明も面白いです。
パナソニックやソニーにとって、ニコンは潜在的な脅威になりそうです。
hi-lowさんのページのsRawと通常のノーマルraw(?)の比較拝見させていただきました。
普段rawで熱心に写真を撮ったりしないのですが、撮る時があったら何も考えずにフルraw(?ノーマルのraw)を選択しようと、堅く決心しました(笑)
コメント頂いた件、英語に強く無いので読むのが遅れました(^^;)
書き込んでいただいた件以外にも(私の読み間違いがなければ)以下あたりは興味をひかれました。
・APS-Cセンサでフル解像度でビデオレート(←60p?30p?)で読み出せないのは、スピードの件と熱の件と双方
・ソニーRX10もフル解像度で動画を読み出している(←これは私は知りませんでした)
・ニコンの考えるプロレゾリューション(←この表現自体はよくわかりませんが)は、ProResコーデック
・APS-Cサイズセンサで今のところフル解像度で動画を読み出せないが、ニコンはクロップモードを持っているので(画角が変化してよければその場所を切り出すことによって)ラインスキップせずにフル解像度(←1080pであれば)で読み出せるので有利だ
>Nikon 1のAptina製センサーは動画でもフル画素読み出し可能なのに、なぜ4K動画カメラを
本件とは関係ないですが、hi-lowさんのページで、nikon1センサのraw画像が画素ピッチ2.4umのソニー1インチ裏面照射に劣るノイズ感であった原因の一つは(製造FABが異なったり列AD方式が異なる以外にも)、この無理な(?)高速読み出しに起因しているのでは?と疑っています。
>「Nikon 1のコントラストAFは、動画用にフォーカスをゆっくり合わせるためにある」と
正直上記については「ホントか!?」(笑)と思ってしまいました。
(深く読めてないだけかもしれませんが、)ゆっくりあわせるのは味付けだけの問題で、速いフォーカスさえ実現できる能力があれば、遅くする方は如何ようにでもなるのでは?と思うのですが・・・
>パナソニックやソニーにとって、ニコンは潜在的な脅威になりそうです。
プロ向けを除いて、民生用のムービー機の市場ってどうなっていくのでしょうか?
プロ向けとGoPro的なもの以外の民生ムービーが、静止画ベースのカメラの動画機能でまかなわれる世界がくるとすると、仰るとおりニコンは二社にとって脅威となりそうですね。
気になっているのは、一昨年のinterBeeを見る限り(←昨年は行けなかったので)、ニコンが動画から逆に離れていっているように感じたことです(←つまり展示規模や展示内容的に)。
interBeeは業務向けの展示会なので、民生分野の参考になるか不明ですが、これも4KTVが普及してきたら再び力を入れてくるということでしょうか。
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