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Imager マニア

デジカメ / デジタルビデオカメラ / スマホ用の撮像素子(イメージセンサ/imager/CMOSセンサ)について、マニアな情報や私見を徒然なるままに述べるBlogです(^^;)

ソニー 1/2.3型 デジカメ・カムコーダー用1600万画素CMOSセンサ発表 ~IMX206CQC/IMX206HQC

皆様、新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

さて、既に昨年の話になってしまいましたが、年明けまずは軽めのエントリから。

ソニーが主にコンパクトデジカメ及びカムコーダー(ビデオカメラ)用に
 ・1/2.3型
 ・1635万画素
 ・1.34um□画素
の裏面CMOSセンサ(BSI)を発表

 特徴は
①パッケージの(従来品体積比53%の)小型化
②低消費電力
③多彩な読み出しモード
だとか。


私はてっきり”パッケージの小型化”及び1/2.3型というサイズから、例のレンズ型カメラ”QX10”搭載センサかと思ったのですが、
QX10の画素数は1820万画素とのことで外れ。

 ”あ、じゃあ他社だけど、GoProのHERO3+搭載か”
と思いましたが、こちらも1/2.3型とはいえ、画素数が1200万画素で外れ。

 はっきり言って、コンパクトデジカメもカムコーダーも斜陽とまではいかないけれど、右肩下がりな業界ですが、
 ・高級コンパクト
 ・高倍率ズーム
 ・防塵防滴(頑強)
の3分野に限れば、まだ伸びているということで、1/2.3型は高倍率ズームには最適なフォーマットサイズな気がしますので、まだまだ需要はあるのでしょう。そして、パッケージサイズを小さくすることは、カメラの小型化や設計自由度の向上に寄与するでしょうからこちらもシステムメーカーから要望があったのでしょうか(個人的にはコンパクトデジカメの大きさは今のサイズでもう十分なのですが(^^;)。


 ①のパッケージの小型化については最初
”あ、ExmorRS(積層型センサ)化して、センサチップサイズ自体を小さくしてそれに合わせてパッケージも小さくしたのかな?”
 と思ったのですが、上記ソニーHPの表記を見ると”ExmorR”となっているので、どうやら積層型センサではなさそうで、またまた予想外れ(新年早々外れてばかり(^^;)

パッケージの小型化に関しては53%の体積比とはいえ、上図の様に各辺1~2mmのオーダーの話なので、実物を見たり解説をしてもらわないと実際どのくらい凄い話なのかはたまた凡庸な話なのかさっぱりわかりませんが、
②の低消費電力については、以下の図の様に、特に全画素12bit分解能読み出しモードに至っては従来比50%減というとんでもない低消費電力化に成功した様です。


↑フルHD60pモード@10bit分解能で400⇒270mW
 1635万画素10fps@12bit分解能で450⇒220mW

 ”はは~ん、素子の微細化を進めて、電源電圧を下げて消費電力低減したのかな”

 と私は予想しましたが、これも外れ。
1年少し前に発表されたGoProHERO3に搭載された、同じくソニーのIMX117CQTという1/2.3型の1200万画素の裏面CMOSイメージャーの時、既に
 アナログ:2.8V / デジタル:1.2V / IO:1.8V ←これは今回発表されたセンサも同じ
そしてこのIMX117CQTの全画素読みの消費電力が417mW。
 同じ電源電圧で、画素数(特に列数)が今回発表センサの方が多いのにも関わらず、かなりな低消費電力化が進められていることがわかりました。


 地味にコツコツ色んなところの電流を絞って回るだけで果たしてこんな5割も電力減少させられるものでしょうか?
後、思い当たるのは、ソニーのCineAltaF65に使われたと思われるISSCC2011で発表された”Hybrid Column Counters”技術が遂に民生用途のセンサにも投入されたという線でしょうか。
(余談ですが、上記リンク先のエントリ以後、同様の技術内容のソニーの特許(特開2011-234326)を見つけました。はっきり言って私のエントリよりこっちの特許の方が100倍わかりやすいです(^^;))


 上記の正誤判定を行っていただけるのはソニーの中の人だけだと思われるので、言った者勝ち(?)な状態ですが(^^;)、それではズルイので、正誤判定が後に出来る予想を一つ記して新年の初エントリを締めたいと思います。

”2014年中に発売されると思われるGoPro HERO4”搭載撮像素子が、このIMX206になる。つまり次期GoProは1600万画素への画素数upとバッテリーライフの伸びが売りのアクションカムとなる”

 どうでしょうか?GoProはアクセサリは使いまわせることを前提として次期カメラ作ると思うので、筐体の小型化はあえて行わず据え置き(つまり撮像素子サイズはそのまま)となる可能性が高いだろうという予想です。
ただ一つ気になるのは、このセンサの4K読み出し時のフレームレートが15fps止まりなこと。これだと、次期GoProも4Kは現状維持の15fps止まりとなってしまうところが少し物足りないような・・・

 ま、あたるも八卦あたらぬも八卦。この予想が当たる様なら私の一年はいいものに!?



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富士フイルムの新型コンデジ

富士フイルムが新型コンデジに採用したセンサーの仕様が、類似しています。
FinePix S1は5軸のセンサーシフト手振れ補正となっていますが、センサー体積(重量)の低減で実用化できたのかもしれませんね。

Re:富士フイルムの新型コンデジ

>hi-lowさん
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

>富士フイルムが新型コンデジに採用したセンサーの仕様が、類似しています。
本当ですね。もう1日早く発表してくれればこのblogエントリに間に合ったのに(笑)

>FinePix S1は5軸のセンサーシフト手振れ補正となっていますが、センサー体積(重量)の低減で実用化できたのかもしれませんね。
 確かにそうですね。パッケージの小型化をアピールしていますが、体積で53%になったのなら、パッケージだけなら重量で同等の軽量化がなされていても不思議ではないかもしれませんね。

しかし、このカメラ、50倍ズームとは恐れ入ります。まさしくコンパクト(なのか??)の売れ線を狙ってきた感じです。

  • imagerマニア
  • 2014/01/07(Tue.)

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