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Imager マニア

デジカメ / デジタルビデオカメラ / スマホ用の撮像素子(イメージセンサ/imager/CMOSセンサ)について、マニアな情報や私見を徒然なるままに述べるBlogです(^^;)

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ソニー PMW-F55搭載撮像素子のフレームイメージスキャン実現方法その2 ~つまり搭載撮像素子のグローバルシャッタ方式は?

 前回エントリの続きです。 

ソニーのシネマカメラPMW-F55に採用されているCMOSイメージセンサのグローバルシャッタはこの様な方法で実現されているのでは?
というのを、ソニー出願の特許から予測しました というお話の続きです。

img02.jpg

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ソニー PMW-F55搭載撮像素子のフレームイメージスキャン実現方法 ~つまり搭載撮像素子のグローバルシャッタ方式は?

 ISSCC2012において、ソニーがグローバルシャッタ搭載センサについて報告を行った(←SESSION22のトップ)ことを知り、そして同じ年内のinterBee前に、PMW-F55とF5というデジタルシネマカメラを発表したことを知りました。更にはF55の方にはフレームイメージスキャンという名のグローバルシャッタ機能が搭載された撮像素子(CMOSイメージセンサ/imager)を採用したことも・・・。

img02.jpg







 ”きっとISSCCで発表されたのと同じ方法でセンサ作ってF55に載せたんだろうな”
と思っていました。何故ならソニーはその前年、同じくISSCCで発表された超高速デジタル出力センサを、その後PMW-F65というフラグシップのデジタルシネマカメラ搭載の撮像素子に反映させたように思ったからです。

↑この時は、ソニーの公式HPにも発表した技術の内容を具体的に示す資料がupされていました(←しかし、今はリンクを切られてしまったようです(T_T))し、デジカメwatchにも超具体的な内容が報告されていましたから、ISSCCに参加していなくても、ある程度その内容を一般人も知ることが出来ました。
 が、昨年2012年のISSCCのソニーの発表内容が探せど探せどネット上で見つけることが出来ずにいました。
これは今も変わりません。

 前々回のエントリで、CMOSIS社のセンサのグローバルシャッタ方式をupした際、”同じシネマカメラのグローバルシャッタ方式がどうなっているのかやっぱり知りたいな”と思ったのが今回のエントリの動機です。

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Blackmagic Production Camera搭載センサのグローバルシャッタ方式 ~CMOSIS社センサ

 前々回のエントリの続きです。
NAB2013において、ブラックマジックデザインから発表された、ブラックマジックプロダクション4Kカメラ
そのカメラに搭載されているセンサが、どうやらCMOSISというあまり聞きなれない会社であったこと、及び、そのCMOSイメージセンサにグローバルシャッタ機能が搭載されていたことに興味を覚えました。


CMV-12000_240_171.png








↑ブラックマジックプロダクションカメラ4K に搭載されているものと思われる、CMOSIS社設計のCMOSイメージセンサ外観

上記会社のHPによると、このセンサはカスタム品ではなく”Standard Products”の欄に載っているので、お金さえ出せば誰でも買える汎用品のようです。
 

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ブラックマジックプロダクションカメラ4K搭載撮像素子はCMOSIS社設計のもの・・・のよう ~NAB2013発表カメラ

 NAB2013(←全米放送事業者協会展)が4/8(月)に始まり、あっという間に4/11(木)に終わりました。
昨年は初めてこのshowに実際に赴いてみたのですが、正直日本のinterBeeとは規模が違ってカルチャーショックを受けました。
今年は残念ながら経済的、及び時間的な問題で(^^;)現地に行くことも出来ないばかりか、ドタバタしていてロクに情報収集も出来ていませんでしたが、少し落ち着いたのでボチボチと気になるネタを拾っていきたいと思います。

sensor.jpg















↑ 「昨年のNABで発表されたBMCC(ブラックマジックシネマカメラ)じゃないか」と思われた方はこの業界に十分通な方

 しかし、右下に”4K”の文字が・・・
そう、実はこれ、今年BlackmagicDesign社が新たに発表した、横4K解像度のシネマカメラ
因みに昨年発表したのは横2.5K解像度(←HD+αの解像度)のもの。

 昨年のものと見間違うのも当たり前。外見の違いは何と、右下に4Kの文字が入っただけなのです。
結局昨年2012年のNABで発表されたブラックマジックシネマカメラなのですが、発売が遅れに遅れ、しかも出荷数量も(売れないのではなく、作れなくて)僅少に留まってしまいました(←具体的な数量は知りませんが、大量のバックオーダーを抱えていました)。
元々の価格設定が安い(¥25万程度)こともあり、筐体の金型代の負担が重かったと予想されます。
そのため、今年発表のこの”ブラックマジックプロダクションカメラ4K”は、筐体は使いまわしで4Kの刻印が入っただけとなったのだと、imagerマニアは予想します。


blackmagic-cmosis-CMV-12000.jpg

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Go Pro HERO3 搭載センサはソニー製 ~もうすぐコンパクトデジカメでも4K動画が当たり前

gopro-intact2.jpg














 この写真のカメラ(カムコーダー)を皆さんご存知でしょうか?
GoPro HERO3と言って、日本ではさほどではありませんが、海外ではかなり人気の(本来)民生用のスポーツアクションカムシリーズの最新製品です。

 開発の始まりは、サーフィン好きの起業家が、会社が倒産した際に「次は何をやろうか?」と思い悩んで半年間世界各国をサーフィン旅行をした際に「このサーフィンをしている自分の姿をかっこ良く撮れる(ムービー)カメラがない!」と憤慨したことから始まったそうです。
 最初は親族企業で始まったGoProが切り開いたこのスポーツアクションカムという分野は、最近ソニーJVCといった大手も参入する注目分野に成長しました。
 また、本来民生用途であったものが、その小型及び(放送機器と比較すると)かなり安価(¥3万前後)という特徴から、TV番組制作の人目線のヘルメット取り付け用途や映像クリエイターの方達が使用するいわゆる業務用途のムービーカメラとしても活躍中です。


 そんな人気分野を牽引する冒頭写真GoProの最新製品には、上記大手製品から突出するスペックが存在します。

★4K/15p 動画

 4Kと言えば、つい最近¥数百万もするシネマ用途や業務用途のこんなのこんなのこんなの こんなのが出てきたばかりで、まだ民生用のコンパクトデジカメやカムコーダーでは搭載されていない超高解像度なムービーフォーマットです。
 民生用でまだ4Kムービー製品が出てきていない理由はいくつか考えられますが、その中に消費電力や発熱があると思います。前者は主にバッテリーの持ちに、後者は発熱対策を行うために機器の小型化を阻害したりコストが跳ね上がるといったことが予想されます。外付けバッテリーが許されたり、電源直供給での使用用途もありえて、機器がある程度大型化しても許される上記業務用途の製品では対処可能かもしれませんが、小型化が何より求められる民生用ではいずれも致命的に4Kムービーは扱いづらい対象です。

 そんな中、中小起業であるGoProが真っ先にこんな小型な製品に4Kスペックを載せてきたことと、4Kは何より搭載撮像素子(imager/CMOSセンサ)の特性に大きく依存するものなので、今回興味を持って取り上げました。


CMOS-IMAGER-Teardown.jpg

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