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Imager マニア

デジカメ / デジタルビデオカメラ / スマホ用の撮像素子(イメージセンサ/imager/CMOSセンサ)について、マニアな情報や私見を徒然なるままに述べるBlogです(^^;)

RED Dragonセンサ概観 ~NAB2012 REDブース~

IMG_3181.jpg












↑ NAB2012 RED(レッドデジタルシネマカンパニー)社のブースに展示してあったDragonセンサ概観 (表)

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↑ 同じく、センサの子基板裏面

IMG_3173.jpg












 ↑ 同じくNAB2012 RED社ブースのDragon(ドラゴン)センサアピール垂れ幕


 以前のBlog記事で紹介しましたが、NAB(←全米放送事業者協会主催の世界最大の放送機器展)に
米国はラスベガスまで、この四月に行ってきました。
その時に、RED社が新たなセンサの発表を行いました。
その名も”Dragon”センサ。
同社はいつも自社センサにネーミングをします。ちなみに現行RED ONEやEPIC、scarletに搭載されているセンサ名称は”Mysterium-X”です。

 冒頭二枚はそのセンサ(撮像素子/CMOSセンサ/CMOSイメージャー)の概観写真です。
RED社からは本センサを搭載したcinemaカメラの発表はなく、かわりに(?)現行EPICとScarletユーザーに対して、センサの載せ変えサービス(←当然有料)を「今秋始める」と発表していました。
RED ONEのユーザーは置き去りですね。「RED Oneユーザーは買い換えてください」ということなのでしょう(^^;)。
もしかしたら、センサだけ載せ変えてもRED ONEでは使用できない技術的な問題かもしれませんが・・・。


 冒頭二枚の写真は、厳密にはセンサ単体ではなく、センサ基板に実装された状態での展示になっています。
恐らく、このセンサ基板ごと、現行機種に入っているセンサと交換する形とするのでしょう。
同じ大判撮像素子が搭載されているデジタル一眼レフ機の基板と比べると随分とゴツイ・・・と言いますか、センサ評価用冶具に使う様な試作基板の様に見えてしまいました。基板上に載っているコンデンサ等の素子のサイズも大きめですし。
ま、デジタル一眼レフなどよりもREDのcinemaカメラの筐体サイズは大きいですし、このくらいセンサにスペースを取っても問題ないと言うことなのでしょう。でなければ元々センサ載せ変えサービス自体現実的ではないかもしれませんし。

 気になるお値段の方は、Epicで$6000、Scarletの方は$TBD(未定)となっていました。
カメラの販売価格が¥300万程度のEpicの場合「じゃあ載せ変えるか」とオーナーがなってもおかしくない価格かと思いますが、scarletの方は本体価格がざっくり¥100万前後。もし同じく$6000で設定してしまうとオーナーは載せ変えにはかなり及び腰にならざるを得ません。かと言ってよりお安く設定すると、Epicユーザーから「なんで同じセンサなのにEpicの方が高いんだ!!」とお怒りの言葉がくることが予想され。
さりとて双方ともお安く設定してしまうと、折角の新規開発センサの儲けがふっとんでしまい・・・
RED社としても非常に難しいところなのではないでしょうか(^^;)


 さて、順番が逆になってしまいましたが、垂れ幕を見ると、今回のDragonセンサの主要スペックは以下の様になっています。

■解像度:6K ←恐らくざっくり6K×3K
■フレームレート:120p @5K / ??p @6K
■公称Drange:15+ stop

 いずれもカタログスペックで見る限り、私が知る中では最高です。
まあ最高になる箇所だけ抜き出して垂れ幕でアピールしているという見方も出来ますが、いずれもセンサとしては主要な特性項目であるため、すばらしい数字であると思います。

 特にフレームレートは素晴らしいです。いったいどんな技術を使っているのでしょうか?
Dレンジに関しては、センサ単体だけでは決まらない要素でありますし、解像度に関してだけ見れば例えば一眼レフのニコンD800などは既に3600万画素ですので6K×3Kを越えています。
 しかしながらフレームレートに関して言うと、画素数を勘案するとこの価格帯で仕入れられるセンサの中では間違いなく最強です。
唯一価格を無視して考えた場合、ソニーF65搭載センサが、G画素は配列8Kで記録は4K×2K&16bit分解能ということでtotalで見ると若干上をいっている感はありますが、あれは¥600万のカメラに載っているもので、こちらは¥60万で載せかえられるセンサなので、同じ土俵にのせるものでもないでしょう。


 さて、最後に写真を二枚。
↓ 同じくRED社のブースで行われていた、4K&3Dのムービー上映 尺は長めで20分くらい


↓ 3D上映なので、その際に配られた3D鑑賞用のメガネ

RED総帥 ジム・ジャナードが、以前はサングラスメーカーのオークリー社長であったのは有名な話。
ここはぬかりなくメガネはオークリー製のものでした(^^;)
 

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Blackmagic design Cinema Camera (ブラックマジックデザインシネマカメラ) イメージャーについて ~縦長チップな件


 ↑BMDCC搭載センサの目視概観した結果のイメージ図

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↑ブラックマジック シネマカメラ展示 右の一台はマウント内部が覗ける状態に

 NAB show 2012 を見に先月ラスベガスまで行ってきたのですが、imagerマニアとして気になった素子は4つありました。
 1) REDのDragonセンサ
 2) キヤノンのC500搭載センサ
 3) Blackmagic design シネマカメラ搭載センサ
 4) ソニーのNEX-FS700搭載センサ

 1)及び2)は、私の事前の予想に反して、センサ(imager/撮像素子/イメージャー)単体での展示がありました。
それぞれのシネマカメラにおいて”センサも売りのひとつです!”というメーカーの意図を感じました。

 3)と4)に関しては、私が見た限りではセンサ単体展示は無かったように思います。
4)はともかく、3)のBMDCC(Blackmagic design Cinema Camara / ブラックマジックデザイン シネマカメラ)にとっては”撮像センサは一押しするほど売りではなく、安さ($2995)と小ささで勝負だよ”というところでしょうか。
現地で配布していた分厚い(←重くて辛かった(^^;))カタログにも、センサ写真は載っていませんでした。

 3)のセンサに関する仕様で公表されていることをまとめると以下の様になるかと思います。
■サイズ:ほぼ4/3インチ
■ダイナミックレンジ:13 stop
■横解像度:2.5K
■フレームレート:max 30p

 センサの製造メーカーについて、説明員に尋ねてみましたが「I don't know and secret.」とのことでした。残念(--;)

 BMDブースでは小さなスタジオセットが組まれていて、3台の動作実機が据えられていたのですが、ブースの反対側で、ガラスケースに入れられた実機が2台ありました(冒頭2枚目の写真)。
片方はレンズが未装着で、マウント内が覗けました。
大人気で人が多すぎ、写真におさめられなかったので説得力が著しく欠けるのですが、その時の撮像センサのイメージ図が冒頭の図です。

 ここで気になったことが一つ。
”チップが縦長”・・・
 上記は撮像領域を映画館のスクリーンの様に横長になるように見たときに、センサのチップ外形としては縦長になっていた・・・ということを言っています。

 これは撮像領域がそもそも小さい、例えば1/2.7インチセンサなどでは見られたりすることですが、フルサイズ、APS-C、4/3インチサイズ(≒撮像領域の大きさがチップサイズに占める割合が大きいセンサ)では今までなかったことではないかと思います。
私のひとつ前のblogトピックのEOS C300/500用のsuper35mm用のセンサは、写真を見ていただければ分かるとおり、横長のチップサイズになっています。

 一つわかることは、撮像領域に対して上下均等に周辺回路領域が取られていることから、撮像領域のデータは恐らく列毎に上下方向に交互に読み出されているということです。
 で、周辺回路領域の大半は、この列毎のデータを読み出す列毎の読み出し回路である可能性が高いと思いますが、それが異様に面積が大きく取られている意味は・・・・・・

 私にはわかりません(^^;)

 BMDCC(ブラックマジックデザインシネマカメラ)は、DaVinci Resolve9等のソフトを同梱して¥30万を切る価格帯のカメラですから、カメラ部品でコストのかかるイメージャーのチップサイズを無駄に大きくしてコストをかけるということはまず考えられないと思います。
 ですので、周辺回路面積を大きく取らざるを得なかった理由が必ずあるはずなのですが、今考えられるのは以下くらいです。

■"何らかの理由"で画素ピッチが小さく、その幅に合わせる必要のある列回路が縦方向に延ばさないと入らなかった
■何かチップ内の列回路で今までにない複雑な処理をする回路を設けて、その追加回路の面積分増えた
 
 例えば、キヤノンのEOS C300の様に、画素数を4倍持っていて、実際の画素ピッチは1/2。そしてそのデータをチップ内にて色毎に4画素分平均を取って、更に複雑なノイズキャンセル回路を通してチップ外に2.5Krawデータとして吐き出す・・・など。


 いつか真相が知りたいところです(^^;)。
もし、分かった方がいらっしゃったら是非教えてください(__)

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キヤノン CINEMA EOS SYSTEM C300及びC500の撮像素子は同一(な様だ)



NAB show 2012 @ラスベガスに先月行ってきました。
その際に、当然とういかキヤノン(Canon)ブースも回りました。

写真はブースに単体展示してあった、EOS C300のイメージャー(撮像素子/CMOSセンサ)です。
見ていただくと分かるとおり”EOS C300/C500 Sensor”と表示されていて、センサ自体は”一つだけ”展示してあります。
これの意味するところは・・・・・・

 キヤノンの公式発表(NABで持ち帰ったパンフ)では、二つのセンサの画素数は異なっていて、
C300:3840×2160
C500:4096×2160

そもそも「C300はフルHD解像度でC500は4K2K解像度なんだから兼用なんて出来る訳ないじゃん」と
今思われた方が多いと思います。
 が、C300は実は829万画素のベイヤ配列センサから、フルHD解像度画像を処理して作り出している(ある意味ダウンコン※)ため、センサ自体は上記の通り”ほとんど”4K2Kです。

(※上記詳細はキヤノンのHPをご覧ください。)
http://cweb.canon.jp/cinema-eos/lineup/digitalcamera/c300/feature-highquality.html

有効画素数として、C300はC500に対して、後横方向に256列不足しているだけ・・・・・・

 上記の様なことからC300とC500は同一センサ搭載であるという可能性は十分ある様に思いますが、如何でしょうか。


↓ NAB2012 Canonブースに展示してあった デジタルシネマカメラEOS C500
b4ac8d2a.jpg

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2012 NAB show レポート予定 4/14~

http://www.nabshow.jp/2011/

 今年、私NABに初めて行ってくる予定です。
imager(撮像素子)そのものの発表や展示はないと思いますが、現在デジタルシネマカメラが私的にも業界的にも熱いので、行ってみたいと思います。
凄いカメラがきっと発表されるはず。そしてそれに搭載されるイメージセンサもきっと凄いハズ!

以下、NABの概要です。

NAB Show とは?

NAB Showは、NAB (National Association of Broadcasters, Washington DC)により、世界最大級の映像・放送機器、デジタルメディアのコンベンション。

・90,000名以上の映像・放送機器、電子メディアおよびエンターテイメントのプロフェッショナルが集結

・150ヶ国以上からの出展社/来場者

 

  • ・500以上の技術能力を高めることが出来る充実したカンファレンスやセッション、テクニカルトレーニング
  • ・350億㌦以上相当のビジネスチャンス
  • ・80,000平方メートルの敷地面積に1,500社以上の企業が出展
  • ・1,300名以上の報道陣
  • ・85年以上にわたる業界牽引力

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