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Imager マニア

デジカメ / デジタルビデオカメラ / スマホ用の撮像素子(イメージセンサ/imager/CMOSセンサ)について、マニアな情報や私見を徒然なるままに述べるBlogです(^^;)

曲がってる~ ソニー湾曲センサ実物 ~大きいのと小さいの両方きた!


↑百聞は一見にしかず

どうでしょうか?
私は勝手に思い込んでいたイメージよりも曲がっていました(^^;)

どうやらソニーの湾曲センサが今週行われていたVLSIシンポジウムで予定通り発表された様です。
恐らく上記写真はそこから出てきたものだと思われます。
実際に写真を頂いてきたのはこちらのサイトから。

恐らく、四隅の斜めに線が入っている様に見えるところの外側が、元々の平面で、それより内側が下凸に凹んだ部分なのではないでしょうか。

しかし、曲がり過ぎてしまっていて見た限りはセンサ上をカバーガラス等で封止出来ていませんね(笑)
もしこのままカメラに載って発売されてしまったら、ハイアマチュア、プロの方がセンサ表面のゴミ取りや清掃時には細心の注意が必要で、気が狂ってしまいそうです(笑)

 また、封止が出来たとしても、もしパッケージがこのままの場合、センサパッドとパッケージ側のパッド間のワイヤーボンディングに難が生じそうです。
それにセンサダイのパッケージへのボンディングもこれでは理屈上は一点止めとなってしまって安定しなさそうに思います。
学会発表用に一つセンサを作る分には良いのだと思うのですが、量産時にはどうするつもりなのでしょうか?
パッケージ側も一緒に湾曲させる?
↑これもなかなか手間とコストがかかるように思いますが・・・

 それとも上記に対する対策は既に何等か万全で、今回はセンサが曲がっていることをわかりやすく見せるためのソニーの計算ずくの写真でしょうか?だとしたら、センサ製造技術だけで無く、アピール戦略も相当ソニーは高度だと思います。

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デジカメ各社のワールドワイド販売台数の'13年度実績と’14年度予測 ~ついでに各社の'14年初時点でのラインナップと

スマホ浸透によるデジカメの衰退が各メディアで叫ばれて久しい昨今、
特に補足することも無いのですが、先日、日経新聞の'14年5/15朝刊に、

”国内主要7社の”ワールドワイドでの'13年度のデジカメの販売台数実績(一部日経推計含)と’14年度の各社計画

が載っていました。
ので、その数字を拾って、多少私好みに修正し、グラフに起こしたものが以下です。



※実際に日経に載っていた数字は、'14年度計画と’13年度及び'10年度に対する増減率のみです。
'13年度及び10年度の台数実績は計算で私が付け加えました。

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ソニーやサムスンのVTG(バーティカル トランスファー ゲート=縦型転送ゲート)ってどうやって転送しているの?

いや、大した話では無いのですが、しばらく前まで私タイトルのことが理解できずに気になってました。

 私が初めてVTG(バーティカル トランスファー ゲート=縦型転送ゲート)のことを知ったのが、このチップワークスがIISWで発表した解析記事最後あたりにあるソニーのコンパクトデジカメWX100搭載撮像素子の断面写真


↑ソニーWX100搭載撮像素子の断面写真 写真はchipworksより

”ん?どうやってこれ転送するの?実際には写真の奥行き方向にフォークみたいな門みたい何本もこの縦型のゲートがあって、ゲートで挟み込んだところをゲート印加時に転送路にしているのかな?”

とか考えていました。

しばらくして、サムスンがISOCELLなるものを発表
そしてISSCCでの同じくサムスンの発表内容から、ISOCELLと彼らが呼ぶ画素セル構造にVTGなるものが必須であることを知りました。
更にしばらくして、チップワークスの解析記事と上記ISSCCでのサムスンの発表資料からと思われる図を見て、どうやらソニーWX100で用いられているものと同様の転送ゲートをサムスンも取り入れているのだなということを確信。

 ということで、VTG(縦型転送ゲート)により興味を引かれてのエントリとなりました(^^;)。

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ソニーの湾曲センサの製造方法特許 ~もう一つの特許と4年前のトップの寄稿

そろそろマンネリになりそうですが、前回エントリに引き続き、せっかく(ソニーの湾曲センサに関して)もう1件特許を読んでいましたので、それをご紹介させてもらって一端この件終わりにしたいと思います。


 と、その前に・・・
(湾曲センサの特許の存在は今回初めて知ったのですが、)ソニーがセンサを曲げてくるのでは?というのは、実は私、数年前から”それなりの確率であるな”と思っていました・・・

 と、書くと「またまた知ったかぶりして自慢しちゃって」と煙たがられると思うのですが(^^;)、
別に予知能力でとか、そういった話では無く、
日経系の「日経エレクトロニクス」(NE)という定期刊行雑誌の2010年7/12号のp.75から始まる、ソニーの事実上の撮像素子部門のトップと思われる方の以下寄稿を読んでいたからです。

”フィルムをしのいだ撮像素子 次は人間の目を超える”
鈴木 智行 ソニー 業務執行役員 SVP 半導体事業本部 副本部長

※役職は当時のもので、今はきっともう少し偉くなられていそうです。
余談ですが、この鈴木さんという方、つい最近も同誌にインタビューされていた記事が載っていました。
往時の青紫色半導体レーザーの中村修二さんの特許訴訟ネタほどではありませんが、NE編集部が若干記事ネタに詰まったらこの方のインタビューをほうりこんで穴埋めしている気配が無きにしもあらずのような・・・(^^;)

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ソニー湾曲センサ特許 ズームレンズとの組み合わせも可能!? ~レンズの可変移動に連動して曲率を可変制御

以前のソニーの湾曲センサの学会(シンポジウム)発表の速報エントリの続編(?)です。

今年6月、ハワイで行われるVLSIシンポジウム
その公表されたプログラムのSONYの湾曲センサの発表者”K.Itonaga”さん

 日本での特許の公開件を対象に以下で検索。
①出願者:ソニー & 発明者:糸永
出願者:ソニー & 発明者:糸長

 Itonagaさんの漢字がわからないのと、日本語の特許を読みたかった(^^;)ので、あてずっぽうで引っ掛けに行ったら運良く2回目の”糸長”さんで引っ掛かってくれました。

多数特許の中から湾曲センサに関係しそうなものは以下4件。
1)特開2012-114189
2)
特開2012-182194
3)特開2012-182243
4)特開2012-182244

 が、「あれ?」上記特許の発明者のフルネームは皆、糸長”総一郎”さん。
これだとイニシャル的には”S”.Itonagaになるはず。
「特許執筆されてから今年までの間に婿入りされた!?それとも同姓の別人!?結構珍しめの苗字だと思うけど・・・」

 まあ関連特許が見つかったので細かいことは気にせず(^^;)いきたいと思います。

(※上記4件はいずれも”公開特許”であって”登録特許”ではありません。従ってその後登録されている可能性もありますが、上記公開特許の時点ではまだソニーの権利と日本の特許庁が認めている訳ではありません)



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