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Imager マニア

デジカメ / デジタルビデオカメラ / スマホ用の撮像素子(イメージセンサ/imager/CMOSセンサ)について、マニアな情報や私見を徒然なるままに述べるBlogです(^^;)

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スマホのカメラ機能に関する現状 と、それを見て思ったこと

前回エントリのコンパクトデジカメの現ラインナップの話のスマホの簡易版です。

何かマンネリなのが個人に嫌なのですが(^^;)、コンデジとスマホのカメラ機能の公平な比較もし易いので、こういうのは同時期に行った方が良いかなと。

で、今回はコンパクトデジカメの時の様に全機種という訳では無く、ひとまずauキャリア端末の現ラインナップのカメラ機能に関して私なりにまとめてみました。

auにしか乗り入れていない端末メーカー、また逆で、auには端末供給していないけれどdocomoやsoftbankには供給している端末メーカーと様々あると思うのですが、端末機能としてキャリア間でさほどのハード的な差異は生じていないだろうとの前提です。
 また、上記の様にauラインナップしか調べていないため、当然国外の事情は反映されていませんし、最近流行の(?)格安スマホサービスのMVNO(仮想移動体通信事業者)端末カメラも反映されていません。
ご了承ください。


 では、まずジャブ的にコンデジとの比較の意味で、端末メーカー毎のスマホの販売機種数比較から↓。

※厳密には今回はauが現在配布しているスマホのパンフ”2014 vol.4”に掲載されている端末を”現ラインナップ”と定義しています。
 このauサイト掲載機種にiPhone5系を加えたものとほぼ同じです。

拍手[3回]

恐らくdocomoユーザーさんなどは、上記グラフを見て「京セラなんてスマホ作ってるの!?」と言う感想が第一に出てくるのでしょうね(^^;)

先に調べた機種の全容がわかる表を以下に貼り付けます。

※上表の”画素数”はいずれも有効画素数です。
※動画最大撮影サイズの4K及びFHDは、それぞれ以下のサイズです。
 4K:3840×2160
 FHD:1920×1080

上表の”発売時期”と上グラフを一緒に見ると、

①スマホはコンデジと異なり、各社出している機種数(≒ラインナップ)が少なく、そして寿命が短い

 上のグラフだけ純粋に見てしまうと、”auは京セラが一番出してる端末数多いのか”という感想になると思うのですが、どうもそういう訳では無く、
(↑「じゃあこんなグラフ載せるな」というご意見ごもっともなのですが、前回のコンデジと比較したかったので^^;)

auに端末供出に熱心なメーカー(京セラ、LG、samsung、ソニー、シャープなど)は概略四半期に一機種端末を発売するペースを保っていて
今回売り場の価格を眺めてみると、2四半期前の機種になると完全に型落ち扱いで半値程度で売られている様でした(←除iPhone)。
(つまり、現在のスマホ端末の寿命≒ライフサイクルは半年程度ということだと思います)

 よって、誤解を恐れずに言えば、京セラが他メーカーに比べて発売端末機種数が多いという訳ではなく、どれだけ古い機種がスマホパンフの残り続けるか?というだけの差の様に見えます。
(※ただし、この表と図だけを見ると、富士通だけは明らかにスマホから手を引き気味の様に見えますが・・・)


 コンデジの方は、ラインナップの性格上、1年程度は”新型”として掲載される機種が多いことと、

 スマホは
 ・四半期に一機種発売

 ・ライフサイクルは約半年
というのが正しいとすれば、
各社性格の異なるスマホ機種を同時に最大2種類しか持てないというのと同値ですので、
冒頭①の見方になるかなと思いました。

ラインナップ数が少ない(≒性格の異なる機種数が少なくラインナップがコンデジと比較してより画一的)というのは、スマホがコンデジと比較して、より趣味性の低い”生活必需品”として捉えられていて、(一部のマニアを除き)”なくては困るけど、でもあればそれで良いもの”という風に捉えられているということでしょうか。


②スマホとコンパクトデジタルカメラ市場への参入メーカー数は大きくは変わらない
 
 いずれも日本市場のみの話ですが、
 ・auキャリアへのスマホ参入メーカー数:7社
 ・日本市場への主だった参入メーカー数:9社 ←前回エントリの8社に加えシグマを加えました
※au以外を加えれば、スマホ市場への参入メーカー数はこれよりも増えますし、
 デジカメの方は、シェアは小さいですが、GEなどを加えればやはりこれよりも参入メーカー数は増えますので、これは厳密な比較ではありません

 個人的には、いずれの市場も過当競争気味で、本来はもう少し参入企業数が減った方が持続可能な健全な市場になる気がしますが、
 大雑把には②の通りそれぞれの市場への参入メーカー数に大きな差は無い感じです。


 で、以下からがカメラ機能に特化した話ですが、
まず、グラフとか新たに用意する必要も無い結論ですので、先に書きますと、

③スマホ搭載カメラの撮像素子は、au全17機種、メインもサブカメラも、全てCMOS型

 上記は既に前回コンデジのエントリで触れましたが、改めて。
コンデジではまだ2割強がCCD搭載のカメラでしたが、スマホでは100%CMOSタイプになっています。
この違いは、その求められる小型化&消費電力と画質のバランスが、コンデジと異なっていた歴史の違い(?)に起因するのではないかと思います。

 現在は、もうスマホがコンデジの代わりというのが一般的ですので、スマホのカメラ画質も相当こだわられている感はありますが、
ガラケーで”写メール”が流行り始めた時代は、正直携帯のカメラ画質はそううるさくは言われず、”ひとまず写れば良い”というものだったと思います。

 そんな中、コンパクトデジカメよりも一段の小型化が必要な携帯電話において、メイン機能で無いカメラの画質にCCD搭載でこだわるよりも、
CMOSプロセスで製造されるため、周辺のドライバ回路も撮像素子と同一チップ上に形成出来(≒必要なチップを合わせたパッケージ面積が小さく出来る)、
電源電圧も基本的には低電圧で済み(≒低消費電力)、
そして画質にこだわったものでなければ基本的にはCCDよりも安価に購入可能
CMOSタイプの撮像素子の方が、携帯端末用にはうってつけだったのであろうと容易に想像出来ます。

 余談ですが、他方デジタル一眼カメラ分野の搭載撮像素子も最早中判カメラを除けば恐らく100%CMOSタイプですが、
こちらは携帯とはまた異なる事情でコンデジ分野よりも早期にCMOS化が進んだと思われます。

まず、撮像素子が相対的にコンデジよりも大判サイズであるために、
 ・画素数が同時期のコンデジと比較して、多画素化がより早く進展していた
そして
 ・性能として、連写速度はコンデジよりも速いことが求められた

 上記二点から、撮像素子からの信号読み出し速度が、同時期のコンデジよりも速いものが必要になっていた
 そして、性能として高ISO設定時の画質、もしくはコンデジと比較してより高ISO設定可能なことが求められた
のが、もうひとつのCMOS化が進んだ理由だと思います。

↑後者は、CMOSプロセスを用いるCMOSセンサの方が、センサと同一チップ内で信号をゲインアップする回路を設けることが可能なことにより、CCDに対して高ISO設定時において画質(ノイズ≒S/N)の面で優位に立ちやすいという特徴があったため
 信号読み出しスピード(≒連写スピード)と、高ISO画質の2点の優位性において、デジタル一眼分野では、コンデジ分野よりも早期にCMOS撮像素子化が進展していったのだと思います。



↑au現17機種のスマホ端末搭載カメラの画素数内訳
 左:メインカメラ
 右:サブカメラ
※画素数は有効画素数

④現状スマホのメインカメラの画素数の主流は約1300万画素
 サブカメラの主流は200万画素台

 
ちょっとスマホ側のサンプル数が17機種と少ないため、断言するのは危険ですが、
スマホのメインカメラとコンデジを比較すると
画素数競争(?)の観点では、コンデジの方が今でも先行しているようです(コンデジはメインの画素数帯が約1600万画素)
ただし、最高画素数という点においては、コンデジも(ソニーのフルサイズRX1系を除けば)2000万画素台が最高ですので、スマホもコンデジにほぼ並んでいると言えそうです。
(「画素数が多い方が勝ちという短絡的な思考は如何なものか?」というご指摘は甘んじて受けさせていただくとして)

 また、私が意外だったのは、各社のサブカメラの力の入って無さ(?)です。
メインカメラに対して明らかに力を抜いている感があります。
ソニーの最新のXperia ZL2などは、メインカメラの2000万画素に対して、サブカメラの31万画素というのはこの傾向の象徴的機種でしょうか。
自撮り文化がそこまででは無い日本ではこれで需要を満たせるという判断なのでしょうか。
(というか、使う側が工夫をしていて、本当に綺麗に自撮りしたい女の子などは、よく鏡に向かってメインカメラで自撮りしていますので、ああいう使い方するし、そもそも本来の目的?であるテレビ電話的な使い方をする人なんてほとんどいないし・・・というところでしょうか)

 スマホは、カメラが主役では無いためか、パンフやキャリアのHPを見たくらいでは撮像素子サイズの情報は拾えませんでした。
ですので断言は出来ないのですが、サブカメラは画素数を追わず、(でも画素ピッチはメインカメラ同様小さいままで)恐らくなるべく小さい撮像素子を用いて、カメラスペックよりも筐体設計負荷を軽くしようということなのかもしれませんね。




↑メインカメラの動画撮影時の最大撮影サイズ(画素数)内訳
※4K:3840×2160
 FHD:1920×1080

コンパクトデジカメでは1機種も4K動画撮影可能な機種はなかったのに
⑤スマホでは3機種に1機種が既に4K動画撮影可能!!

 これまた、パンフやHPでは4KやFHD撮影時のそれぞれのフレームレートは拾えません(≒載っていません)でしたので、いったい4K動画と言っても何フレーム/Secなのか不明なのですが、
恐らく”動画”と称する限りは、最低でも24fps(←一般的な映画と同じ)は出ていて、恐らくは30fpsなのでしょう。

 とすると、個人的にはここでもコンデジがスマホに押される理由の一端が見えた気がします
私には、”何故スマホカメラで可能な仕様(=4K動画)が、同時期のコンデジで採用出来ないのか”の理由が皆目検討がつきませんが、
使い勝手は明らかにコンデジに劣るとしても、根本的にコンデジで出来なくて、スマホでは出来るという機能があってしまうと(例え4K動画仕様を意識している人が極小人数であったとしても)「スマホで十分じゃん」理論を後押ししてしまうことになると感じます。


 また、余談ですが、サブカメラの仕様を除いては、auの端末ラインナップでカメラの仕様に最も気合が感じられる、ソニーのXperia ZL2
上記リンク先を見ると、”撮像素子のサイズは1/2.3インチで、有効約2070万画素で、積層型のExmor RSセンサ”である ということになっているのですが、
前回コンデジのエントリでリンクを飛ばして紹介したソニーのこのセンサは裏面照射型センサではあるものの、積層型センサではありません。
また、このソニー端末のカメラは動画で4K撮影が可能なのですが、上記リンク先のセンサの4K動画のフレームレートは22fpsがmaxなので、恐らく(24fps以上はあると思われる)4K動画の仕様としても、合致しません。
 で、現状ソニーが外部発表しているセンサをこのページから私が探す限りは、このXperiaのカメラに仕様上muchするセンサが見当たりませんでした。
恐らく予測するにこの1300万画素1/3.06インチ積層型センサの、(画素ピッチほぼ同等のまま)1/2.3インチ版をソニーのセンサ部隊が開発して上記スマホに載せたのでは?と思うのですが、
このことから、今でもソニーセンサ部隊は(他社よりも)若干は自社カメラ部門に対して先に新規開発センサの情報を流しているのでしょうか。
それとも単に、正式な外部公表は、各カメラメーカーに撮像素子情報を流し終わった後に行うのが通例で、単にまだ公表時期になっていないというだけのことでしょうか。
個人的に少し気になります。



⑥スマホ世界の動画でいう”4K”はやはりTV世界の4K(3840×2160=UHD)であって、シネマなどの世界のDCI 4K(4096×2160=17:9)規格では無い

↑大した話ではありません。私が個人的に興味があったため、備忘録として。



 その他、わざわざグラフに起こすこほどでは無いのでグラフにはしませんが、冒頭の表の一覧を参照して頂きながら以下。

⑦AF機能は、きょうびどのスマホにも(100%)搭載されている
 調べなかったが、顔認識機能も恐らく全ての機種に搭載されている


⑧撮影ライト機能(←カメラで言うフラッシュ代わりになると想定)も9/17≒53%の機種で、静止画/動画共に使用可能で、
 16/17≒94%の機種で、静止画/動画どちらかでは撮影ライト機能が使用可能

 ↑静止画と動画のどちらかでしか撮影ライトが使えない機種の中で、動画で撮影ライト機能が使えない機種の方が多数でした。
撮影ライトさえ持っていれば、動画撮影時にライトをつけること自体は技術的には何ら難しいことは無いと思うのですが、動画撮影中ずっとライトを点け続けることは、
 ・バッテリーの持ち
 ・瞬間的な消費電力・消費電流
 ・発熱
上記いずれか、もしくは全ての点において厳しいという様な制約がきっとあるのでしょうね。


⑨手振れ補正機能も12/15≒80%の機種で、静止画/動画時問わずどちらでも有効で、
 100%の機種で静止画時or動画時どちらかでは有効に機能

 ※手振れ補正に関する記述を見つけられなかったiPhone5系スマホは、この項の集計から除外しています

 ↑手振れ補正が静止画/動画のどちらかしか機能しない機種においては、そのほとんどが静止画で機能しない(≒静止画時に手振れ補正が働かない)パタンでした。
 これは、恐らくそれらのスマホで働く手ぶれ補正が、電子式(≒光学式では無い)ことを意味していると思われます。
つまり、動画時であれば前フレームまでとの連続性を持続するように処理すれば、光学手振れ補正機構が無くとも(画角を多少狭めれば)電子式で補正が可能ですが、静止画においては一発勝負で、電子式補正を使えないからです。


⑩スマホにおける接写機能(←恐らくデジカメで言うところの”マクロ機能”と理解)は、
 13/15≒87%の機種で搭載されている

 ※接写機能に関する記述を見つけられなかったiPhone5系スマホは、この項の集計から除外しています

 マクロ撮影用と思っている”接写機能”が搭載されていないスマホカメラは、LG製の2機種のみでした。



 ⑦~⑩までのAF/ライト(フラッシュ?)/手振れ補正/接写(マクロ)機能 に関しては、
⑧の動画時のライト機能のスマホ搭載率は少し低いですが、
しかし、これはコンデジでは動画時にフラッシュを炊いたりライトを点灯し続ける機能など無いことを考えれば、コンデジに対するネガにはなり得ず。
 その他のAFや手振れ補正、マクロ機能のスマホ搭載率は凄く高いので、もしその辺のスペックが気になるユーザーなら機種を少し選べば、大した制約も無しに上記機能搭載機が購入可能。

 つまり、”カメラとしての使い勝手は確実にコンパクトデジカメの方が上”なのは間違い無くて、AFなどの能力も恐らくは専用機であるコンデジの方が性能は上だろうけれど、
カメラ関係の特性を無視して機能としてのみ見れば、
光学ズーム以外は(後は多少画素数が少ない点を除けば)コンパクトデジカメに特にスマホが劣る点は無く、
そして世間で良く言われる様に、WiFi、GPS機能の確実な搭載によりSNS等との連携はスマホが上で、今回驚いた4K動画機能は現状はスマホにしか無く・・・
 そして極めつけは、”現代人はスマホは誰に命令される訳でも無く、常に肌身離さず携帯する”


 今回私なりにコンパクトデジカメとスマホ搭載カメラを比較した限りでは、
私の観点では、やはり私を含めた一般人にスマホに加えてコンパクトデジカメを今から購入に踏み切らせるほどの魅力が、コンデジには見つけられませんでした。

 ”では、今後コンデジが再び盛り返すことはあるのか?”

 上記に問いに対しても私は否定的です。
コンパクトデジカメが再び売り上げ的に盛り返すには、マニアでは無い一般の人にも何かわかる形で今までに無いメリットをもたらす技術的なブレイクスルーが必要だと考えます。
 が、そのブレイクスルーがコンデジから起こる、もしくはコンデジでなければ起こせないシチュエーションが残念ながら想像出来ません
 つまり、コンデジで起こる技術的なブレイクスルーがあるのであれば、それはいち早くスマホカメラの方で先に起こってしまっている状況しか考えれないのです(^^;)


 最近、顕微鏡カメラ医療系強化を宣言したり、産業用カメラに参入したり、車載カメラセンサ市場に参入を表明したりする方向はわかる気もしますし、また(その利益への効果のほどはともかく)間違ったことでは無いのではと思います。


ps ビデオカメラ分野でも、搭載撮像素子周りのスペックを中心にまとめてみたいのですが、機種数もそれなりですし、そのエネルギーが湧くかな?(^^;)



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4K撮影

IMX147LQTは「1/3.2 型約903 万画素 (約17:9) 使用時には、今後期待される次世代4Kフォーマット60frame/sの動画撮影が可能」なので、Xperia ZL2のセンサーも同様な仕様ではないでしょうか。

Android OS LでBluetoothのリアルタイム性が上がれば、QXの様なスマホ用カメラユニットの使い勝手が良くなるでしょうから、高級コンデジも含めてコンデジのニッチは消滅するかもしれませんね。

Re:4K撮影

>IMX147LQTは「1/3.2 型約903 万画素 (約17:9) 使用時には、今後期待される次世代4Kフォーマット60frame/sの動画撮影が可能」なので、Xperia ZL2のセンサーも同様な仕様ではないでしょうか。

 やはりXperia ZL2のセンサはIMX147LQTというやつなんでしょうか。
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1405/08/news084.html
↑本文中でリンクを飛ばしているこのITMediaのページを見る限りは”Exmor RS”(≒積層型)センサだということになってるんですよね。
それを信じるとすると、IMX147~は積層型センサでは無いみたいなんで、合致しないことになっちゃうんですよね。


>Android OS LでBluetoothのリアルタイム性が上がれば、QXの様なスマホ用カメラユニットの使い勝手が良くなるでしょうから、高級コンデジも含めてコンデジのニッチは消滅するかもしれませんね。

 なるほど。高級コンデジの市場はQX系から崩されますかね?
”個人的に好きだけど、これはさすがに色物で、ヒット商品にはならないな”
と考えていたレンズだけデジカメも案外舐められないですかね(^^)

  • imagerマニア
  • 2014/08/25(Mon.)

Re: Re:4K撮影

> imagerマニア さん

> やはりXperia ZL2のセンサはIMX147LQTというやつなんでしょうか。
Xpreria ZL2のセンサーも、4K撮影時は有効エリアを1/2.3型から1/3.2型にしているのかもと想像しただけで、IMX147LQTではないと思います。

> レンズだけデジカメも案外舐められないですかね(^^)
カメラの電源を入れるとアプリが自動起動するぐらいのレスポンスになれば、かなりの需要があると思います。画像処理をカメラ側で行えば、スマホのバッテリー利用時間が伸びますね。

スマホの4K

スマホで4Kの場合、記録するための帯域と保存領域(メモリ)ってどうなるんでしょうね、、、 電池もあっという間に無くなりそうで気になります。(苦笑)

コンデジがスマホに負ける理由で一番なのは、実は、ほとんどの人にとって撮るものにそれほど幅が無いことなんじゃないかと思うことが多いです。SNSとかやっていると、写真としてアップされるのは食べ物とか記念撮影(自撮り含む)、状況説明といったものがほとんどな気がするんですよ。これじゃあ、そもそもとしていいカメラが欲しいと思わないんじゃないかと、、、^^;

Re:スマホの4K

>スマホで4Kの場合、記録するための帯域と保存領域(メモリ)ってどうなるんでしょうね、、、 

どうなるんでしょうね?(^^;) 私もとても気になります。
そもそも、コンパクトデジカメで(恐らく)出来ていないことを、あの多機能で薄い筐体の中で出来ることが信じられません。

>電池もあっという間に無くなりそうで気になります。(苦笑)

 こちらは別の意味で大変気になりますね(^^;)
ちなみに、買い換えたばかりのスマホは大きくなったこともあり、バッテリーの持ちは全く問題無くなりました。
でも気づいたことは、バックライト液晶の明るさをmaxにした場合は、筐体が熱を持ち、バッテリーがみるみると減っていくことです。
改めて、液晶(のバックライト)は消費電力が大きいのだなと気づきました。


>コンデジがスマホに負ける理由で一番なのは、実は、ほとんどの人にとって撮るものにそれほど幅が無いことなんじゃないかと思うことが多いです。
これじゃあ、そもそもとしていいカメラが欲しいと思わないんじゃないかと、、、^^;

 (どきっ)あ、それ私です(^^;)
なので、その”ほとんどの人”の気持ちはわかる気がします。

ただ、恐らく以下二点のみが、その”ほとんどの人”と私の差なのだと思います。
 ①画質フェチ (←”常に”では無く、綺麗に残したいものは綺麗に残したい)
  (大変失礼な例ですが、”あの”FinePix990の油絵はNGです。←等倍表示しなければ満足すると思いますが(^^;))
 ②(なまじ撮影機能の知識を持ってしまったために)、撮影機能項目の変更のしやすさ(大きな意味での操作性)
 (ISO変更、露出変更、シャッタースピード変更など)

 しかし、私個人の嗜好はともかく、上記コメントなどからtoshiさんの視点は私にとって新鮮であることが多いです。
 言われてみれば、何かの製品の新規市場が出来て、その市場が成熟する過程はカメラに限らず常にそうであるような気がします。
多くの人に機能・性能で満足なレベルにまで達すると、それ以上機能・性能を上げても価格が上がるだけで売れないので、作る側もそれ以上を求められなくなり、成熟市場になるという・・・

  • imagerマニア
  • 2014/08/28(Thu.)

4K動画

実はXperia ZL2は手元にありますので試してみたところ、4K動画は30fpsのようです。ビットレートは52Mbps!もありました(30秒で197MB)
ちなみに4Kで撮ったものを再生時に最大2倍ズームする、という4Kディスプレイがなくても多少は意味がありそうな使い方も提案されています。

サブカメラはXperiaは日本向けオリジナルモデルでは簡略化される傾向にある気がします。ZL2にはベースモデルとしてZ2が存在しますが(日本ではドコモから出てますね)、こっちは220万画素と普通?です。

Re:4K動画

 FTさん お久しぶりです。

さすが、スマホもカメラにこだわった選択なのですね (←違うか!?^^;)

>実はXperia ZL2は手元にありますので試してみたところ、4K動画は30fpsのようです。ビットレートは52Mbps!もありました(30秒で197MB)

 おおっ! FHDと比較しては駄目なのかもしれませんが、AVCHD 60p のFHDで28Mbpsとかだと思うので、AVCHD 60p FHD動画に対して、解像度が4倍になって、フレームレートが1/2になった様なイメージでしょうか、概略。

ちなみにですが、GH4の4Kは100Mbpsみたいですよ。
http://panasonic.jp/dc/gh4/spec.html
そろそろFTさんいかれてみても良い頃では無いでしょうか?(笑)
密かに期待しております(^^;)

>ちなみに4Kで撮ったものを再生時に最大2倍ズームする、という4Kディスプレイがなくても多少は意味がありそうな使い方も提案されています。

 その場合、ズーム箇所は再生時にオンタイムで任意選択可能な仕様なのでしょうか?
であれば、ある程度高解像度を楽しめる環境になるかもしれないですね。
考える人は考えるものです。

>サブカメラはXperiaは日本向けオリジナルモデルでは簡略化される傾向にある気がします。ZL2にはベースモデルとしてZ2が存在しますが(日本ではドコモから出てますね)、こっちは220万画素と普通?です。

色々と情報ありがとうございます。
 やはり、(理由は良くわかりませんが、)日本市場はサブカメラが重要視されない傾向だということでしょうか。
 にしても、(他にも細々異なる仕様はあるのでしょうが、)auにだけサブカメラの仕様をダウングレードした端末を用意する理由がわかりません。
auもメーカーにもメリット無いと思うのですが。
docomoを尊重するような内容の契約が、メーカーとdocomoの間で結ばれていたりすることがあるのでしょうか。

  • imagerマニア
  • 2014/08/28(Thu.)

4K ready?

ソニーモバイルの方には申し訳ないのですが、普段からカメラを持ち歩いているのでXperiaのカメラはあまり使ってません(笑

> ちなみにですが、GH4の4Kは100Mbpsみたいですよ。
> そろそろFTさんいかれてみても良い頃では無いでしょうか?(笑)

同じ4Kでもソニーのハンディカム (AX100) は60Mbpsともうちょっと低いようですね。
http://www.sony.jp/handycam/products/FDR-AX100/spec.html
GH4は確かに気になるカメラではあるんですが、大きいカメラは間に合っているというのと、せっかくの4K動画も4Kディスプレイがないのはもちろんのこと再生・編集できるマシンもありません(苦笑)4K not ready!

> その場合、ズーム箇所は再生時にオンタイムで任意選択可能な仕様なのでしょうか?

そうですね、任意の場所をある程度自由な倍率に拡大できますし、拡大した状態で拡大エリアを動かすこともできます。
ハンディカムのAX100にも似た機能があるそうですが、あちらは画面上でタッチした場所を2倍拡大する形のようなので、Xperiaの方が自由度は高いようです。

> にしても、(他にも細々異なる仕様はあるのでしょうが、)auにだけサブカメラの仕様をダウングレードした端末を用意する理由がわかりません。
> auもメーカーにもメリット無いと思うのですが。

au向けでもドコモ向けと同じように、グローバルモデルがほぼそのまま出ることもあるにはあるんですが、なぜau向けはオリジナルモデルのことが多いのかはよく分かりません。
ドコモだと販売数量が多いせいか、同世代でグローバルモデルほぼそのままのやつとそこから派生したオリジナルモデル(たとえば小型版)が両方出ることもあるくらいですが…

Re:4K ready?

>ソニーモバイルの方には申し訳ないのですが、普段からカメラを持ち歩いているのでXperiaのカメラはあまり使ってません(笑

 スマホにXperiaZを選ばれたのは、カメラ性能を気にしてのことではありませんでしたか(^^;)

>大きいカメラは間に合っているというのと、

 FTさんは、ハンドルネームのイメージからてっきりフォーサーズマウント機で揃えられているものとばかり思いこんでいました。
大きいカメラは何をお使いなんですか?
差し支えなければその機種を使われている理由共々教えて頂けませんか?


>(苦笑)4K not ready!

 まったくですね。人に振っておいて何ですが、言われてみれば間違い無く私も”4K not ready!” です(^^;)

  • imagerマニア
  • 2014/09/06(Sat.)

大きいカメラ

> 大きいカメラは何をお使いなんですか?
> 差し支えなければその機種を使われている理由共々教えて頂けませんか?

システムとして一番撮影枚数が多いのはもちろんマイクロフォーサーズですが、実は大きいカメラはニコンD600なんです。
動きものを撮ったりするのに一眼レフが欲しかったんですが、そこで35mm判にしたのはすでにm4/3がある中で似たり寄ったりのAPS-Cにするよりも、どうせなら大きく違うシステムにした方がむしろ使い分けもしやすいだろうという考えからです。ニコンなのは完全に好みの問題ですが…

> まったくですね。人に振っておいて何ですが、言われてみれば間違い無く私も”4K not ready!” です(^^;)

再生だけなら4Kディスプレイの問題をとりあえず置いておけばともかく、編集して出力とかやろうとするとそれなりに立派なPCがないときついところで…
HD黎明期にも撮った後が大変だみたいな話はありましたが、4Kは機材こそ当時より遙かに手頃ですが撮った後が大変なのは同じですね。

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