デジカメ / デジタルビデオカメラ / スマホ用の撮像素子(イメージセンサ/imager/CMOSセンサ)について、マニアな情報や私見を徒然なるままに述べるBlogです(^^;)
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あくまでオーソドックス、上から下までの王道戦略ラインナップ
昨年のスクエアシリーズのリングカメラに続き、他社が注力する防水デジカメのラインナップが今年消滅
【ニコン】
新機種数が1機種の結果、ラインナップ総数は確保するものの、それらの発売年はほとんど昨年'16年のものになった
そのせいもあって単価が厳しいものになっている
キヤノン、ソニー、パナソニック、富士が上位機種の価格が最安値でも¥10万を超えてくるのに、ニコンはKeyMission以外は¥5万も超えていない
KeyMissionもあまり売れているとは聞かないし・・・
それでも価格.comではキヤノン、ソニーに次いで売れているのは流石というところ
【Sony】
特徴的なカメラとして今年新ラインナップ RX0発売
基本戦略は昨年と変わらず。
型落ちモデルも継続販売
発売機種数は絞り、ラインナップも1インチ以上撮像素子搭載のハイエンドか、高倍率ズーム機かの事実上2路線のみ
レンズスタイルカメラのラインナップは残るものの、昨年に引き続き新機種発売は無し
レンズスタイルカメラは事実上終わったラインナップか
【パナソニック】
唯一の4/3モデルであったLX100のが消滅
ソニーの1インチ攻勢には勝てなかったか。
4K動画に強いのは相変わらず
今年は高倍率ズーム後継と下位機種を1機種ずつ更新
【富士フイルム】
富士潔し。
個人的に最も好感の持てるラインナップの明確さ
単焦点APS-C機と防水デジカメのみというラインナップは昨年から継続
そして型落ち品は現役ラインナップには一切残さず、現役は当年発売機種の2機種のみ。
事実上競争力の無くなった型落ちカメラを現役ラインナップに残されてもわかりにくいだけなので、他のメーカーも個人的には富士を見習ってほしい
コンデジラインナップを絞ると、自社一眼カメラへのステップアップユーザーを取りこぼすリスクが昔はあったと思いますが、もしかしたら今はスマホからダイレクトにステップアップする人の方が多くなっているかもしれないから、
”コンパクトデジカメラインナップを持たないが、しかしレンズ交換式カメラを発売するメーカーも出てくるかもな”などとふと思いました。
【オリンパス】
昨年に引き続き、タフネス(アウトドア)モデルオンリー
今年は更にTG3桁機とSHという5軸手振れ補正搭載シリーズ(?)を削ってラインナップの簡素化を図っている様子
【カシオ】
前機種から何が変わったのかわからない面白みの無い後継機種が何機種か追加されている
ラインナップ機種数だけは相変わらず多い
今年、新型発売機種数は一位になった
しかし、正直会社としてこういう形でデジカメ事業を続けていく利益面でのメリットがあるのか個人的に甚だ疑問。中国とかでセルフィーカメラで儲けているのか?
目新しいところとしてGEZ-1という超タフネス?カメラがラインナップに追加
しかし、さすがに690万画素というのは需要あるのか?動画もFHD30p止まりの様だし・・・
【リコー・ペンタックス】
GR、タフネス、360°カメラ3種類のラインナップであることは変わらず。
今年はタフネスとシータの後継機種を1機種ずつ発売した
【シグマ】
DPQuatro4兄弟オンリー
昨年から変化無し
ある意味シグマはこれで良いというか妥当な線≒予定通りと思われる
この一年の上記カメラ価格の値崩れも無し
また、最後に各社のコンパクトデジカメの撮像素子回りに関してですが、
◆画素数・撮像素子サイズトレンドに昨年からの変化は無い心象
ほとんどのデジカメが1/2.3インチ2000万画素か、1インチ2000万画素のどちらか
凄く大雑把には、上記に当てはまらないのは、
ソニーのフルサイズRX1シリーズ
シグマAPS-CサイズDPQuatroシリーズ
富士とリコーの単焦点APS-撮像素子搭載カメラ
ニコンとCASIOの古い機種に1600万画素と1200万画素搭載カメラがあるのみ
一つ撮像素子で気になるのは、オリンパスのTG-5は、前機種よりも画素数を落として1200万画素になっている。フラグシップスマホでは画素数をあえて落とす戦略を取るスマホメーカーが多い気がするが、コンデジではレアケース。
アウトドア用でF2.0レンズと相乗効果で暗時性能優先の思想?
1/2.33インチという素子サイズがなんとなくパナソニック製なのかな?とか思わせる
◆今年も、新機種の中で5台に1台程度の割合で、CCD搭載機種がやはり継続して発売されている
CCDだと動画がFHD25p止まりで動画が期待出来ないが、
それでも新型機に搭載されるということは、コスト面等でCMOSセンサより有利なところがあるのだろうか?
今年はこれが最後の更新になりそうでしょうか。
それでは皆さま良いお年を
・・・もう今年が終わるなんで信じられないし、そんな気分にまだなれませんが・・・
コンデジのまとめ、ありがとうございます。(^^)
型落ちモデルですが、生産時に一定の数を作り、その在庫がある程度まとまって残っているうちはカタログに載せるという家電方式の影響なのだろうという話は、まま聞きます(このへんは、既知ですよね)。予定数を販売した場合、古い設計で再生産(補充)するよりも、製造コストにあまり影響しないソフト面で機能アップさせれば新しい型番とともにしばらくは現行モデルとして通用するとか、、、
個人的な感覚としては、「良い写真を撮りたい」という人よりも「自己アピールのためにインスタ映えする写真が欲しい」という人のほうが圧倒的に多いと思いますので、SNSと直接連動し、さまざまな画像加工が簡単にできるスマホにコンデジは勝てないですよね、、、
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