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Imager マニア

デジカメ / デジタルビデオカメラ / スマホ用の撮像素子(イメージセンサ/imager/CMOSセンサ)について、マニアな情報や私見を徒然なるままに述べるBlogです(^^;)

iPhone7発表 ~Dualカメラ / 光学ズーム(?) / raw対応 / レンズ大口径化など

IFAが終わり、IBC(アムステルダムで毎年行われる、欧州一の放送機器展)が始まっています。
徐々に新しい放送・業務用カメラの発表or発売のアナウンスもされているようですが、
imageセンサ的トピックも含めてまだ出揃っていなさそうなので、今週はまだ触れずに置いておくことにしようと思います。

photokina向けカメラも同様の様子なので、今週は触れずにおきたいのですが、
CanonのEOS 5D markⅣについては、まず間違い無く自社製CMOSセンサ搭載機だと思うのですが、
例によってデジカメwatchさんあたりで高精細な写真をアップされてから触れたいと思っているのですが、もしかして今回も高精細写真はアップしてくれないのでしょうか?
imagerの写真は本家HPにもそれなりのものが載っているのですが・・・


 さて、この一週間で注目のtopicとしてはやはりiPhone7/7Plusの発表でしょうか。
(Apple Watch2も同時に発表された様ですが、世界≒外国での評判はどうなのでしょうか?日本での反応はアップルの期待するものではなさそうに見えますが・・・^^;)

カメラに搭載されたimagerについては当然新規のものの様なのですが、imagerの詳細については例によってchipworksの解析結果を待つことにして、
今回は本体及びカメラ性能を備忘録としてまとめておきたいと思います。

↑当面私自身がスマホを購入する予定は無いのですが、やはり今後一年他のスマホのベンチマークとなる機種だと思いますので、記録を残しておきたく
”いったいここは何をテーマにしたblogなんだ?!”という突っ込みは甘んじて受けさせていただきますf(^^;)

と言っても、iPhoneのスペック自体のレビューは各所で唸るほどupされていますので、
一般的に(変更の有無関係なく)トピックかなと思うところを、まずは以下順不同で。

6sにあった”スペースグレイ”が消滅し、新色”ジェットブラック”と”(マットな処理の)ブラック”2色が追加

②大きくはデザイン自体は変わらず。大きさ(長さ/幅/厚さ)も変わらず。重さが少々軽量化
 よってディスプレイサイズも4.7インチ、5.5インチで変わらず

③ストレージの最低容量が(16GBが消え)32GBからに


3.5mmのイヤホンジャックが消滅!!
 (さすがアップルΣ(゜Д゜)。エコシステムを完全に自社で完結させられるメーカーだからこその荒業!?MacBookでI/FをUSB typeCのみにしたことを彷彿させられました)

⑤(主に日本人だけのトピックですが)お財布ケータイ(FeliCa)に遂に対応 (10月くらいから)
 なんで、日本って様々なものが俗に言う”ガラパゴス化”しやすいんでしょうねf(^^;)

カメラがノーマル7の方も光学式手ぶれ補正対応

7 Plusのカメラは、Dualレンズカメラ化

iPhone初の防沫・耐水化 (IP67等級)
 ↑Apple自身は”防水”とは表現していない模様。水没故障による保証もしない模様

⑨Homeボタンが機械式(?)では無くなり、物理的には押し込めないタイプに
 ↑タプティックエンジンとやらで、押した感触のフィードバックがあるそうです

A10 Fusionチップ採用で、処理性能が凄いことになっているらしい
 それでいてバッテリーの持ちも6sに対して公称2時間長いとか

⑪スピーカーがステレオ化


 お値段と発売日以外で一般的に気にされる情報としては上記の様な感じでしょうか。
ちなみに発売日は9/16だそう。


 勝手にトピックとしてリストアップした内容ではありますが、
iPhoneに限らず、今やスマホにとって”カメラ機能”というのが、一般的に気にされる最大注目スペックに入っているのは間違い無いところ。
 イメージセンサと密接に関わる部分だけに、カメラ機能についてのみ、以下にスペックをもう少し深堀りして記載します。

ちなみに、Apple発表会の模様はアーカイブ(?)が例えばこんなのがありました。
カメラ部分の発表は見ると、1時間2分~1時間15分あたりまでの約14分間割かれた様です。

特に記載が無い場合は、iPhone7&7Plusとも共通スペック
公式のスペック表はコチラ

1) 画素数:
 リア(≒メイン)カメラ=1200万画素 ※7 PlusのDualカメラも双方とも
 フロント(FaceTime)カメラ=700万画素 参考)”6s”は500万画素

2) 撮像素子サイズ:非公表 (ですよね?)
 ただし、元プロカメラマンの方によれば、それぞれ以下らしいです。
 リア(≒メイン)カメラ=1/2.6インチ
 フロント(FaceTime)カメラ=1/3.2インチ

3) 画素ピッチ:非公表

 上記2) & 3)あたりの正確なところは、チップワークスの解析ではっきりすると思います

4) 光学式手ぶれ補正搭載 参考)”6sノーマル”ではついていなかった

5) ”7 Plusのみ”Dualレンズカメラ化

6) レンズ開放f値:
 リア(≒メイン)カメラ=f1.8 ※7及び7 Plusの広角レンズの方
  7 Plusの望遠レンズ=f2.8
 フロント(FaceTime)カメラ=f2.2 参考)”6s”はいずれもf.2.2

7) 撮像素子種:裏面照射型CMOSセンサ @リア&フロント及びwide&teleいずれも

8)ズーム:
 光学2倍ズーム @7 Plus
  ※ただし、どうやらdualカメラの広角と望遠を切り替えることを”ズーム”と呼称しているようで、この間の焦点域の間はズーム出来たとしてもデジタルズームの様子
 光学ズーム無し @7ノーマル

 デジタルズームはそれぞれ更にx5倍分

9) フラッシュ:TrueToneフラッシュが4LED化

10) レンズ構成(というか枚数のみ):6枚 ※参考)”6s”は5枚

11) ビデオ(フォーマットサイズとフレームレート):
     4K:30fps
  FHD:最大120fps
  720p:最大240fps


その他、
 HDR
 Focus Pixel (=像面位相差AF)
 Live Photos(シャッター押した前後1.5秒くらいの時間を動画として保存)
などの機能は同様な様子。

 基本上記までは公式サイトよりの情報で、以下はappleの発表会より。

ⅰ) 60%高速で、30%電力効率の良いセンサー

ⅱ) ISP(Image Signal Processor:画像処理IC)はスループット2倍

ⅲ) raw対応

ⅳ) 広色域対応

ⅴ) ”7 Plusの方のみ dualカメラでDepthMap作って”ボケ表現可能に



 といったところから、カメラ関係を個人的な価値観からラフにまとめると、
先代iPhone6sシリーズからは、
 光学式手ぶれ補正が可能になり、
 なんとraw対応となり、
 レンズ開放f値がf1.8と大口径となり、
7Plusの方は加えて、
 (怪しい2倍とはいえ・・・)iPhoneシリーズ初の光学ズームが可能になり、
 Dualレンズカメラとなり

あたりが大きな変更点になりそうでしょうか。

 逆に先代でアップした1200万画素の画素数は今回は据え置き
しかし、f1.8の開放f値のレンズにして本体厚さに変更無しということは、恐らくセンサのイメージサークルは小さくなっている可能性が高い気がします。
(↑つまり、f値が小さくなった分のレンズの肥大化(≒厚さup)を相殺するためにイメージサークルを小さくする設計方針を取っているのでは?ということです)
アップルは発表の際には、「開放f値が2.2⇒1.8になることにより、従来よりも50%光を多く取り込むことができる」という趣旨のことをアピールしていましたが、
上記予想が正しいとすると、
センサ画素ピッチが小さくなったことにより、開放絞りが大きくなったことの効果は大きく見られない可能性があり、
更には、(いくらDTI≒Deep Trench Isolationを入れているとはいえ)f値が小さくなることによる斜め入射光の増加により、隣接画素間の混色が増加するという画質的デメリットが顕在化するリスクが加わることもあるように思います。
この辺個人的には要注目です。

 そして何といっても、raw対応と怪しいとはいえ7 Plusは光学2倍ズーム・・・もうずっと前から言われていることとはいえ、コンパクトデジカメの立ち位置は更に更に厳しいところに追い込まれる仕様追加ですねf(^^;)
 アップルのiPhoneカメラの発表シーンを見ていて印象に残ったのが、
「DSLRの様なボケが・・・」、「DSLRの様な○○が・・・」と、
本当に一般的なコンパクトデジカメの写りを凌駕しているのかはともかく、Appleとしては既にコンパクトデジカメは眼中に無く、「ライバルは完全に一眼レフカメラなんだ」という意識でいるということでしたf(^^;)。

 また、Dualレンズカメラについては、コンパクトデジカメには最早存在しない概念
他のスマホメーカーで先行していたところでは、
 ・同じ画素数でモノクロとカラーセンサのDual
 ・カラー同士だけれども、片方は画素数が劣るDual
というパターンが多かったと認識しています。
 いずれもDepth Map(≒深度情報)を得るところは変わらないのですが、基本的にはモノクロセンサや、そもそもセンサ画像が二つできることを用いて”低照度下のSNアップ”をDualカメラの主目的に据えるメーカーが多かったと思います。
 しかし、iPhone7では、”同じ画素数のカラー素子同士のDualで、それらをそれぞれ焦点距離の異なる2種のレンズ≒カメラとして使う”というのは初めてでは無いかと思いますが、個性が出たところだなと、個人的に感じました。


 最後に、アップルの発表を見ていて、出席者(≒主に米国人?)がカメラ関係のところで大きく反応(≒拍手や歓声)していた箇所を・・・
(ちなみに発表順がアップルの意識を反映しているのかは不明ですが、カメラ機能は4番目のトピックとして発表されていました)

 すべてのiPhoneに手ぶれ補正ついたと言った時
 ISPが1000億以上の処理を25m秒の内にこなすと言った時
 7Plusがデジタルズーム含めれば10倍までいけるとわかった時
 「このボケのある写真はiPhone7Plusで撮ったものだ」と言った時

やっぱり、光学ズーム、手振れ補正、ボケるというのは需要がある機能(?特性)ということですかね(^^)



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デュアルレンズ・センサーのデジタルカメラ

焦点距離が異なるレンズを付けた二つのセンサーを積んだデジタルカメラには、コダックの V570 がありました。
http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/digital/digitalcamera/stylish/v570/
歴史は繰り返すのでしょうか。

Re:デュアルレンズ・センサーのデジタルカメラ

>hi-lowさん

>焦点距離が異なるレンズを付けた二つのセンサーを積んだデジタルカメラには、コダックの V570 がありました。
>歴史は繰り返すのでしょうか。

おお!完全に忘れていました。
よく考えたら、結婚当時奥さんが使っていたデジカメで、今は使っていませんが、まだ当家のどこかに上記デジカメが存在するはずです。

コダックは時代を先取りし過ぎたのでしょうか?(^^;)

  • imagerマニア
  • 2016/10/08(Sat.)

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