1月下旬から2月初旬にかけて、パシフィコ横浜で行われた
CP+。
最終日に3時間程度だけ回ってきました。
前回のエントリでは「特にこのBlogでとりあげる内容はない。でも”
フジがき隊”だけ」と書きました。
が、やはり”
その年の傾向”みたいなものが、会場を回っていると感じることが出来ます。
ですので、興味が出たブースを写真で残しておきたいと思います。
今回、キヤノンのブースが投票か何かで金賞を受賞していたようですが、個人的に好印象だった、もしくは充実していたと感じたのは、ソニー、シグマ、ペンタックスブースでした。
ではさっそく、今回はソニーブースを。
↑ 外観はこんな感じ。人はたくさんで人気ありました。
↑ ソニーは去年からの傾向ですが、4Kモニタの活用法も同時にアピールしたいのか、”静止画を大画面で高精細表示観賞”を前面に。しかし、今年からはソニーだけでなく、他社も同様の展示が流行りになってきている印象。
↑ 同じ流れか、新型のPS3経由で静止画を4KTV表示のデモ
わざわざPSを経由させるのは、恐らく自社製品だからというのと(^^;)、後は普通デジカメにHDMI出力とかついていないので、PSなど何かを経由しないとTV画面表示できないから。
後はSDメモリカードスロットのあるTVだと直挿しという手もありますが。
↑ 今年は各社、(ソニーだけでなく、キヤノンもニコンもペンタックスも、当然シグマやタムロンも)自社のレンズラインアップを前面に押し出してアピールしている印象が強かった
やはり電化製品が全般的に韓国・台湾勢に押されていて、唯一と言って良いほど元気があるのがデジカメで、かつその中で儲けが出るのが”レンズ交換式”だからだろうか。
↑ これも今年の傾向かなと思う
”小型アクションカム”が一つのジャンルとして(来場者はともかく、少なくとも各社の中では)確立された感あり
ソニーは、
昨年秋のCEATEC(←p.8の最後の写真)では、この小型アクションカムは「ブース内の多くのカメラの中の一つ」という展示でしたが、CP+では(カメラの展示会ということもあるとは思いますが、)この小型アクションカムだけで一つのコーナーを設けていました。
↑その小型アクションカムを”ウェアラブル”にするためのアクセサリ群も豊富に展示
実は(同じアクションカムの草分け)
GoProも同様だと思うのですが、このジャンルは本体もさることながら、このアクセサリ群がさりげなく収益源となっているはず(もしくはそうしたいはず)。
「CoCo一でカレーにトッピングをつけてたら意外と高くなった」みたいな戦法な気がします(^^;)。
↑ 目新しくはないですが、世のマニアを大騒ぎさせた”DSC-RX1”
コンパクトデジカメでありながら、フルサイズ素子搭載 & ¥25万前後のお値段設定!
そして単焦点レンズの硬派な奴です。
大金持ちでお金余ってたら絶対買ってると思うカメラです。
↑そして、そのRX1の”ばらし展示”と搭載撮像素子の単体展示
これは
昨年秋のCEATEC(←p.5)と同じものですね。
↑ 「空間手振れ補正ユニットは1年間でこんなに小さくできました」
アピールの展示。
この空間手振れ補正搭載ビデオが初出展されたのが、確か昨年のCP+だったはず。
発売後、その効果の高さが各所でレポートされていたのが記憶に残っている。
しかし、もし同じ効果が得られるのであれば、「この小型化の進展は凄いな~」と素直に思う。
↑ 一般人には直接関係はないと言えばないのですが、昨今の”4K祭り”の映像取得部分(←つまりは撮影カメラ(^^;))の最新鋭機
”PMW-F55”
interBeeでは主役(←p.5)でしたが、CP+ではガラス内展示の箱入り娘でした。
やはり業界人の少ないCP+で直接触ってもらうメリットは無いとの判断なのでしょうか?
↑そして”4K祭り”を一般人にも降ろそうと(?)”民生用”4K機のモックアップ展示
「開発しているが発売は具体的には未定」とのこと。
”民生用”とは言ってもお値段恐らく¥50万とか最初はそういう次元のもの。
しかし、F55はさすがにマニアでもアマチュアは手を出さない類のものだと思いますが、この名無しの4K機は金持ちマニアなら手を出すところでしょうか。
実際発売されたらプロも使いそうではありますが。
↑ 最後はオマケ
これはソニーブースではなく、ハッセルブラッド ブース
昨年のフォトキナで初出展されていた同社のレンズ交換式デジカメです。
実はこのカメラの中身(正体!?)はソニーのNEXであることは有名な話。
しかし何とそのお値段は・・・
¥50万とか(^^;)
「いや~、ブランド力ってほんとに素晴らしいな~」
そして
「ほんとデジカメは未だに日本の天下だな~」
と感じるお話でした。
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