デジカメ / デジタルビデオカメラ / スマホ用の撮像素子(イメージセンサ/imager/CMOSセンサ)について、マニアな情報や私見を徒然なるままに述べるBlogです(^^;)
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いつも興味深く読ませて頂いています。
α7sの画素ピッチですが、フルサイズ36mm×24mmで1220万画素ですと約8.4μmくらいかと思うのですがいかがでしょうか。対角線長では確かに11.8μm程度ですが、画素ピッチという場合には通常は辺の長さをいうものだと認識しています。
>bergoさん
はじめまして。
>画素ピッチという場合には通常は辺の長さをいうものだと認識しています。
おっしゃる通りです。
どう計算して間違ったか忘れてしまいましたが、確かに8.4umですね。それでも「きょうびのセンサで画素ピッチが大変大きい」という結論には違いありませんが(^^;)
今後ともよろしくお願い致します。
> imagerマニア さん
新規参入メーカーの機器が安価なのは、サポート体制の違いが原因でしょう。
人件費のコストは大きいです。
ローリングシャッター歪みですが、ご紹介いただいた動画では、モニターのフレームレートが遅い可能性もありますね。
公開されているAX100の実写動画を見ると、確かに上端と下端で1/60sec程度のズレはありそうです。しかし、NDフィルタを準備してシャッタ速度を1/100sec程度に落とせば、実際には問題にならないと思います。
>新規参入メーカーの機器が安価なのは、サポート体制の違いが原因でしょう。
>人件費のコストは大きいです。
なるほど。
2chあたりでは、よく(本当か嘘かわかりませんが)「ブラックマジックの製品は壊れたら使い捨て。それを許容できる者だけが自己責任で使え」みたいな論調を見たことがあるように思います。
(AJAがそうであるとかそうでないとかいうのは別にして)
そうであったとしてもこの価格差。日本メーカーがサポートとブランドイメージを重視して死滅への道を歩まないか心配です(←何故私が・・・という突っ込みはさておいて、やはり日本人なので(^^;))
>ローリングシャッター歪みですが、ご紹介いただいた動画では、モニターのフレームレートが遅い可能性もありますね。
そうですね、確かに仰るとおり可能性としてはありますね。
>公開されているAX100の実写動画を見ると、確かに上端と下端で1/60sec程度のズレはありそうです。しかし、NDフィルタを準備してシャッタ速度を1/100sec程度に落とせば、実際には問題にならないと思います。
こちらはどういう風に理解すれば良いでしょうか?
シャッタースピードとローリングシャッタ歪みと因果関係ありそうでしょうか?
>NDフィルタを準備してシャッタ速度を1/100sec程度に落とせば ・・・?
> imagerマニア さん
>シャッタースピードとローリングシャッタ歪みと因果関係ありそうでしょうか?
ローリングシャッタ歪みは、画像の両端で露光された時刻が異なることが原因です。これは露光部が移動するカメラ(フォーカルプレーンシャッタ、ロータリーシャッタ、プログレッシブスキャン等)では、シャッタ速度に関係なく起こります。その意味では、シャッタ速度とローリングシャッタ歪みに因果関係はありません。しかし、シャッタ速度が低速になると、動体の被写体ブレが大きくなり、ローリングシャッタ歪みがブレに隠れて目立たなくなります。
また、動画では動体にブレが無いと不自然に見えるため、シャッタ速度は静止画よりも遅めになります。シネマカメラで使われるロータリーシャッターでは、回転速度(=フレームレート)の半分(秒24コマなら1/48sec)程度が標準的なシャッタ速度になるそうです。
本気の動画撮影ではシャッタ速度とF値が固定になりますので、晴れの日中ではNDフィルタが必須ですね。
>シネマカメラで使われるロータリーシャッターでは、回転速度(=フレームレート)の半分(秒24コマなら1/48sec)程度が標準的なシャッタ速度になるそうです。
ビデオ(シネマでもいいのですが)で例えば60p動画を撮っている時の標準的なシャッタ速度は1/60秒なのかと思い込んでいました。
NDフィルタの件は、「普通なら”60pなら1/120秒シャッタ速度だけど”、ND入れて1/100秒にシャッタースピード遅くすればそんなにローリングシャッター歪みは気にならないレベルかもしれない」ということだったのですね。
理解しました。ありがとうございます。
経験的な面で話をしますが、大手企業とベンチャーにおける価格決定で大きな要素を占めるのは間接費の割合でしょうか。かつて、ベンチャーからそこそこの規模の会社に成長したいくつかの例を見ると、間接部門にかかる経費がどんどん上がっていくのが見てとれました。会社が大きな負債を抱え(た|ている)とか、そういう場合にも間接費は上昇します。一例として、それまで原価に占める間接費が20%以下だったのに、ある日を境にして30%を超え、じわじわと50%に近づいていった例を見たことがありました。
資金調達の構造とか、ブランドイメージの面とか、他にもいろいろありますが、そういうときに米国のように広く出資してくれる社会構造があることは羨ましくもあります。いまの日本は、いろいろな面で不利ですね、、、
それと、ローリングシャッター歪みですが、AX-100の例はさすがにきついです。仕事という面で見れば、パスしたい気分になるレベルだと思います(ごまかしながら使うのは間違いを起こす元なので、他を優先するでしょう)。その意味では、使えるレベルまで持っていこうとすると高額になるα7Sも同様だと思います。
まぁ、制作側も最近では予算が下りてこないので、REDとかCANON EOSが増えてきているようです。REDなんて、最初はクセが強くて嫌だと言っていた人が多かったようですが、周りが仕方なくでも使い始めてノウハウが溜り、情報交換も(現場レベルでしょうが)活発になってくるとどんどん受け入れられる方向になりましたから。
メーカーのサポートも重要ですが、それ以上に重要なのは、使う人が増えてノウハウが蓄積されていくことなんだなと改めて感じます。
>経験的な面で話をしますが、大手企業とベンチャーにおける価格決定で大きな要素を占めるのは間接費の割合でしょうか。かつて、ベンチャーからそこそこの規模の会社に成長したいくつかの例を見ると、(後略)
間接費っていうと、広告代とかは入るのでしょうか?基本は間接部門(営業?、人事、経理、総務とか)の人件費とかでしょうか。
必ず間接費が大企業の方が大きくなるとすれば、AJAもBMDもソニーやキヤノンほどの大所帯では(今のところ)無いでしょうから、コストは必敗の構図ですね(--;)
話が逸れてしまいますが、この経験談を聞いてしまうと嫌ですね、大企業化・・・
一体大企業になって良いことは何なのか?とか思ってしまいます。効率も落ちそうに思いますし、意思決定も遅くなっちゃいそうですし・・・
会社の規模に比例して大きなことが出きればメリットもあるのでしょうが、現在のデジタル化の波で、優秀な人数人いればそれなりのものが設計できて、受託会社に後は個数さえまとまってオーダー出来ればそれなりの値段で抑えられそうですし・・・
>それと、ローリングシャッター歪みですが、AX-100の例はさすがにきついです。仕事という面で見れば、パスしたい気分になるレベルだと思います
http://www.dmaniax.com/2014/04/20/panasonic-gh4-v-s-gh4/
元プロのtoshiさんの目から見て、上記GH4の例はどうでしょうか?
AX-100と似たりよったりといった感じでしょうか?
もしそうなら、センサの読み出し速度で律速しての30pは、業務用動画には厳しいってことですね(GH4も4Kは30pなので)。
最低でもセンサとしては60p必須と。
しかしそうなると、現状においては民生用を視野に入れた機器には、発熱、バッテリー、記録メディア等の理由で厳しそうですね。
>(前略)周りが仕方なくでも使い始めてノウハウが溜り、情報交換も(現場レベルでしょうが)活発になってくるとどんどん受け入れられる方向になりましたから。
>
>メーカーのサポートも重要ですが、それ以上に重要なのは、使う人が増えてノウハウが蓄積されていくことなんだなと改めて感じます。
↑今回最も私にとってタメになったなと思い、また「はぁ~、なるほど」となったのはここです。(やはりnet上だけを情報収集源としている私ではたどり着けない含蓄を感じます)
とすると、鶏が先か卵が先か?の議論になりますが、
予算が下りない世界が続く限りは、まずは安くしないと普及しないから現場レベルのノウハウが貯まらずに、より普及しにくくなる・・・という負のスパイラルということでしょうか。
まあ勿論”安かろう悪かろう”ではプロには普及しないのは前提で。
とすると、パナソニックのフラグシップ機も厳しい船出ですかね・・・
> imagerマニア さん
JVCのSuper 35センサーはAltasensの設計ですね。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20140416_644533.html
Webサイトでも3月24日に発表されていました。
http://www.altasens.com/
>JVCのSuper 35センサーはAltasensの設計ですね。
>Webサイトでも3月24日に発表されていました。
hi-lowさん、情報ありがとうございます。
遅まきながら、やっとチラッと紹介ページの方覗いてみました。
Altasens・・・時折聞く名前の会社だったのですが、元オリンパスで現JVCの子会社だったのですね。知りませんでした。
”何かそういえばsuper35mmセンサをNAB前に発表していたところがあったな~”
”super35mmフォーマットセンサってことは、動画用シネマ用のカメラに積まれる用だよな~”
と思った覚えがあったのですが、以下サイトで見た記憶でした。
http://image-sensors-world.blogspot.jp/2014/03/altasens-announces-4k-products.html
主要スペックが公開されていますので、今度似た類のセンサのスペックと比較したいと思います。
おもしろそうな結果だったら、本blogエントリに使わせてください。
imagerマニアさん
> 間接費っていうと、広告代とかは入るのでしょうか?
間接費の考え方は一様ではありませんが、多くの場合は人件費以外にもオフィスの賃料とか光熱水費、果ては福利厚生費なども含みます。簡単に言ってしまうと、その製品を作る直接のコストが直接費。それ以外の、会社がその維持に必要なコスト全部が間接費として各製品に振り分けられます。研究費や広告費も間接費です。
> 一体大企業になって良いことは何なのか?
一番のメリットは、事を大規模に起こせて影響力を行使できることでしょうか。欧米でも大企業になると官僚化などの弊害が起き、小回りが利かなくなってくるという話を聞きます。ですので、新しいことを始めるためのベンチャーという仕組みを有効に使おうとするわけですね。日本の場合は、ベンチャーに対する理解があまりないので苦しいところです。
> 元プロのtoshiさんの目から見て、上記GH4の例はどうでしょうか?
ひどいです。(笑)
元プロとして簡単に言うと、仕事として映像を撮る場合には最低でもふたつのことを考えなければいけません。そのひとつが視聴者で、その人たちがどう思うかです。もうひとつがクライアントで、発注者がどう思うかです。
その両方が納得してくれれば、個人的な好き嫌いは吹っ飛びます。ですので、この質問に関してはimagerマニアさんがどう思うかにも依存しますので、「どう思いますか?」というブーメランを返してみたいな、と。(笑)
> 現状においては民生用を視野に入れた機器には
現状では、話題だけでしょう。たとえば、REDでハイビジョン映像を撮っている知人から聞いたのですが、ロケから帰ってきて最初にやる仕事が編集機器へのコピーだそうです。当然ですが、問題なのはその時間。なんと、一晩では終わらないこともざらだそうです。これ、4Kになったらどうなるんでしょう?? (爆)
> パナソニックのフラグシップ機も厳しい船出ですかね・・・
この手の機器では、プロよりもハイアマ、もしくは機器マニアのほうがメインのターゲットになるのかもしれません。ただ、このへんの(購買にかかわる)構造はよくわかりません。/(^^;
>> 元プロのtoshiさんの目から見て、上記GH4の例はどうでしょうか?
>
>ひどいです。(笑)
ですか、ですよね(^^;)
>元プロとして簡単に言うと、仕事として映像を撮る場合には最低でもふたつのことを考えなければいけません。そのひとつが視聴者で、その人たちがどう思うかです。もうひとつがクライアントで、発注者がどう思うかです。
こちらも ”なるほど” なお話ですね。
>その両方が納得してくれれば、個人的な好き嫌いは吹っ飛びます。ですので、この質問に関してはimagerマニアさんがどう思うかにも依存しますので、「どう思いますか?」というブーメランを返してみたいな、と。(笑)
私の場合は恐らく一般的な方よりも、許容度が逆に高い部類に入る気がします。
原理的にCMOSセンサで高解像度のまま信号読み出そうとすると、ああいう映像になるのは”仕方ない”という頭が既にあるので(^^;)
そういう意味では”一般的な視聴者”の代表値として私をサンプリング対象にするのは適切では無いかもしれません。
が、純粋にGH4の”あの”映像をずっと見せ続けられたら酔いそうで流石にNGです。
ただ、あんなカメラの振り方をする撮影は通常無いだろうと思いますので、もう少し現実的な作例(例えば何でしょうか?GH4でのスポーツ中継とか?)を見てからtoshiさんの問いに一視聴者として答えたいです。
(そんな映像見れる時がくるのかわかりませんが)
>現状では、話題だけでしょう。たとえば、REDでハイビジョン映像を撮っている知人から聞いたのですが、ロケから帰ってきて最初にやる仕事が編集機器へのコピーだそうです。当然ですが、問題なのはその時間。なんと、一晩では終わらないこともざらだそうです。これ、4Kになったらどうなるんでしょう?? (爆)
4Kのコピー時間や編集負荷の話はネット世界でも(web記事等含め)耳にしたことはありました。
しかしREDのrawって(ある程度圧縮してあるフォーマットであるにも関わらず)、フルHDでもそんな重たいデータになるのですね。
インターフェースとしてサンダーボルトやUSB3.0、記録媒体・保存媒体として、SSDやRAIDのHDDなどが普及してきて随分マシになったという様なことを聞いていたのですが、まだまだ一般的な現場(?)では4Kは現実的では無いのですね。
(未だDVDにSD画質で納品なんて仕事も多いなんて話も耳にしたこともあります)
そして全く余談ですが、REDでフルHD撮影する場合もあるのですね。
REDってモアレやジャギーを気にしてるのか単にセンサ回路の設計能力が無いのか、フルHDや2Kになると、画角が変化して狭くなるよくわかんないカメラみたいなんで、REDで撮影する人は皆4Kか5Kで撮影するものとばかり想像していました。
逆に最新のEPIC Dragon 6Kセンサの場合は、画角がsuper35mmを超えるみたいなんで、
「おいおいsuper35mm用レンズが蹴られちゃうじゃないか。プロの人の受けはこの辺どうなのだろう?REDは商業的にこれで良かったのか?」
とか、自分が心配することでもないことに興味を持っています(^^;)。
>> パナソニックのフラグシップ機も厳しい船出ですかね・・・
>
>この手の機器では、プロよりもハイアマ、もしくは機器マニアのほうがメインのターゲットになるのかもしれません。ただ、このへんの(購買にかかわる)構造はよくわかりません。/(^^;
このレベルの(お値段の)機器になると、実際には購入よりレンタルの方が圧倒的なんですよね?
疑問を口に出してはみたものの、私の本質的な興味は”PANASONICがこの分野で再び存在感を示せるのか?”という方ですので、購買構造の方はひとまず置いておくということで。
今後とも色々プロの実際のところやおもしろいお話お聞かせ下さい。
imagerマニアさん
> REDってモアレやジャギーを気にしてるのか単にセンサ回路の設計能力が無いのか、フルHDや2Kになると、画角が変化して狭くなるよくわかんないカメラ
そういうことがあるから嫌がられたんですよね。当初は。(笑)
> REDでフルHD撮影する場合もあるのですね
あ、すみません。ここは正確でないかもしれません。
お酒の席でのおしゃべりですので。(^^;
ちなみに、データ量の話に関して。プロは失敗が許されないのでものすごく撮ります。自分の仕事の額より、多くの場合、出演者のギャラなどのほうが桁違いに大きいですし、移動費とか宿泊費とか、もろもろの経費を考えたら、、、(X_X;
> あんなカメラの振り方をする撮影は通常無いだろうと
ローリングシャッター歪みは、比較的近い被写体で縦線がはっきりしている場合に目立ちます。ですので、そいう絵を避ければある程度ごまかせます。とはいえ、敏感な人が見ると像の歪みが酔いにつながったりするので、できるだけローリングシャッター歪みは抑え込む形にしてほしいです。
個人的には、動画はフルハイビジョンでもオーバークオリティ気味だと思っている(妙齢の女性から苦情になったりします(苦笑))ので、それ以上のものはハンドリングや記憶媒体、編集環境などの問題がある程度解決したぐらいでは手を出さないと思います。放送業界も、現状では電波でフルハイビジョンですら流せないわけですから投資の意味を考えてしまうでしょうね。
>そういうことがあるから嫌がられたんですよね。当初は。(笑)
なるほど、そうだったんですね(笑)
>ちなみに、データ量の話に関して。プロは失敗が許されないのでものすごく撮ります。自分の仕事の額より、多くの場合、出演者のギャラなどのほうが桁違いに大きいですし、移動費とか宿泊費とか、もろもろの経費を考えたら、、、(X_X;
こちらも言われればわかるのですが、言われないと気づかないですね。
確かに、私が知っているような(レベルの有名な)俳優、タレント、アイドルなんかが出演者の場合には、失礼ながら映像の撮影・編集側のギャラの方が残念ながら(?)低そうですよね。
(ちなみに移動費・宿泊費は自腹なんですか?普通?クライアント側が出しても良さそうに思いますが・・・ギャラに含まれているという感じでしょうか)
上記の様な状況や、後はクライアントからの信用等が理由だと思うのですが、例によってweb上で「仕事でハックしたGH2や5Dmark3は使えない(サブ機扱いならまだしも)」(←画質面での話では無く、もしトラブッた時にメーカー保証外でかつ言い訳も不能という理由で)という話は見かけたことがあります。
>とはいえ、敏感な人が見ると像の歪みが酔いにつながったりするので、できるだけローリングシャッター歪みは抑え込む形にしてほしいです。
4K動画は事実上はCCDでは苦しいでしょうから、CMOSセンサ採用となり、
そしてCMOSセンサでは何もしないとローリングシャッター歪みが出る。
解決策は、
1)人間がローリングシャッター歪みが気にならない程度の読み出しスピードでセンサ信号読み出しを行う
2)グローバルシャッタ機能を搭載する
2)の方は静止画メインのカメラではまだ例は無いのではないでしょうか。
動画機の方では、ソニーのF55とブラックマジックデザインの4K機と、今回AJAから発表されたCIONという機体あたりでしょうか。
ソニーのF55は既に市場に出回っていますので、toshiさんやそのお仲間のプロの方の目から見て画質に問題が無ければ、今後ソニーは(少なくともsuper35mmサイズ以上で画素ピッチが稼げる動画機には)グローバルシャッター化を押し進めるのではないでしょうか。
個人的に興味深いのは1)の方で、どのくらいのフレームレートで読めればプロの方を含めて実用上問題無い歪みに収まるのか?
60p(≒17mSec)? 120p(≒8mSec)? 240p(≒4mSec)?
(↑学術・科学用途とかはグローバルシャッタ無いとどっちみち駄目なんでしょうけど、普通にTVや映画で流れる映像として)
今回、toshiさんとのお話で、少なくとも1)で30p≒33mSecは映像仕事では一般的に許容外ということがわかって興味深かったです。
1)の許容レベルがどこになるかで、今後撮像素子やカメラメーカー側は1)と2)の(コストも含めた)難易度の低い方を選択する(目指す)ことになるのではないでしょうか。
>個人的には、動画はフルハイビジョンでもオーバークオリティ気味だと思っている(妙齢の女性から苦情になったりします(苦笑))
なるほど(笑)
>ので、それ以上のものはハンドリングや記憶媒体、編集環境などの問題がある程度解決したぐらいでは手を出さないと思います。放送業界も、現状では電波でフルハイビジョンですら流せないわけですから投資の意味を考えてしまうでしょうね。
忘れてました。現状放送って横1440とかでしたっけ?
でも国策でドンドン押し進めてますよね、放送の4K 8K化。
まあ衛星やケーブルTVでの話であって、地上波は当面なさそうですが。
しかしお話聞いていると、やはり4Kコンテンツが最も揃えるのが難しそうに聞こえました。もし放送が可能になってもしばらくはフルHDのアップスケーリング映像が主流そうですね。
> ちなみに移動費・宿泊費は自腹なんですか?
一概には言えませんが、普通は発注費の中に含まれていると思います。
> 仕事でハックしたGH2や5Dmark3は使えない
それは当り前な気が、、、/(^^;
仕事で使えないというか、ハックしたはいいけど安定性に不安があるということの裏返しかと。
> 許容レベルがどこになるか
これは、まったくわかりません。ケースバイケース、いろいろな話が絡みそうですし。ちなみに、私は動画の世界はあまりわからないです。(苦笑)
> 現状放送って横1440とかでしたっけ?
基本、1080iということですが、有効垂直解像度が1080本というだけで横方向はまちまちだったような、、、 基本的に、受像側が対応していなければ放送サイドが頑張ってもどうしようもないですよね。4Kの普及は、4Kテレビがどれだけ安くなるかにかかっていると思います。4Kになれば高くても買うというのはメーカーの願望でしか、、、(^^;
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