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Imager マニア

デジカメ / デジタルビデオカメラ / スマホ用の撮像素子(イメージセンサ/imager/CMOSセンサ)について、マニアな情報や私見を徒然なるままに述べるBlogです(^^;)

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Samsung世界初(?)APS-C裏面照射型センサカメラ と Sony世界初湾曲センサ搭載カメラと

土曜日はCEATEC、本日は頭痛で潰れ(--;)ライト目のエントリ。

しばらく前になりますが、今年のPhotokinaでサムスンが「NX1」というミラーレス一眼カメラを発表

カメラスペック的には・・・
 ・236万ドットEVF(表示タイムラグ0.005秒)内蔵一眼レフスタイル
 ・防塵防滴仕様
 ・外装はマグネシウム合金
 ・NXマウント
 ・APS-C撮像素子搭載2800万画素
 ・設定可能ISO値:100~25600(拡張51200)
 ・連写スピード:AF連動15fps
 ・AF測距点:209点
 ・1/8000秒シャッター
 ・4K動画(DCI:24fpsのみ/UHD:30fpsのみ)対応(圧縮形式H.265)
 ・Wi-Fi、NFC、Bluetooth内蔵
 ・記録メディア:SDXC/SDHC/SDメモリカード(UHS-2もサポート)
 ・質量:バッテリー抜きで550g
 ・縦位置バッテリーグリップ別売り
 ・画像処理エンジン:DRIMe V Image Processor

 APS-Cセンサ搭載カメラとして見ると、(NXマウントと画像処理エンジンはわかりませんが、それ以外は)日本メーカー真っ青の完璧な仕様に見えます。


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iPhone6のフロント(≒サブ)カメラ搭載撮像素子のカラーフィルタ配列の怪 ~ハイダイナミックレンジ用途!?

先週末は飲みすぎたり(^^;)、またキヤノンのEOS7Dmark2の品川でのイベントに足を運んでみたりの週末で、
blog更新をサボった時に限って、前々回のPhotokina直前から最近に掛けて更に各社魅力的なカメラ等をドンドンと発表。

 という訳で、今週書きたいネタが割とたくさんある中で、やはり無難に選んでしまいましたタイトルの件。
前回に引き続き、チップワークスが追加で主にiPhone 6の、俗に彼らがFacetimeカメラと呼んでいるサブカメラ搭載素子の解析を進めています。



↑ iPhone6のサブカメラ搭載撮像素子のマイクロレンズ、カラーフィルタ及びaperture grid(恐らく画素の開口を決めている主に遮光用のメタル)を排除した後の上面写真

 今回のchipworksの解析結果を受けて、今回のiPhone(6)のカメラ搭載撮像素子に関して先に個人的所感を書くと、
FocusPixel以外は、OmniVision製からSony製に撮像素子が変わったことと合わせて、
むしろメインカメラよりもサブカメラ搭載撮像素子の方にトピックが多い様に思いました

 さて、ではまずは以下から本家サイトのblog記事意訳から。

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iPhone6搭載センサ リアカメラに次いで遂にフロントカメラもソニー製へ ~そしてA8プロセッサはTSMC製へ

予告通り、iPhone 6発売直後にチップワークスが分解レポート

前回エントリ冒頭で書いた、今回のiPhone 6と6 Plusのカメラとセンサの特徴、もしくは前機種からの変化点は以下の様なところかと。

1) Focus Pixel ←動画の説明図を見る限りは明らかに像面位相差AF画素搭載のことを指している
2) 光学手振れ補正採用 ←注:6 Plus の方だけ
3) FHD動画の60pモード追加
4) 240pまでのスローモーションビデオ追加 (high flame rate撮影)
5) タイムラプス撮影機能の追加

 私個人とても興味のあったセンサ画素数は800万画素で据え置き
 レンズF値も公称最小F2.2まま
 センサ画素ピッチも1.5um□据え置き
 4K動画は無し。 

今回のiPhoneのカメラの進化は、撮像素子の基本特性自体は(画素ピッチやチップ面積の拡大を行わず)純粋にデバイスの時代の進歩に委ね、
それに像面位相差画素を搭載しAF強化
&光学式の手振れ補正で、手振れ補正強化
 という方針の様です。

 chipworksの解析レポートから、結果を先に書くと、iPhone 6及び6 Plusのメイン(≒リア)及びサブ(≒フロント)カメラに採用された撮像素子はソニー製であることがわかりました。

 そこから、今回私がビジネス面(?)も含めて興味を持ったことを先にまとめると(重複する部分も含めて)以下の様な感じです。

①Appleがメインカメラの画素数を800万画素に据え置き
 ↑アップルがカメラの競争軸の内の一つであった画素数競争を明確に否定したと解釈

②(メインカメラは意外性はなかったですが、焦点であった)サブ(≒フロント)カメラ採用のイメージセンサの座も、遂にOmniVisionからSONYが奪った

③Appleが、一世代前に採った”iPhone 5sに対するiPhone 5c”という廉価機を、今回はリリースしなかった
 ↑新興国市場、低価格帯市場の征服をアップルは断念した?

④(イメージャーには関係ありませんが、半導体関連として)遂にアップルがサムスンとの蜜月関係を絶ち、搭載アプリケーションプロセッサA8の製造委託先をSamsungからTSMCへと変更した
 ↑これもチップワークス解析レポートにて報告されています。

⑤Focus Pixel(←像面位相差AF画素と思われるもの)の配置が、オリンパスのE-M1採用パナソニック製センサの配置パタンと最も良く似ている
 (詳細後述)


↑チップワークスより。恐らくiPhone 6 Plus搭載の光学式手振れ補正ユニットの方の外観写真
サイズ:10.6×9.3×5.6mm ←5.6mmが厚さ
iPhoneに積まれるだけあって(OIS付なのに)薄いですね。

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IFA / IBC / Photokina で発表されたカメラたちとNikonD750、pentaxK-S1センサ外観 ~双方とも順当にソニー製っぽい

秋(なのか?もう?)は展示会の季節。

久々に各ジャンルのカメラのラインナップ一覧を休止(?)し、ライト目ながら私の備忘録も兼ねて純粋にカメラとイメージャーの回にしたいと思います。

ドイツはベルリンでIFA (欧州最大規模の家電市)
オランダはアムステルダムでのIBC (欧州最大規模の放送機器展)
ドイツはケルンでのPhotokina (恐らく世界最大規模のカメラ展)

IFAは~9/10までで終了済み。
IBCは9/11~16で、現在開催中。
Photokinaは9/16~21でこれから。
 3つの展示会が綺麗に入れ替わりで開催されてますね。


 で、上記3つの展示会とは無関係ですが、AppleからiPhone66 Plus
上記リンク動画の27:45~36:00くらいの間が、カメラ機能に関してのプレゼン。
チップワークスが恐らく速攻で分解解析しそうですので、また別途本blogエントリを立てたいと思いますが、主だったアピール点をまとめると以下の様な感じ。

1) Focus Pixel ←動画の説明図を見る限りは明らかに像面位相差AF画素搭載のことを指している
2) 光学手振れ補正採用 ←注:6 Plus の方だけ
3) FHD動画の60pモード追加
4) 240pまでのスローモーションビデオ追加 (high flame rate撮影)
5) タイムラプス撮影機能の追加

 私個人とても興味のあったセンサ画素数は800万画素で据え置き
 レンズF値も公称最小F2.2まま
 センサ画素ピッチも1.5um□据え置き
 4K動画は無し。 

今回のiPhoneのカメラの進化は、撮像素子の基本特性自体は純粋にデバイスの時代の進歩に委ね、
それに像面位相差画素を搭載しAF強化
&光学式の手振れ補正で、手振れ補正強化
 という方針の様です。

 他のスマホカメラが2000万画素時代に突入しつつある中、Appleが画素数競争には参加しない姿勢をより鮮明にしたことで、今後のデジカメを含めたカメラの画素数トレンドに影響があるのか更に興味が出てきました。

 また、プレゼン映像を見ていると、現地でLiveで見ていたお客さん(?)は、従来の120fps⇒今回の240fps撮影可能になったスローモーションビデオ発表のところで一番どよめいてました。
米国ではスローモーション撮影の需要が大きいのでしょうか?


 さて、以下から本題に戻って、各展示会で発表されたカメラたち。

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民生ビデオカメラの現ラインナップ と、それを見て思ったこと

現ラインナップシリーズ(?)第三弾です。
前々回のコンパクトデジカメ前回のスマホカメラに引き続き、今回は民生ビデオカメラ版です。

マンネリは嫌なのですが、前回同様の発言で恐縮ですが、”こういうのは同時期の方が比較しやすいので”ということで。
元々は”コンパクトデジカメのラインナップは興味が無いから全然知らないな”
というところから始まっているのですが、良く考えたら”ビデオだって知らないや”と(^^;)

(デジタル一眼レフ/ミラーレス/大型撮像素子搭載コンパクトに関しては常々興味があるため、半年前データになりますが、既にラインナップのリスト化はしています←ページ一番下の表)

そして、斜陽産業的な(?)コンパクトデジカメと異なり(←関係者の方が見ていたら大変失礼しました)、ビデオにはひとつだけ上り調子な分野が・・・それはアクションカム/ウェアラブルと呼ばれるジャンル。

今回取り立ててフィーチャーはしませんが、雨後のタケノコの如く、この分野に新規参入メーカーが出てきています。

 では早速このところの定型通り、参入メーカーとその販売機種数の関係から↓

↑日本市場に参入している昔からのビデオカメラメーカー4社と、隆盛のアクションカム業界代表として、その草分け的存在のGoProをプロット

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