デジカメ / デジタルビデオカメラ / スマホ用の撮像素子(イメージセンサ/imager/CMOSセンサ)について、マニアな情報や私見を徒然なるままに述べるBlogです(^^;)
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前々回エントリのAptinaのClarity+テクノロジの冒頭でリストアップした、画素ピッチ1.1um□の撮像素子(CMOSセンサ)群の中にあったSamsungの13Mpix 画素ピッチ1.12um□裏面照射型センサ。
実はここにも画素微細化時代の新たな技術が投入されていました。
以下、Samsung社の株主向けの(?)資料からの抜粋。
右上の赤枠で囲ったところに”ISOCELL”という何やら見慣れない文字が・・・。
”こりゃ何ぞや?”
今回はそんなエントリです。
"ISOCELL"は"光子を正しいPDに導く技術"で"隣接ピクセル間のクロストークを約30%減らす"と書かれていますが、PDの電子の挙動については記述がありません。
シリコン層に手を加えるのではなく、カラーフィルター間に光子を反射する縦方向の層を入れているのでは?低密度層なら全反射を起こせます。
>hi-lowさん
>ISOCELLは光子を正しいPDに導く技術で隣接ピクセル間のクロストークを約30%減らすと書かれていますが、PDの電子の挙動については記述がありません。
>シリコン層に手を加えるのではなく、カラーフィルター間に光子を反射する縦方向の層を入れているのでは?低密度層なら全反射を起こせます。
まさしくパナソニックが表面照射型でやっていることそのものですね。
もしそうだとすると、日本なら”JAROって何JARO”行きになりますね、あの株主向け?資料だと。
3本光線が斜めに入ってきて、一番右側は確かにカラーフィルタ層の境界で反射していますが、中央の光線は明らかにカラーフィルタより下のシリコン層の境界で反射している図になっていますから。そもそもそれがなくてもフォトダイオードの深さ方向全てに仕切りがある図になっているというのもありますし。
もう少しリアルな断面図を公表してくれないものですかね~(^^;)
> imagerマニア さん
センサー断面構造ですが、マイクロレンズで光が屈折していないところから既に怪しいです。Foveon X3センサーも説明図と実構造は大きく異なっていますので、この図も説明用の概念図なのでしょう。
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