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Imager マニア

デジカメ / デジタルビデオカメラ / スマホ用の撮像素子(イメージセンサ/imager/CMOSセンサ)について、マニアな情報や私見を徒然なるままに述べるBlogです(^^;)

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後からフォーカス(re-focus)機能 LYTRO vs SnapDragon 805 ~もしくはハードウェア vs ソフトウェア?

以前エントリのblogにて、
”ジェスチャー入力カメラ(もしくはToF方式センサ)とLYTRO(レイトロ)の様な後からフォーカス合わせ可能なカメラ(センサ)は個人的には要注目(興味あり)”
 というニュアンスのことを言っていました。

 CES(International Consumer Electronics Show:国際家電市)2014で、Qualcommが、彼らが”re-focus”と呼ぶ技術デモを行っていたようです。
 ←写真でフォーカスを合わせたいところを選択すると・・・
 ←選択したひとで?にピントが合う

ですので、今回はToFセンサではなく後からフォーカスに焦点を合わせた(フォーカスした)エントリを(^^;)

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Nikon(ニコン)D3300搭載センサもD5300と同じものへ ~どこ製?ソニー製?

年明け、恐らくCES(International Consumer Electronics Show:国際家電市)開催に合わせて、ニコン(Nikon)から、デジタル一眼レフカメラ”D3300”が発表になっています。

 このカメラの技術的な特徴は、むしろ同時にキットレンズとして発表された、沈胴機構を採用し、小型軽量化を推し進めたAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR IIの方にあると思うのですが、そこはそれ。imagerマニアとしてはやはり搭載撮像素子の方を気にすることにしたいと思います。

 ←デジカメwatchさんの方が、本家ニコンのサイトよりも解像度の良い写真を載せていましたので、デジカメwatchさんの方のお写真

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ソニー 1/2.3型 デジカメ・カムコーダー用1600万画素CMOSセンサ発表 ~IMX206CQC/IMX206HQC

皆様、新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

さて、既に昨年の話になってしまいましたが、年明けまずは軽めのエントリから。

ソニーが主にコンパクトデジカメ及びカムコーダー(ビデオカメラ)用に
 ・1/2.3型
 ・1635万画素
 ・1.34um□画素
の裏面CMOSセンサ(BSI)を発表

 特徴は
①パッケージの(従来品体積比53%の)小型化
②低消費電力
③多彩な読み出しモード
だとか。


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Xbox OneのKinectで採用された3次元距離計測用センサ ~個人的に今後可能性を感じさせるToF方式センサ

まずは四の五の言わず、この動画を見てもらえるでしょうか。

↑ しばらく前に発売された、マイクロソフトのゲーム機”Xbox One”に標準装備でついてくるジェスチャー入力コントローラー?Kinectのデモ映像です。

初めて見た時、私はかなり衝撃を受けました。”こんなことが出きるのか”と。

 話が少し逸れますが、初めて任天堂のWiiで、Wiiスポーツのテニスをプレイした時、Wiiリモコンを振ったときの感触と画面の連動性にも感激した覚えがあります。
 が、上記デモ映像を見る限り、もしXboxを購入したならば、Wiiの時以上の感激に包まれそうな予感がします。
”日本の牙城であったゲームハード機も、topの座を海外勢に明け渡すのか”(--;)と個人的には落胆しました。


 さて、話を元に戻します。
上記ジェスチャー入力コントローラーKinectの機能を実現している主要パーツがイメージセンサなのです。

イメージセンサは動画を撮れて人の顔認識は出来ても、普通は上の様な人間の動作を感知してくれません。
上記Kinectには、”3次元距離計測用のイメージセンサ”が搭載されているのです。

chipworksでも興味深かったのか、kinectの分解を行っています。
 ←赤外光を受けるセンサのレンズユニット
  ←レンズ下の三次元距離計測用センサ
 ←上記センサのダイ(chip)
やっぱり、普通の撮像素子の周辺回路のパタンとは全く別なものに見えますね。


 実はXbox360にもオプション装備でしたが、同様な機能を持ったKinectがありました。
が、XboxOne用のKinectと初代Kinectとは、三次元距離計測の方法が異なるのです。

XboxOneの新Kinect(?)は”光飛行時間測定法”=”Time of Flight”いわゆる”ToF”と言われる方式を採用しています。
すごくざっくり言うと、”光(新Kinectの場合は近赤外光)を照射して、物体に当たって跳ね返ってくるまでの時間を測定することによって距離を逆算している”のです。

 上記方式のセンサは、Light Fieldカメラ(センサ)と並び私は注目しているカメラ(センサ方式)です。
Light Fieldカメラは一部のマニアとプロ用の写真を撮るためのカメラにしか用途(アプリ)が無いかもしれませんが、このToF方式のセンサは、用途(アプリ)が広そうな分、一般的にはLight Fieldなどより注目度が高いと思われます。

 例えば、少し前になってしまいますが車関連でも
 ・モーターショーで車やセキュリティーカメラ用途で発表
 ・世界のトヨタも最近興味を示しています

その他、他社も続々とこのToF方式のセンサやモジュールを発表及び発売しています。
 ・浜松ホトニクス
 ・Samsung(三星)ISSCC2012その1
 ・Samsung(三星)ISSCC2012その2


 でもやはり、ToFセンサに関して私が最も未来を感じるのは、新Kinectの使い方”ジェスチャー入力”もしくは”モーションキャプチャ”です。

現在スマホやタブレットの操作性は洗練されていると思います。
もうもしかしたらキーボードやマウスは不要になってくるのかもしれません。
(↑いや、私本人はフリック入力は大の苦手なので、キーボードがなくなってもらっては困りますが(^^;))
音声入力もsiriなどを見れば凄い進化をしていることもわかります。
 でもでもやっぱりジェスチャー入力が最もスマートな入力インターフェースだと私は思うんですよね。
将来、新築の家やマンションにはいたるところにToFセンサを積んだカメラが壁の中に標準装備で仕込まれており、あらゆる家電や、下手をしたらテーブルや椅子までnetに接続されていて、ジェスチャー一つでそれらが反応してくれる・・・・・・なんてことになってるんじゃないかと想像してしまいます。

 そういえば、最近ToF型ではありませんが、初代Kinect内蔵センサを作っていたイスラエルのPrimeSenseという会社を、あのAppleが買収したというのがニュースになっていました。
あのAppleのこと、また世界があっと驚くような新しいユーザーインターフェースを採用した”何か”を提案してくれるのではないでしょうか?
上記想像があながち私の妄想って訳でも無いことが証明される日は近い!?


 残念ながら新kinect内蔵ToFセンサがどこ製のものなのか、chipworksBlogには書いてないようですが、その内詳細資料が発表されているToFセンサについて、もうちょっと勉強して掘り下げたBlogエントリをしたいなと考えています。



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ニコンのミラーレスカメラの高速連写の謎その2 ~Aptina製CMOSセンサの逐次比較型列ADなど

以前このBlogで採りあげた同タイトルのエントリの第一弾
この時は、主にNesting scanとAptina(アプティナ)社が呼ぶ、高速読み出しのために、上下2画素のFDが共通になった行を連続して読み出すことが無い、イレギュラーな読み出し順序に驚いたりしていました。

と、同時に、ニコンのミラーレスカメラV1に搭載されたAptina社のCMOSイメージャー(センサ/撮像素子)の列ADが逐次比較型であったことも、私はこの時初めて知りました。
 しかし、冒頭の第一弾で読んだAptina社の発表資料には、逐次比較型AD自体については全く触れておらず、「その概要がわかる資料は無いかな~」と以来探していました。

 そして、詳しくは書いてありませんが、上記Aptina列ADの概要がわかる資料を発見しました。
今回はそこからのエントリです。



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