IEDMに続き
ISSCC 2018 も
プログラム発表。
来年2月の11~15日にサンフランシスコで。
イメージャー関連セッションはSession5
セッションタイトルは
”Image Sensors”
IEDMが毎年気を使って発表内容に合わせてセッション名をちょこちょこ変更するのに対して、
今年の(=2017年の)ISSCCのイメージセンサ関連セッション名は”Imagers”
ImagerとImege Sensor って実質的にニュアンスも含めて違い無いですよね?(^^;)
何なんでしょう?この微妙な変更は(^^;)
もし違いやセッション名変更の意味がありそうでしたら教えてください。
で、以下、Imege Sensorsセッションの私なりの発表タイトルまとめです。
[2回]
全10件
昨年が9件でしたので、今年は1件増えています。
ただし、今年のイメージャーセッションには、ToFや時間分解能系センサ案件が後半3件入ってきてますし、
また、東芝の件は私の誤解が無ければImager案件では無く、厳密にはイメージセンサ(LiDAR)用に使うSoCの案件だと思われるため、
純粋なイメージセンサ(?)件は減ったという風に捉えることもできるかもしれません。
個人的にはToFセンサももADも好きなので構わないのですが(^^;)
以下、個人的所感です。
①(IEDMに続き)”圧倒的じゃないか我が軍(=日本)は!”状態継続
全10件中5件=5割 が日本の組織からの発表件
上表青ハッチがそれにあたります
②発表組織別では、
ソニー:2件
TSMC:2件
あとは1件ずつ。
もうイメージセンサの世界にがっつりTSMCは食い込んできて、むしろ無くてはならないくらいの存在に急成長している印象です・・・
・・・と私が勘違いしているだけで、単にイメージセンサFabの世界に食い込もうと今懸命にアピールしているところ・・・という風に捉えるべきでしょうか?(^^;)
であれば、もうISSCCやらIEDMやらで採択されるほどのセンサを自社で作れてしまうのだから、いっそのことFabとしてでは無く、イメージセンサメーカーとして名乗りを挙げてしまえば?
と思ってしまう訳ですが、なかなか大人の世界、Fabとしての立場もあるのでイメージセンサメーカーのライバルになってしまうと何かと受注に不都合が生じたりするのでしょうかね(^^;)
キヤノン、東北大学はIEDM2017に引き続きお休み(=発表無し)
③発表ジャンル?で言うと、(注:タイトルや他のweb記事でわかる範囲で。なので他にもあるかも)
積層センサ :5件
グローバルシャッタセンサ :3件
有機撮像素子 :1件
ToF及び時間分解能イメージセンサ :3件
※上記重複含
もしかしたら前からかもしれず、今回私が気になっただけかもしれませんが、
用途は様々想定されている様ですが、全般的に動画用の・・・というか、ムービーとしてある一定以上のフレームレートで映像を出し続けることを前提とした撮像素子の発表案件がほとんどになっているようにも感じました。
最近お決まりになってしまっている気がしますが、個別の内容の所感については次回につづくですf(^^;)
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