デジカメ / デジタルビデオカメラ / スマホ用の撮像素子(イメージセンサ/imager/CMOSセンサ)について、マニアな情報や私見を徒然なるままに述べるBlogです(^^;)
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IRに関してはこんなものがあります。
http://image-sensors-world.blogspot.jp/2015/09/black-silicon-presentation.html
>bbbukさん
初めまして。imagerマニアです。
>IRに関してはこんなものがあります。
ブラックシリコンですか・・・
リンク先の図を信じれば、950nm波長光において、量子効率70%程度といったところでしょうか。
脅威的ですね。
https://www.ach2-tech.com/blank-8
↑実際に採用しているカメラ会社がある様なので有効なのでしょうが、
どうも頂いたリンク先のSonyCCDセンサとの比較条件等が不明で、本当にフェアに見て良い比較なのか?というのと、
吸収率が波長2.5um近くまでずっと9割越え・・・
↑これってシリコンの物性を超越している様に思うのは、私の”abroptance”(吸収率?)の理解が誤っているからなのでしょうか?
(≒シリコンが吸収できる電磁波波長ってせいぜい1300nm程度までと思っているのは誤りでしょうか?)
というところから、今一つ個人的には疑念を抱いてしまっていて・・・(^^;)
資料からすれば、暗電流及びノイズもInVisage超え (←良い方向に)
他にデメリットが無ければ、InVisageセンサは用無しですね(^^;)
その割にはあまりブラックシリコンって話題に登らないのも何でなのか気になります。
何か学会とかで発表した実績とか無いのでしょうか?そういった資料が見てみたいです。
ここでの解像度はいわゆるTV本などのような画面全体で定義されるものではなく、lp/pixelのような単位で表される画素あたりの性能かと思います。SFRやMTFと書いたほうが適切だとは思います。
回折により画素の小さなInVisageの方が不利なのに、シリコンよりも高い吸収係数のお陰で、画素と画素の間のクロストークが極めて少ないため、940nmなどの近赤外光を使うセンシング用途では従来のイメージセンサよりもMTFが良いと言うのがここでのメッセージではないかと思います。
比較対象は入手しやすいけど設計が少し古い某社のGSなので各種クロストークが悪いんだろうなぁとは思います。
>Anonymousさん
以前一度コメント頂いた方と同じ方でしょうか?
コメントありがとうございます。
>lp/pixelのような単位で表される画素あたりの性能かと思います。
>
>回折により画素の小さなInVisageの方が不利なのに、シリコンよりも高い吸収係数のお陰で、画素と画素の間のクロストークが極めて少ないため、940nmなどの近赤外光を使うセンシング用途では従来のイメージセンサよりもMTFが良いと言うのがここでのメッセージではないかと思います。
そうでしたか。
読み違えておりました。
ご教示ありがとうございます。
>比較対象は入手しやすいけど設計が少し古い某社のGSなので各種クロストークが悪いんだろうなぁとは思います。
純粋に「どっちの絵が綺麗ですか?」と問われれば、迷わずInVisageの方と答えるだろうほど差があるのはわかるので、
やはり疑念を抱く必要が無い様に(画素ピッチの方を揃えて)同じくらいの画素数のセンサを比較対象に持ち出して欲しいな~というのが素直な感想です。
学会に発表するならそのくらいの労力は掛けてもいいような気がするのですが・・・(^^;)
それともやっぱり画素数大きめのものを比較対象にするの方が適切なのでしょうか、今回の場合・・・?
すいません。ごあいさつがまだでした。
はじめまして。
以前から、参考にさせていただいておりました。
今回、NIRの話題ということで、コメントさせていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。
先ほどのセンサは、おそらく、このカメラに使われているセンサと思います。(Artray XQE130)
http://www.artray.co.jp/download/catlog/130XQE-WOM.pdf
性能はいいとは思いますが、あまり盛り上がっていませんね。なにか理由がありそうです。学会資料は見つけられませんでした...
比較対象のGSセンサーって、おそらく現O(元Mであり、A)のヤツだとすると、設計が10年以上昔のセンサーなので、比較するのはどうかな?という気もします。(それよりSのGSと比較すりゃ良いのに。)
あと、Chronocamはいろんな記事で新原理のイメージセンサーと書かれているようですが、その原理そのものは古いので、「新原理」とは言い切れないことと、車市場は実績のあるものを優先的に使うのが常なので、車市場向けで世に出るとしたら今から10年は先の話だろうと思います。
(人柱でどっかが手を出したら別ですが、自動運転市場を狙っているのであれば、誰も手を出さないかと。)
>みさおさん
初めまして。imagerマニアです。
自分が奇妙なハンドルネーム?にしているのに何なのですが、やっぱり(本名かどうかはともかく)普通の日本人的なお名前の方を呼ぶと違和感無くて落ち着きますね(^^;)
コメントありがとうございます。
>比較対象のGSセンサーって、おそらく現O(元Mであり、A)のヤツだとすると、設計が10年以上昔のセンサーなので、
比較対象のセンサはそんな古いものだったんですね。
>比較するのはどうかな?という気もします。(それよりSのGSと比較すりゃ良いのに。)
少しでも自社センサの良さをアピールするためにそこはあえて・・・(^^;)
>車市場は実績のあるものを優先的に使うのが常なので、車市場向けで世に出るとしたら今から10年は先の話だろうと思います。
>(人柱でどっかが手を出したら別ですが、自動運転市場を狙っているのであれば、誰も手を出さないかと。)
↑個人的に興味深い話です。
車会社が実績のあるものしか採用しないという話はよく耳にするのですが、そこまでなんですか?
なんとなく感覚的に、そうは言っても3年もあればどうにかなる時はどうにかなるものかと思っていました。
何をもって”実績”と呼ぶのか曖昧なところがありますが、10年掛かるとすると、”今ADASに採用されているセンサも相当古いもの”(≒最新のセンサに対して性能の劣るもの?)となってしまいそうな気がしますが・・・
私の知る限り、まだ車載センサに積層型センサが採用されたという話は聞かないので、
積層型センサがいつ車載センサに初採用されるのかウォッチングしておこうと思います。
ちなみに積層型センサが初量産されたのは、ソニーが確か2013年くらいだったと思います。目安として。
クロノカムに関しては、性能的に未知数な部分あるんじゃないかと思いますので、そもそも実績以前の段階で採用会社が今後も無いという可能性も確かにあるとは思います。
ところで全然別件ですが、上でbbbukさんが教えてくださったブラックシリコンについて何か感触をお持ちであったりしませんでしょうか?
使える or 使えない、今後の伸びしろ? みたいなところを感触だけで良いので知りたいと思っているのですが・・・
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