デジカメ / デジタルビデオカメラ / スマホ用の撮像素子(イメージセンサ/imager/CMOSセンサ)について、マニアな情報や私見を徒然なるままに述べるBlogです(^^;)
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6D2はサイトの記述を信じればアナログ出力なんですね。
5D4の製品情報にも“新開発のCMOSセンサーから送られてきたアナログ信号を、14bit信号処理(16384階調)でデジタル変換。”とそっくりな文章がありますが、こちらは6D2とは違って誰がA/D変換するのかという部分が伏せてあって面白いなぁと思いました。
>FTさん
お久しぶりです。ご無沙汰しております。
>5D4の製品情報にも“新開発のCMOSセンサーから送られてきたアナログ信号を、14bit信号処理(16384階調)でデジタル変換。”とそっくりな文章がありますが、こちらは6D2とは違って誰がA/D変換するのかという部分が伏せてあって面白いなぁと思いました。
↑5D4のサイトにそんなそっくりな記述があるのを、指摘されてから気づきました。
AD変換担当者を微妙に?明記していないとは・・・
確かに、面白いですね(^^;)
DxOmark等のダイナミックレンジなどのISO依存性を見ると、恐らく5D4はデジタル出力センサということで良いと思っているのですが、それを明記しない理由とはなんなのでしょうかね?
キヤノンとしては、あまり”デジタル出力だ、アナログ出力だ”と今みたいにカメラごとに詮索されたくないということでしょうか(笑)
5Dsや7Dはブロック図を信じる限り、センサとDiGiC6の間に複数のADCが描かれているので、この世代までは単体ADCだったようです。
http://cweb.canon.jp/eos/lineup/7dmk2/feature-highquality.html#cmos
http://cweb.canon.jp/eos/lineup/5ds/feature-highquality.html
単体ADCは外部から買っていた可能性もあるのでADCの開発自体がキヤノンにとって初めてだったかもしれません。
そこで、製品化は1DXmk2の後ですが、数が出て開発費を回収しやすそうなAPS-C用センサをセンサオンチップADCの習作に選んだのではないかと想像しています。
ただDiGiC7にADCを入れたので、センササイズが大きくなるオンチップADCはハイアマチュア向け以上(1D、5D、7Dクラス)専用にして、6D含めミドルクラス以下はコスパ重視でアナログ出力センサとDiGiC7のADCの組み合わせに落ち着くのかもしれません。
>愛読者さん
imagerマニアです。
>そこで、製品化は1DXmk2の後ですが、数が出て開発費を回収しやすそうなAPS-C用センサをセンサオンチップADCの習作に選んだのではないかと想像しています。
なるほど。興味深い想像ですね(^^)
>ただDiGiC7にADCを入れたので、センササイズが大きくなるオンチップADCはハイアマチュア向け以上(1D、5D、7Dクラス)専用にして、6D含めミドルクラス以下はコスパ重視でアナログ出力センサとDiGiC7のADCの組み合わせに落ち着くのかもしれません。
もしも愛読者さんの上記予想が当たると、
(現状6DMarkⅡの有名カメラレビューサイトでの評価は正直芳しく無いため)
キヤノンミドルクラス以下カメラユーザーにはちょっと残念感が広がってしまうかもしれませんね^^;
平成29年3月16日に公開されたキヤノンの固体撮像素子に関する特許(特開2017-55099)を見ると、キヤノンの撮像センサには外部ADCとオンチップカラムADCの2系統があることが分かります。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/PU/JPA_H29055099/C034C1D601A046A6028C0562A8B96C29
外部ADCの場合は、カラムADCの代わりに”差動増幅回路”を入れてノイズを減らすようです。
>hi-lowさん
色々コメント頂いているのにリアクションしておらず恐縮です。
>外部ADCの場合は、カラムADCの代わりに”差動増幅回路”を入れてノイズを減らすようです。
全てを読んだ訳では無いのですが、図と照らし合わせると、”差動増幅回路”はいわゆるカラムアンプ=列アンプを指している様に思います。
とすると、カラムADCの有無とカラムアンプの有無は本来独立事象な気がします。
(つまりカラムADCがあっても列アンプもあるというセンサもあり得そうです)
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