デジカメ / デジタルビデオカメラ / スマホ用の撮像素子(イメージセンサ/imager/CMOSセンサ)について、マニアな情報や私見を徒然なるままに述べるBlogです(^^;)
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3Dはともかく(苦笑)、パナソニックのハイエンド機は長らく3板にこだわっていましたけど、調べてみると3板だったHC-X920Mの直接の後継機と思われるHC-WX970Mはついに単板になってしまったので、4Kで3板というのは民生機では難しいんでしょうね。
大型イメージセンサを採用!というアピールに反応する層は、すでにカムコーダを買っていない(レンズ交換式カメラで撮っている)のではないかと思いました。
一方でパパママカメラとしては、フォーカスがシビアな大型素子は扱いづらそうですし……
>FTさん
>大型イメージセンサを採用!というアピールに反応する層は、すでにカムコーダを買っていない(レンズ交換式カメラで撮っている)のではないかと思いました。
なるほど、そういうことですね。
しかし、カムコーダーを作ってる側の人は「大型イメージセンサを扱いたい人はもうレンズ交換式カメラいっちゃったからね、今更作っても・・・」などと、他人事の様に、または不貞腐れて、座して死を待ってていいんでしょうか? ←ちょっと過激な言葉を選びすぎですかね?(^^;)
>一方でパパママカメラとしては、フォーカスがシビアな大型素子は扱いづらそうですし……
↑そうですよね。しかも基本的に大きく重くはこの層には最も嫌われそうな感じですし。
だとて、さすがに運動会でGoProというのも何かマヌケな感じですし(^^;)
やっぱここはコンデジ動画か汎用カムコーダーかどちらかでしょうか
> しかし、カムコーダーを作ってる側の人は「大型イメージセンサを扱いたい人はもうレンズ交換式カメラいっちゃったからね、今更作っても・・・」などと、他人事の様に、または不貞腐れて、座して死を待ってていいんでしょうか?
カムコーダの主要なメーカーであるソニーやパナソニックは(スチルの)カメラメーカでもあるわけで、会社としてはカムコーダの代わりに自社のミラーレス機を買ってくれればOK?!
> だとて、さすがに運動会でGoProというのも何かマヌケな感じですし(^^;)
GoProは我が子にズームインできないのでダメだと思います(笑
……という観点でいうと、大型素子のモデルはズーム倍率も低いので、やはりパパママには受けがよくなさそうですね。
>GoProは我が子にズームインできないのでダメだと思います(笑
>……という観点でいうと、大型素子のモデルはズーム倍率も低いので、やはりパパママには受けがよくなさそうですね。
TKさんの指摘もあり、改めて考えるとFTさんおっしゃる様に、少なくともパパママには大型素子モデルは受けが悪いと。
すると出してもマニアにしか受けませんね(^^;)
カムコーダーを今企画される方は大変そうだ(^^;)
返信(?)恐らくなりましたが、本年もコメントありがとうございました。
また来年もお付き合いよろしくお願いします。
良いお年をお迎えください。
詳細にわたる分析で、大変興味深く拝読いたしました。やはりビデオカメラの新機種は減少傾向なんですね。
大型センサーの民生用カムコーダーという商品形態が広まるかどうかは個人的にも関心のあるところですが、おそらく厳しいのではないかと推測しています。いろいろ理由はありますが、いちばんの難関はボディの大幅な大型化ではないでしょうか。
民生用カムコーダーは、長年の商品展開を通して、レンズの全長が変わらないインナーズームでレンズをボディに内包し、なおかつ、最低でも光学10倍以上のズームレンズ搭載という不文律ができているように思われます。
それを守ったままイメージセンサーを大きくすると、ボディもかなり大型化してしまいます。現状、ソニーの1型のAX100・CX900と、ソニーや他社も含めた1/2.3型以下の機種では、大きさが違いすぎて、店頭で実際に触って比べてみると、一般のお客さんから見て同じ土俵に乗れているかどうかは微妙なところだと思います。
今後の機種で小型化が見込めるか、というと、AX100はボディの内部の大半がレンズとのことで、1型センサー・光学12倍・F2.8-4.5・インナーズームというスペックで作った場合、あれより顕著に小さくすることは難しそうです。
センサーを大きくしてボディサイズを抑えるには、ズームの倍率を抑えるか、インナーズームではなく沈胴式にして収納時だけでもサイズを小さくするか、レンズの開放F値を抑えて控えめの性能にするといった選択肢があると思いますが、前の2つは民生用カムコーダーのスペック面・外観面での長年にわたる不文律を破ることになりますし(2番目などは外観的にコンデジになりそうですし)、最後の1つも、暗いレンズの搭載ではせっかくのセンサーの大型化というメリットを打ち消しかねません。
そのため、民生用カムコーダーは小型センサーのまま記録画素数の高画素化をはかっていくという方向性が当面の主流になるのではないかと思います。とはいえ個人的には選択肢として大型センサー機種も残り続けてほしいので、この1月にAX100の後継が出るかどうかが気になっています。
>TKさん
お久しぶりです。TKさんはビデオに特に興味をお持ちなんですね(^^)
>やはりビデオカメラの新機種は減少傾向なんですね。
申し訳ありません。ちょっと誤解を与える書き方をしてしまいました。
今、昨年'14年の発売機種数を数えたのですが、16機種で、今年とさほど差はありませんでした。
メーカー毎の内訳は差があり、'14年に対して今年は、”ソニーが減少、その分を今年はGoProが台数を補っている”ということの様です。
本文中で記載した”減少”という記載の意図したところは二つあって、以下を言いたかったものです。
1) コンパクトデジカメより発売機種数が少ない ←これは厳しい比較相手(^^;)
2) ”現役の”ラインナップ機種数が減少している ←これは多くはJVCがラインナップを減らしたせい
ただ、事実は上記の様なのですが、”この業界が年々元気がなくなってきている”というのも恐らく正しいことなのじゃ?と感じております。
盟主ソニーが1週後のCESでどんな機種を発売するのかしないのか?
もう噂ではアクションカムが出ることは間違い無さそうですが、従来のカムコーダーをどうするのかな?と。
もしソニーが及び腰になるようだと、残りのメーカーで頑張っても、特に廉価な従来のカムコーダー市場は持たせられなくて壊滅状態になるのじゃ?という気がしています。
>大型センサーの民生用カムコーダーという商品形態が広まるかどうかは個人的にも関心のあるところですが、おそらく厳しいのではないかと推測しています。いろいろ理由はありますが、いちばんの難関はボディの大幅な大型化ではないでしょうか。
なるほど。そういう”不文律”があるのですね。
撮像素子周りばかりに目がいって、そこまで分析できていませんでした。
言われてみれば確かにその通りだと思わせられる傾向がありますね。
>現状、ソニーの1型のAX100・CX900と、ソニーや他社も含めた1/2.3型以下の機種では、大きさが違いすぎて、店頭で実際に触って比べてみると、一般のお客さんから見て同じ土俵に乗れているかどうかは微妙なところだと思います。
こちらも言われてみればその通りで、確かに普通に店頭に来て見比べた時に
”こいつは大きいくせに、ズーム倍率が小さい。そして値段が高い。いったい何がいいんだ?”
ってなりますよね(^^;)
ご指摘の通り、筐体を小さくするためにレンズのF値を落として(暗くして)しまうのでは本末転倒ですしね。
やはり、勇んで各メーカー1インチ素子搭載カムコーダーを作らないというのにはちゃんと理由があったんですね。確かに作っても売れないような気がしてきました(^^;)
しかし、そう考えると、今度は逆に”コンパクトデジカメで1インチ素子搭載カメラが受けるのは何故だ?”というのが分析してみたくなる命題ですね(^^;)
①スチルカメラの購買層の方が撮像素子の大きさからくる画質面での恩恵に理解がある(≒見識が高い?)
②カムコーダーの不文律の内、特に”最低10倍以上の光学ズーム”というものがデジカメには無いため、1インチ素子を搭載してもカムコーダーほどには大きくならないため、購買者受けがそこまで悪化しない
上記くらいしか思いつきません。
>今後の機種で小型化が見込めるか、というと、AX100はボディの内部の大半がレンズとのことで、1型センサー・光学12倍・F2.8-4.5・インナーズームというスペックで作った場合、あれより顕著に小さくすることは難しそうです。
↑昨年のCP+だったかで、AX100だったと思うのですが、ソニーブースでカットモデルを観ました。言われて思い出すと全くおっしゃるとおりの内部構造をしてました(^^;)
>とはいえ個人的には選択肢として大型センサー機種も残り続けてほしいので、この1月にAX100の後継が出るかどうかが気になっています。
出るといいですね(^-^)
少なくともハイエンド市場は当面大丈夫なんじゃないかと個人的には思います。
ではCESを楽しみにして、
良いお年をお迎えください!
あけましておめでとうございます。ふだんはほとんどROMですが、今年も記事を楽しみにしております。
ご丁寧な返信ありがとうございます。
> メーカー毎の内訳は差があり、'14年に対して今年は、”ソニーが減少、その分を今年はGoProが台数を補っている”ということの様です。
私も言葉が足らずすみません。
最初のコメントで書いた減少というのは、アクションカム以外の国内勢の従来型カムコーダーを念頭においていました。
アクションカムについては今後も元気だと思います。
> しかし、そう考えると、今度は逆に”コンパクトデジカメで1インチ素子搭載カメラが受けるのは何故だ?”というのが分析してみたくなる命題ですね(^^;)
これについては、ご指摘の理由(1)・(2)の両方考えられると思いますが、(1)は市場規模の違いが影響していそうですね。
別記事でデジカメのほうは数字を引いておられますので改めて書くのも恐縮ですが、2014年の国内向け出荷台数で比較すると、民生用カムコーダーは約114万台(JEITA)、デジカメはレンズ一体型と交換式合わせて約578万台、交換式だけで約180万台
だとか(CIPA)。
http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/shipment/2014/
http://www.cipa.jp/stats/documents/common/cr300.pdf
いずれもここ数年減少傾向にあるとはいえ、デジカメのほうがはるかに需要の母体が大きいので、「少々本体が大きくなってもセンサーが大型であることのメリットを選ぶ」という購買層が、そういう製品のリリースを活発化させる程度に多数存在しているのではないでしょうか。(統計の数字を読み違えてましたらすみません。)
(2)についても、ご指摘のとおりデジカメのほうがスペックや外観の自由度が大きいので、多様な需要に答えやすそうですね。
デジカメinfoさんに近々発表されるパナソニックの1型センサー機の画像が出ていましたが、沈胴式でレンズの明るさを欲張らなければ(F2.8-5.9)、10倍ズームでもこれくらいの大きさにできるようです。
http://digicame-info.com/2015/12/1dmc-tz100.html
デジカメの側でこういった多種多様な機種が出続けるのを見ていると、従来型の民生用カムコーダーはますます厳しいような気がします。
裾野の広さがあってこそのハイエンド市場だと思いますし、市場の縮小傾向が改めて気になるところです(^_^;)
>TKさん
遅くなりましたが、新年おめでとうございます。
>アクションカムについては今後も元気だと思います。
↑意外なことに、GoProが年明けに数百人規模のLayOffを実施するという発表がされていましたね。
一眼カメラと同様、アクションカムも需要があるところには一巡したということの様です(日本はまだという気はしますが・・・)
>裾野の広さがあってこそのハイエンド市場だと思いますし、市場の縮小傾向が改めて気になるところです(^_^;)
今回、パナだけでなく、ソニーもCESで4Kのハイエンドだけでなく、二年振りにFHD機も新機種を発表していましたね(≒裾の製品も発表しましたね)。
やはり、自分で作った市場を、そのまま自分たちが諦めて放棄してしまうようなことはするつもりは無いようですね(^^)
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