デジカメ / デジタルビデオカメラ / スマホ用の撮像素子(イメージセンサ/imager/CMOSセンサ)について、マニアな情報や私見を徒然なるままに述べるBlogです(^^;)
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キヤノンの多目的カメラは、カメラ単体に電源と録画機能がないのでドローン向きではありませんね。
センサーの画素数とレンズのF値が同じなら、検出感度は画素ピッチとは関係ありませんので、光学系が大型化してしまう35mmフルフレームセンサーを監視や観察に使う理由が思いつきません。キヤノンはどのようなユーザーを想定しているのでしょう…。
RX100 IVのセンサーは、32画素が一回で処理されるようですね。インタビューではスタック構造の詳細まで議論しているようですが、おそらく記事として開示できないのでしょう。
>hi-lowさん
>キヤノンの多目的カメラは、カメラ単体に電源と録画機能がないのでドローン向きではありませんね。
失礼しました。おっしゃる通りです。
よく調べもせず、見た目だけで記載してしまいました。
>RX100 IVのセンサーは、32画素が一回で処理されるようですね。
”ベイヤ4画素を1packとして数え、それを8pack同時に読める”的なインタビューやり取りのあたりからでしょうか。
私がよく理解できない(納得出来ない?)のは”32画素が同時に読み出せる”的な言い回しです。
通常CMOSイメージセンサは行順次読み出しなため、何の工夫も無いセンサでも列数画素分(≒数千画素)は同時読み出し出来ています。
そういったことを考えると、個人的には”○行同時読み出し可能”という様な表現にしてもらいたいところです。
ベイヤで1setとかpackとか言う表現では無く、例えば”縦方向32画素が同時に処理できる”という様なコメントの仕方であれば、”恐らく32行同時に読み出し可能なんだな”と解釈も出来るのですが・・・
>hi-lowさん、マニアさん
いつも拝見させて頂いております。
35mmフルサイズセンサは監視・観察用途に不向きという見解に興味がありまして、、
大型化のデメリットは納得ですが、検出感度が上がらない?というのが分かりませんでした。
ここでいう検出感度は画素ピッチと無関係とのことで、センササイズとF値で決まる画角のようなものを仰ってるのでしょうか??
単純に低照度の被写体を撮像対象としている場合は、19um□画素の光の利用効率は十分価値あるのかなと思いまして…(^^;
> chiffon さん
ごめんなさい、説明が間違っていました。
「光学系全体の検出感度は、1個のPDにどれだけの光子を照射できるかで決まり、画素ピッチとは関係ない」と言いたかったのです。光学系の設計に必要な要件は「画素数、画角、感度」で、それを最適化した結果として画素ピッチが決まると思います。
同じレンズを使う場合は、画素ピッチが大きなセンサーの方が、1個のPDに入る光子数が多くなりますので、感度は良くなります。また、F値一定で全体を縮小すると、その分感度も悪くなってしまいますね。
>hi-lowさん
詳細にご説明頂き、ありがとうございました。
なるほど光学系の設計から考えると、、
欲しい入射光子数(感度)⇒F値変える(レンズ条件)
さらに、欲しい画角⇒センササイズ
さらに、欲しい映像解像規格⇒画素数(少なくともレンズ解像本数>センサの解像能)
とすると確かに画素ピッチ関係ないのですね。
認識あってますでしょうか…(^^;)
この多目的カメラもレンズ固定じゃないし、如何様にもなるのかな。。
監視系よりは、もっと自由度のない撮影環境での使用がメリットありそうな感じがしてきました。
ありがとうございました!
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